春の行楽シーズン/オフピーク青森の旅02:十二湖とリゾートしらかみ三兄弟2013年04月23日 00:42

秋田で下車。駅前のうどん屋で朝食をいただいたら、いよいよ五能線へと向かう「リゾートしらかみ」への旅です。
今回当初は五能線に行く予定ではなかったのですが、「十二湖行きたい」とリクエストのあった妻の要望をふまえ、工程を変更しました。
で。ホームで待っていたのは。。。
ハイブリッド・リゾートしらかみ
投入されて間もない、ハイブリッドのリゾートしらかみ「青池」でした。

この車両は、普通の気動車・自動車と異なり、エンジンで発生させた回転力で一旦電気を起こし、その電力でモーターを駆動して動かすものです。
こうすることで、エンジンは効率の良い回転数でのみ発電機 として使用し、エンジンが効率悪いところはモーターで駆動、減速時はモーターを発電機代わりに使用してバッテリーに蓄電することで、エネルギーを効率的に無駄なく使用できます。
これで、在来の気動車の90%の燃料で、電車並みの静かさと快適性で運行する事が出来ます。

東能代から五能線に入り、能代駅ではバスケット大会が開かれていました。
もとバスケ部の我が嫁は本気を出してシュートを決め、粗品をいただいてきました。
私? お 察 し く だ さ い。

十二湖駅
そんなこんなで秋田を出てから2時間で十二湖駅到着。ここからバスに乗り換えて青池のある奥十二湖を目指します。

バスに揺られて20分、奥十二湖は凄く透明で神秘的な青色でした。
十二湖「青池」
陽射しや風波で変幻自在の姿を見せる青池、池の底までくっきり見える透明な池の美しさに夫婦で感動。

青池周辺で1時間の散策コースを通って行くと、まだ4月17日に山開きをして間もないので、ところどころ雪が積もっていました。連休中に十二湖に行かれる方は、足元の良い靴でいった方がいいかもしれません。
まだ雪の残る散策路

旅行に行ったときは冬が舞い戻ったような寒さで、1時間の散策でも凍えてしまいましたので、ギリギリまで十二個周辺にとどまる工程を短縮。
散策の終わりの「十二湖庵」で名水で淹れた抹茶を味わって退散することにしました。
十二湖庵の抹茶

1列車早めて温泉に移動しますが、来たのはリゾートしらかみ3兄弟の「ブナ」編成。当初予定になかった「リゾートしらかみ3兄弟」制覇を果たすことになります。

指定券を奢ったのですが1停車駅だけ乗って、ウエスパ椿山で下車。
そのまま海に面する露天風呂が評判の「黄金崎不老ふ死温泉」に入ります。潮臭く鉄臭い独特の露天風呂を堪能しました。
まだ冬の荒波が打ち寄せる日本海と空を舞うウミネコ。塩分が強くちょっとヒリヒリしますが、露天風呂のちょっと温めの湯が気持ちよいです。

ウエスパ椿山と温泉
1時間ほど温泉を堪能した後、ウエスパ椿山駅に戻ります。
ここは地元の深浦町が第三セクターで開発したリゾート地で駅まであるのですが、季節が悪いのか広々とした施設配置の影響なのか、なんだか閑散としています。
それでも歩いて5分くらいのところに温泉があり、時間に余裕がありましたので立ち寄ってきました。
ここは透明な湯ながら結構塩辛く、海辺の温泉といった感じです。入浴料も500円と安く(リゾートしらかみ乗車証で半額)、地元の人で賑わっています。

午後4時 半、青森に直通するリゾートしらかみ5号がウエスパ椿山に到着。予定通りオレンジ色のくまげら編成でした。
あとはこれに乗って今晩宿泊地の青森に行くだけ。車内に乗り込み、振替乗車券を購入した後、1日目の無事を祝って乾杯♪
リゾートしらかみ くまげら

日暮れにはちょっと早い時間でしたが、そろそろ暮れようとする夕陽が日本海を照らすのも乙なもの。
十年以上前にはじめて五能線に乗った時に通過した千畳敷も今回は通過です。
千畳敷
そのまま2時間以上乗り、夕焼けの岩木山を見てから青森まで行きました。
今日はここまで。


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