サウスショア線電車と武蔵野線103系の動力整備2026年04月08日 05:30

新幹線の動力を改造して入れたもののショートするばかりで全く走らなかった、「最後のインターアーバン」ことアメリカはシカゴ近郊サウスショア線の2階建電車(アメリカでは、このデカいのが路面を走っていたのです!)。
ショートの原因を探っていたところ、動力ユニット上部の導電パーツとウェイトにあると見ましたので、導電パーツの固定方法を変更。
写真は導電パーツの固定方法を改良したサウスショア線電車の動力
従来、導電パーツは室内パーツに固定され、それを爪で動力ユニットに固定ていましたが、動力ユニット切削の影響で固定用爪まで削ったものを無理やり動力ユニットにネジ止めしていました。多分このネジがいけない・・・ということで、室内パーツを廃棄し、導電パーツを直接両面テープで動力ユニットに貼り付けます。耐久性は・・・まぁ駄目になったら両面テープを貼り替えれば良いので、あまり気にしないことにします。
この方法で整備した動力ユニットを試運転してみますと、今までの不機嫌が嘘のようにスルスル走りました。

気を良くして上回りを両面テープで固定して2両編成を組みます・・・素晴らしい。路面を走ったマンモスの姿が蘇ります。
写真は整備が完了したサウスショア線の電車
同じく整備が完了したニューヨーク地下鉄と並べます。同じ電車なのに、親子ほどの量感差があります。。。
写真はサウスショア線電車とニューヨーク地下鉄

あわせて、何故か動力車が編成内に2両いた武蔵野線103系。
写真は動力車が2両いた武蔵野線103系
編成内に動力車は2両も必要ないので、これに動力なしのジャンク車両を用意します。
写真はジャンク車体とモハ103動力車から各々床下を外した状況
作業は工作と呼べるものではないくらい簡単で、動力車1両の動力ユニットを外し、買ってきた動力なしの床下をポン付けするだけ。あとは連結面のカプラーを交換してあげます。
写真はモハ103動力車のT車化加工完了状況

403系K603編成の工作15_車体塗装のやり直し2026年04月05日 17:38

先週末車体の塗装をした403系。しかしその仕上がりと言えば・・・マスキングの色が派手に吹き込んだり、塗料が下の層ごと剥がれている箇所が複数箇所見られ、とてもこのままでは完成させられないと思い、一旦塗料を剥がして再塗装することにしました。
写真は塗装の剥離作業状況
当初の工程では、403系は4月末予定の引越し前に完成させる予定でしたが、塗装をやり直すことにしたので、それも無理になりました。どうやって工作中の車両を引っ越しさせよう。。。
 
塗装を全剥離し、隙間埋めの溶きパテが流れたところに溶きパテを補ってヤスリ掛けをし、塗装剥がれの原因の一つである車体についた手指の脂を丁寧に洗剤で落とし、しっかり車体を乾燥させます。
写真は塗装前の準備が終わった車体
 
 車体の再塗装を開始します。まずは下地のピンクサーフェーサーから。今度こそ厚塗りにならないように、またザラザラにならないようにうすめ液で1:1ぐらいに薄めて少量ずつ車体に吹き付けます。
 ピンクサフが乾燥したら、車内色の白緑色を車内に吹き付けて乾燥させます。
写真はピンクサーフェーサーと車内色の塗装状況

 下地塗料が十分に乾燥したら、帯色のモリタ青20号をうすめ液で薄めて帯部を中心に何度か車体に吹き付けます。帯のマスキングはこの状態でしっかり乾燥させてから。
写真は帯色の青を塗装した状況
 青帯マスキングのやり直しです。前回サーフェーサーから塗膜が剥離した原因の1つとして「マスキングテープの粘着力が強すぎ」が考えられます。そのため、マスキングテープは使用前に2〜3回別の箇所に貼って剥がしてを繰り返して粘着力を落としてから使用します。
写真はマスキングテープの貼って剥がしての状況
 また、マスキング箇所からの滲み吹き込み防止のため、マスキング後、マスキング箇所に濃いめに溶いた青帯色を薄く吹き付け、隙間を塗膜で埋めます。前回は塗膜が厚くなるのを嫌ってこの作業を省略したのも「敗因」の1つです。
写真はマスキング箇所の塗装状況
 
1日放置し塗料を十分に乾燥させた後、アイボリー色のベースとなるアルティメットホワイトをごく薄く塗り重ねます。塗り重ね後、アイボリー塗装前に再び1日塗料を乾燥させます。
写真はアルティメットホワイト塗装状況
満を持して車体色のクレオスホワイト17875を再塗装。最初は濃いめに溶いて吹き付け、1〜2回重ね吹きし、最後は塗料を薄く溶いてもう一度吹き付け、全体の色調が等しくザラ付きが出ないようにしました。
写真はホワイト17875の塗装完了状況

最後、貫通幌をシルバーに塗って放置。
塗料がしっかり乾いたところで、試しに先頭車2両のマスキングを外します。
若干整えが必要な箇所はありますが、前回よりはだいぶ綺麗に仕上がりました。
写真は先頭車2両のマスキング剥がし状況
中間車のマスキング外しは、屋根を塗ってからです。。。

最後に、今回から、エアブラシ塗装の薄め液は、各方面で (・∀・)イイ!!と評判のクアトロポルテのマルチシンナーを使いました。
今はどこのネットショップを漁っても品切れですが、某ネットショップで最後の在庫と思われる1本を無事入手。
試しにこれで希釈して塗料を吹いてみたところ、表面が均一にツヤツヤになります。それなりに値が張るだけあって、確かにいい製品です。
時節柄なかなか難しいかもですが、再生産を激しく期待する製品です。
写真はクアトロポルテのマルチシンナー

