やこうれっしゃ2010年09月16日 22:59

昨日は人間ドックで休暇でした。
終わった後、研修で上京していた友人と呑みまくって終電見送り・・・今日はカプセルホテルから出勤しました。

飲み屋を渡る途中に寄った本屋で絵本「やこうれっしゃ」が売ってましす。友人が勧めるままにパラパラしてたら・・・・
やこうれっしゃ(福音館書店)
な に こ の 絵 本 素 晴 ら し す ぎ 
いつの間にか即買いしてました。

1980年前後の、旧型客車で運行されていた金沢行きの寝台急行の一晩を絵本に仕立てたものですが、表紙がいきなりEF58電気機関車!!これだけでゴハン3杯は軽くイケます。
で、夜行列車といえば上野駅。大通路の上から見た絵のページをめくると・・・
懐かしの荷物車
今は亡き荷物車ですよ。積まれてる荷物は新聞っぽいですね。
定刻になり列車は上野駅を発車、駅北口のネオン街と思われる一帯を通過します。
「やこうれっしゃ」の車内
絵本は車内を唐竹割にして、夜行列車の乗客の様子を描いています。しかし、注目していただきたいのは台車。旧型客車の台車(TR47とTR23)をちゃんと書き分けているではないですか。
列車はしばらくして長いトンネルに入ります。
夜行列車トンネルに入る
普通車の乗客も一人一人丁寧に描かれています。
で、トンネルを抜けると・・・
雪国を走る客車
雪国でした。

本当にいい仕事している絵本でした。皆様もご一読あれ。

コメント

_ AR-2 ― 2010年09月17日 06:52

おはようございます。

鉄道絵本では著名?な作ですね。確か表紙が熊本市電の新車のRF誌(1981年頃)における
絵本特集内でも絶賛されています。乳飲み子をデッキであやす母親、それを気の毒そうに見守る専務サン・・・。
時間的経過と併せて編成全体の様子を追っていく描写は、発刊四半世紀を越えても色褪せないほど画期的。

ゴハチが金沢に入線しても誰も文句は言いません(笑

_ 会長 ― 2010年09月17日 23:19

あ~、これ昔家にあったな~。
まだあるかな~?

_ クロポ415@泥酔状態 ― 2010年09月18日 02:23

コメントありがとうございますm(_ _)m

>AR-2さん
客車のディティールまで詳細なコダワリがありながら、何故金沢駅までEF58!???
作者さんは、考えた結果敢えてそうしたに違いないと確信してるのですが、その理由はいくら考えても想像できません。。。。

>会長さん
ちょうど世代的にジャストな絵本ですね。
絵本が家に残っているとするなら、それはご両親が素晴らしいものを残したと思います。

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