改めて「実景をスケールダウンしたレイアウトモジュール」を考える ― 2011年02月13日 20:11
私の考えですが。
そもそも鉄道模型というのは「共通のインフラ規格」がまず最初にあるべきものと考えます。同じ線路幅、同じ走行性能、だいたい同じ車両断面と建築限界。それらが他との互換性をどれだけ持つかが、この趣味の発展で一番重要な事だと思います。実感性も大事ですが、私はこの「規格の普遍性」の方がより大事だと思います。
ということで、Nゲージ・HOゲージの鉄道模型で遊んでいる私ですが、私もお世話になっているCKCモデラーズクラブ、次回の競作テーマが発表になりました。「実在する風景をモデルにしたモジュール」。。。
既にテーマと大体合ってるのがあります。それは・・・真岡鉄道折本駅
。
しかもこのモジュール、仲間内で決めたモジュールの規格にうまく嵌まるように作っています(「実景をスケールダウンした」ことよりも「実景をうまく『規格』に落とし込めた」ことに満足しています)。
これをそのまま・・・だと、「競作」の趣旨に合わないので、劣化が進む点の補修や不満に思っている点の改修も兼ねて、こいつを作り直すことにしました。
不満に思っているのは・・・
- 「模型で4両編成を停められる」ことを最優先に作ったため、改築の痕跡がはっきり残る待合室廻りの上りホームが実感味に欠ける
- 奥行きがちょっと足りない手持ちの本棚に収納することを想定して、モジュール規格に納まりますが若干スリムな奥行き200mmとしました点で、限界まで(といっても30mmほどですが)幅をとり、もうちょっと風景を作り込む(写真参照)
- 高さ調整機構が無く、いろいろ持ち込んだ時に不具合がある
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