鬼怒電ものがたり'24-万博車とサステナ車両01(着工と東急9000前面の工作) ― 2024年11月17日 04:10
バスも完成して次回作をどうしようか、ストック箱を見てみた結果、「現代の鬼怒電」を作ることにしました。
作る車両の1つは、鉄コレの121系をベースにして、1985年の科学万博を控えて新造した自社発注の「万博車」。実物の関東鉄道でいう、キハ0に当たる車両です。
もう1つは、GM東急9000をベースにした東急9000払下げ車を作ります。コチラは某「サステナ車両」候補車として有名ですが、その前の大井町線転属に伴う短編成化で余った中間車を先頭車化改造し、まとまった数が鬼怒電に払い下げられた、という想定です(実物の短編成化で余った車両は全て解体され部品取に廻されたものと思われます)。
まずは東急9000払下げ車の前面。せっかくの先頭車改造車の想定ですが、東急7000キットのオマケパーツ(?)の東急9000?1000?前面パーツを使用します。
窓ガラスは現行キットのガラスパーツを使おうとしましたが寸法が合いません。
窓ガラスの問題は棚上げし、前面はこのオマケパーツを使用することにし工作続行。
実物の東急系の先頭車改造車は、手抜きに近いあっさりした前面のディティールが多いですが、それではあんまりなので、多少なりとも表情豊かな東急9000・1000の前面ディティールを活かしたものにします。ただし運行番号表示・種別表示は要らないのでパテで埋めて削り出します。
宇都宮ライトレールの模型 ― 2023年09月09日 04:44
出張で都内に出たついでに、8月25日に発売になった宇都宮ライトレールHU300型の模型と動力ユニットをゲットしてきました。
開封します。ライトレールの電車だけでなくステッカーと停留所キットが付属。停留所キットは近代的な模型でいろいろ応用ができそうです。
で、早速動力化しました。別売の動力ユニットをポン付けするだけです。
1点気になる点が。他の新潟トランシス路面電車に比べ先頭が長いため運転席周りがスカスカになりますがキニシナイ (・з・)
アンテナ取付用に、説明書に従って製品に孔を明けます。
別付パーツのアンテナは使用せず、ストックしていたトミックスレッドアロー用アンテナ(JA02)を使用しました。いい感じです。
合わせて、もう1個動力ユニットを買ってきて、先週組み上げたばかりの自由型鬼怒電モハ420(運輸省規格型・模型は富山地鉄の塗り替え)動力化しました。説明書をよく読まずに18m級動力を買ってきたため、ちょっと阪神電車のようなロングホイールベースになりました。
最後は、鬼怒電と宇都宮ライトレールとを合わせて、もしかしたらの時空を超えた宇都宮駅東口でのランデブーを。
鬼怒電ものがたり-元西武+運輸省規格型の工作(下回り→完成) ― 2023年09月02日 12:50
鬼怒電の元西武+運輸省規格型電車電車を仕上げます。
台車。
元西武のクハは手持ちパーツの有効活用を目指し、台車はのグレーのDT11を履かせました(本当はDT10の方が良いのですが)。
運輸省規格型のモハは、そこそこ古めの外観をした鉄道コレクション付属の台車(形式失念)を履かせ、「近代化された釣り掛け駆動車」の雰囲気が出るようにしました。
床下機器。
運輸省規格型は将来の動力化を考えて製品の床下のままとしました。
一方、西武中古は最近発売されたグリーンマックスの旧型国電床下機器を奢りました。ブレーキシリンダーが立体的でいい感じです。
西武時代の実車は発電機とコンプレッサーはクハ・サハに分散配置されていますが、「鬼怒電」ではこれらの補助機械はモハに集中搭載されているという設定なので、模型でも取り付けていません。
ここまで来て屋根の追加工作。
私鉄といえばL字型無線アンテナ。という訳で我が家に大量にストックがあるトミックスレッドアロー用のL字型無線アンテナを「鬼怒電」の電車達に付けてみました。
私鉄感マシマシでいい感じです。
最後に、ライト周りに色入れ(ラッカー系塗料のシルバー+テールライトはエナメル系塗料のクリアレッド)をし、前面窓裏に方向幕を貼り(103系キットの「取手」を流用)、完成です。
で、出来上がった鬼怒電の模型を肴にニヨニヨしながら一杯やっている時に思いついたのが、旧作の「大井川鐵道ベースのモハ+小田急ベースのクハ」と今回の2両とを組み替えてみては?というもの。
鬼怒電ものがたり-元西武+運輸省規格型の工作(屋根・ナンバー) ― 2023年08月30日 01:30
「鬼怒電」の工作。
引き続き、10年以上前に車体の塗装まで漕ぎ着けたものの、屋根の加工で挫折してた富山(運輸省規格型)+西武(451型クハ)の編成の工作を再開します。
パンタグラフ以外の屋根のモールドを孔埋めしたり削ったりで、フラットな屋根を作ります。
その後、ベンチレータ取付部に孔を明けてから、屋根板にジャーマングレー(タミヤTS-4)を塗ります。
屋根の塗装が乾いたら、ベンチレータなど屋上機器を接着します。
元西武のクハは、GMキットの余りの西武用大小ガーラントベンチレータを接着、元富山のモハは1列ベンチレータ・1灯式ライト(銀河モデルの100ワットライト)を接着。「元富山」の雰囲気が薄れて平凡な私鉄電車風になり、だいぶ雰囲気が変わりました。
屋根を車体に組み付けてから、実車の設定を考えつつナンバーを転写。
元西武(元クハ1471、という設定)は奇数向きクハとしてクハ1801を、元富山の運輸省規格型モハ(こちらは自社発注車という設定)は、モハ420の番号をあてがいました。
クハは同じ元西武451系のモハと編成を組んでいたのですが踏切事故でモハが廃車となり半端車になった、という想定です。
鬼怒電ものがたり-103系譲受車の再工作(屋根) ― 2023年08月27日 15:27
鬼怒電103系譲受車こと2500系を完成させます。
仕上げは屋根の復元工作。不自然にラジオアンテナやインバータを載せていましたが、やはり不自然なので撤去してグローブベンチレータを再び載せます。
撤去跡を平らにして、軍艦色(クレオス#32)を塗ります。
その後、余っていたベンチレータにミディアムシーグレイ2(タミヤタミヤ#AS-32)を塗って、パンタグラフを塗装済みの手持ち品に載せ替えて完成です。
【鬼怒電103系譲受車 まとめ(2015.1-2023.8)】
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