高さの調整方法 ― 2009年01月19日 22:11
レイアウトモジュールでは、基盤面から線路までの「高さ」が非常に大きな問題になります。これが出鱈目だとモジュールレイアウトを走る車両は脱線頻発、大学鉄研のレイアウトモジュールでも「高さの調整」には散々苦労した覚えがあります。また、この「高さ」さえうまく調整できれば、平面的な線形はアダプターモジュールを介することによって、異なる規格のモジュールとも接続することができます。
自分たちがモジュールレイアウトを組んで楽しんでいるCKCモデラーズクラブでは、「Fine Truckの道床下端は、モジュール下端より65mm高い位置とする」とルール化されていますが、上に示したような理由から、高さ調整ができるようにすることにしました。
CKCモデラーズクラブでも、seibu_mania氏や赤緑氏でアジャスタの採用が公表されています。
で、高さ調整をどのようになっているか、模型仲間にいろいろ聞いて勉強し、手に入りそうなものを試しで買ってみました。いろいろ事例を紹介していただいた模型仲間への感謝もこめて、調整方法をここで紹介したいと思います。
(写真上)既存のレイアウトモジュール(角材で高さ65mmで制作済)を高さ調整可能バージョンに改造する方法では、「高ナット」を使用し、高さ調整用のボルトを高ナット内に納めてしまう方法です。これは路面モジュールで採用されている方法ですが、路面モジュールよりも大きくて重いNレイアウトモジュールで採用できるか、接着剤のみに頼らなければならないと考えられる高ナットの固定方法が課題です。
(写真下)これから作るモジュールには、鬼目ナットJタイプ(「鬼目」と名乗っているものの鬼目ではなく、ナットと一体になった基礎部もろともネジ止めする)を用いて高さ調整用ボルトを保持する方法です。考え方はseibu_mania氏の方法に近い(「M8のアジャスター用座金」が手に入らなかったので、形や機能が近い「鬼目ナットJタイプ」で代用)ですが、こちらは既製作済のモジュールには採用できない(高さを結構喰う)点やネジ止めが2箇所で強度面で不安があるといった問題が考えられます。
考えていても仕方ないので、サンプルを買ってきて色糸試しています・・。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。