さよならインプレッサ・ファイナル(長野・山梨編)1-八ッ場ダム・草津と渋峠2020年09月13日 15:50

今年の夏は、本当なら買ったばかりの新車で旅行に行くはずでした。
しかしながら、天下のトヨタといえどもコロナ禍の影響でしょうかそれとも人気が出て生産が追い付かないためでしょうか、新車の納車日が契約時に聞いていた予定よりも3週間近く遅れた9月20日になってしまいました。
そのため、「これが最後のドライブ」と決めた奥久慈ドライブの後にもう一度インプレッサのさよならドライブをすることになりました。

ともかく、旅行の予定も休暇の予定も当初の予定通り出発です。
朝早起きして、関越自動車道に乗り、渋川伊香保インターチェンジを目指します。今日の関越道は天気も悪いことやシルバーウィークの1週間前ということもあり、あまり渋滞しておりません。
(前面展望写真は全て助手席より撮影)
渋川伊香保インターチェンジで高速道路を降り、国道17号→353号→145号と乗り継いで、第一の目的地である八ッ場ダムへ向かいます。
ここは今年の春3月に完成したダムで、1967年にダム建設の位置を決定してから半世紀以上かかって完成したました、激しい反対運動もあった事や政治の紆余曲折を経てようやく完成に漕ぎ着けたものです。
昨年秋の試験期間中に、まだ完成していないにも関わらず大量の洪水を貯め、利根川を洪水の危機から救ったとして有名になりました。
複雑な歴史を積み重ねてきた八ッ場ダムですが、今日も雨天という事もありダムは放流中で、多くの観光客で賑わっていました。

八ッ場ダムを見た後、さらに上流に車を向けて草津温泉へと向かいます。
毎分3万2300L以上の自然湧出量を誇る、日本でも有数の温泉地の草津温泉です。まずは草津温泉のシンボルである湯畑を見学。雨にも関わらず、多くの観光客で賑わっていました。
その後、5分ほど車を走らせて、より上流にある西の河原露天風呂に行きました。ここは総面積男女合わせて500m2を誇る日本有数の大露天風呂があります。駐車場から徒歩で10分ほどかかりますが、大きな風呂に浸かり、ここまでの運転の疲れを癒します。
時間は午後2時、草津温泉で軽いお昼ご飯と思いましたが、目当てにしていた店は本日閉店との事。妻が「そばがき(そば粉で作った団子状のもの)を食べたい」とのことで、観光案内所で探してもらいましたが、扱っているお店はありません。がっつり食事というほど腹も減っていませんので、スーパーでバナナを買って昼食の代わりにしました。あまり地元にお金を落としていないです。

ここから万座温泉・渋峠を抜けて志賀高原に向かいますが、あいにく今日は国道292号の草津白根山の火口周辺(殺生河原〜万座三叉路)が視界不良で通行止めという事ですので、一旦嬬恋村まで降りて万座ハイウェーで迂回します。万座ハイウェーは通行料金が1070円かかる有料道路ですが、山道ではあるものの急な勾配もなく快適に走行できます。
渋峠までの道路は、今日は天気が悪くて視界も効かず、標識も足りていないようで、走っていて不安になります(万座ハイウェーを降りてから何回か道を間違えた)。
そして万座ハイウェーを降りて30分ほど雲の中の山道を走って到達した本日のクライマックス。渋峠の国道最高地点。
標高 2172mの高地ですが、あいにくのガス天気で、何も見えません。国道最高地点の石碑を背景に、インプレッサのラストランに相応しい写真を1枚パチリ。
そのまますぐ近くの渋峠ホテルに向かいます。ここで日本国道最高地点到達証明を購入。到着したのが午後3時半過ぎで売店は閉まっておりましたが、ホテルのフロントに声をかけて証明書を売っていただきました。
長野県側に入ると、天気が回復してきて、ホテルに着く頃には虹がかかっておりました。
これで今日の運転は終わり。総運転距離は270km。視界が効かないガスの中の運転は気を使いました。
今日は志賀高原発哺(はっぽ)温泉のホテルに泊まりました。5階建のホテルに対して宿泊役は自分たちも含めて3組のみとほぼ貸切状態です。宿はwi-fiが入らずインターネットは携帯でしか見れないことからやる事があまりなく、2度3度とホテルの大浴場に浸かりました。

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