GoToトラベル!晩秋の南信ドライブ旅行〜2日目 ― 2020年11月30日 10:29
GoToトラベル事業を活用した秋の信州旅行2日目、日曜日です。
朝は上諏訪温泉で遅くまで休んでから、上諏訪温泉旅館街にある片倉館を訪ねます。
ここは昭和3年に、地域の財閥により地域住民に厚生と社交の場を提供するために作られた公衆浴場です。
銭湯では他では見られない洋館風の造りと、昭和レトロな雰囲気が今なお残る公衆浴場で、映画「テルマエ・ロマエⅡ」のロケでも有名になった建物です。
ここから中央自動車道に乗ります。途中、諏訪湖を南岸から見渡せる、諏訪湖パーキングエリアで一休み。
この角度から諏訪湖を見るのも久しぶりです。夜は夜景がさぞ綺麗なことでしょう。
岡谷ジャンクションで長野方面と分岐し、天竜川沿いの伊那谷沿いに走っていきます。
伊那谷は川が流れている場所は谷のような地形ですが、川から離れた中央高速道路のあたりは扇状地の上のなだらかな地形で、丘のように開けています。
伊那谷を降った一番の目的は、伊那谷で食べられる「ローメン」。
これは、保存ができるように蒸した中華麺をキャベツと羊肉で炒めた料理で、響きの良さもあって平成初期から伊那名物として広く有名になった料理です。
日曜昼間も伊那市駅前は人一人見かけぬ閑散具合でしたが、ローメン発祥の店と言われる中華料理屋の「萬里」に入ってみます。
周りは伊那市の飲み屋街と言うことで昼間時間帯は閑散としておりますが、店の中は賑やかで、日曜昼の酒盛りを楽しんでいるお客さんも複数見かけました(イイナァ・・・)。
注文して15分ほどでローメン着丼。
最初何もつけずに食べてみますが、味は塩味が薄くついた野菜炒めと言う感じです。あまり羊肉の臭みを感じることはありません。そこにお店の指示通りに順を追ってソース、酢、ごま油、七味、おろしニンニクを加えていくと、味に深みが加わって美味しくなります。
お土産ローメンまで買って満足の一杯を完食。
ここから木曽谷方面に抜けますが、途中国道361号線は土砂崩れのため通行止め。
奈良井ダム沿いの県道を使って国道19号までは迂回できます。もっとも、これからの季節は雪の装備が必要になるかもしれません。
旧中山道沿いの中央本線と国道19号が通る木曽谷に移ります。木曽谷は木曽川沿いの渓谷が延長60kmも続く大きな谷です。
木曽谷を降る途中の上松町に立ち寄ります。赤沢の木曽森林鉄道の遺構が残されている赤沢自然休養林に向かいますが、19号から逸れた途中で営業期間が気になって電話したところ、11月29日の時点で既に今季の営業を終了しているとのこと。途中で確認して良かったです。
国道19号に戻る途中見た木曽駒ヶ岳は、もう雪がかぶっていました。
ここから、木曽川が険しい地形を噛む寝覚の床に向かいます。
寝覚の床付近は立ち入りは有料ですが、レストラン・土産物店のねざめ亭は、寝覚の床と中央本線を上から一度に眺められるスポットです。
展望台には、鉄道通過時刻が記された時刻表も(笑)。
ちょうど普通電車が来る時間帯でしたので、寝覚の床と山と電車とが入る画角で、スマホでお手軽に撮影。
ちょっと上の山と線路が切れてしまいましたが、どうでしょ?
さらに40分近く国道19号を下り、岐阜県に入り中津川に到着。木曽谷の長い谷をようやく抜けて開けた街につきました。
ここは栗が有名で、家族の誘いに応じて、栗ぜんざいをいただきました。
お餅が2切れ入っており、500円で食べられるぜんざいとしては大変ボリューミーでした。
山がちな地形のため、ここで日が暮れてしまいます。
今晩の宿は昼神温泉。ここから中央自動車道で恵那山トンネルを抜けて長野県に戻ります。
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