鉄道模型マニアの引越'26-3_新居の整備2026年04月04日 22:00

引越し自体は4月下旬に執行ですが、新居となる社宅は4月頭より借りられましたので、通ってチマチマ清掃と整備を進めていきます。
まずは洗面台のカビ取り。
写真は洗面台のカビ発生状況
賃貸住宅と異なり我が社の社宅はカビ取りとか畳交換とかは自費で直す必要がありますが、まぁ見たところ健康被害が心配になるレベルで酷かったので、仕方なく業者に来ていただいてカビ取りの見積をお願いしました。

引き続き寝室の畳交換のため採寸。Nゲージ鉄道模型をやっていると「畳1畳のレイアウト」にどうしても憧れがあり、畳のサイズは182cm×910cmと刷り込まれている鉄道模型ファンの人も多いと思います。しかし今回借りる社宅の畳は「ゴハチサイズ」と、これまた鉄道ファンには嬉しい響きのコンパクトサイズ。採寸したらサイズは173cm×86cmでした。
写真は畳の劣化状況
しかしカビ取りの見積費用が思いの外掛かること、カビ取り業者に聞いてみたところ畳にカビは生えていないことから、畳の交換は今回はしないことにしました。

さらに襖の確認。どうしてこうなったレベルにボロボロです。これで去年まで住民が居たというのですから驚きです。
写真は襖の劣化状況
襖は入居後にDIYで補修することにしました。

あとはせっかく来たので清掃できるところは清掃をしておきます。

DE10の動力の整備2026年04月01日 05:00

今日から転勤で新しい職場となりました。新しい職場でも健康で勤めたいものです。

1月の下館レイル倶楽部運転会で、まともに走らなかった真岡鐵道SL回送列車を整備します。
こちらは動力ユニットを抜いたDE10の、ウェイトを抜いて軽量化します。DE10のウェイトは、車体内側全体に収まるよう特徴的な形をしています。
写真はDE10のウェイト
ライトは点かなくなりましたが、試運転の結果SLの動力だけで勾配も軽々と登るようになりました。劇的な走行性能改善です。
写真は真岡鐵道SL回送列車の試運転状況
ただ、これだと流石に軽すぎて、安定して走らなそうです。
再度車体を分解し、エンジンフードの奥に、余っていた付随車用ウェイトを瞬間接着剤で接着し、適度に補重しました。
写真はDE10へのウェイト接着状況

と、ここまで工作して気が変わり、モーターを積んでいるDE10がもう1両おり、これも他のモーター車と連結して大丈夫なようにしたいと思いました。
具体的には、車輪と線路の抵抗を増やして駆動力を増すためのゴムタイヤを普通の金属車輪に交換して、車輪の空転を認めることで多少性能の異なる動力車を連結しても安定して走るようにします。かつて整備したGMツインモーター動力の東武30000系や、他車と連結して遊ぶことの多いクモユニ74も、同じ考えでゴムタイヤを普通の金属車輪に交換しています。
という訳で、2両いるDE10の台車を分解。
写真はDE10の台車分解状況
引き続きモーターを活かして動力車になるDE10のゴムタイヤ車輪と、モーターを外したDE10の金属車輪とを交換して、再度組み立てます。
写真は車輪を交換したDE10

再度下館レイル倶楽部で2両のDE10を持ち込み試運転。
写真はDE10の試運転状況
これで、動力車のDE10も蒸気機関車と連結して負荷なく運転できるようになりました。

京王8000系青帯の再塗装2026年03月29日 07:02

今年1月に塗装済キットを加工して作った京王8000系ですが、クリアー塗装に失敗してところどころ青帯が滲んだりピンクと青帯の間のシルバーが無くなったりしておりました。
「青帯は塗り直す」宣言をして一旦は完成させましたが、403系の塗装に合わせて京王8000系の青帯を塗り直すことにしました。

まずは青色のチョイス。京王8000系の青帯は「京王ブルー」と題する独特な青色で、近似色を探すところから始めます。手持ちの青色をジャンク車体に塗って、色味の確認をします。
写真は京王ブルーの近似色を探すためにジャンク車体にブルーをいろいろ塗った状況
塗装前の車体の青帯と見比べてみた結果、403系の時と同じくモリタの青20号が一番近い色と解釈しました。
写真は京王ブルーとモリタ青20号との比較状況

次に車体のマスキング。青帯とその上のステンレス素地とを再塗装しますので、ピンク帯と青帯下のステンレス素地、それと車端部とドア周囲をマスキングします。
写真は帯塗装部のマスキング状況
ドア部は塗料が滲まないよう、カッターで切り込みを入れて車体と密着させてからマスキングゾルを上塗りします。

マスキングが終わったら、青帯の塗装。モリタの青20号塗料を濃いめに希釈して、エアブラシで塗装します。
写真は青帯の塗装状況
塗料が乾いたら、0.4mm幅のマスキングテープで青帯部分をマスキング。青帯とピンク帯の間に、僅かにマスキングされていない部分が残されますが、ここにシルバーを濃いめに希釈してエアブラシで塗装。
写真はシルバーの塗装状況
塗料が乾いたらマスキングを外します。
何ヶ所か意図しない塗装になったので、再度マスキングしてからエアブラシでタッチアップ塗装。
その結果、こんな感じに仕上がりました。
写真は青帯の補修塗装完了状況
若干元より青帯が太くなった気がしますが、自分のマスキング能力では0.4mmより細いマスキングは出来ないためここは妥協。また一部青帯とピンク帯が車体色のシルバーを介さずに接続している箇所が出てしまいました。
それ以外は大分マシになったので、これで車体を元通り組み立てます。
写真は元通り組み立てた京王8000系
青帯を塗り直した京王8000系、あとは動力ユニットの換装が残っています。