あけましておめでとうございます & ミニレイアウトの工作34-道路と線路の再塗装2015年01月01日 08:00

あけましておめでとうございます。本年も泥酔鉄道ブログをよろしくお願いいたします。
今年は、家から近くにある東大宮の陸橋で、初日の出を拝みました。

夜が明ける前、2014年の暮れから2015年の未明にかけて、テレビを見ながらミニレイアウトを弄っていました。
アスファルト舗装面の塗装が、どうすれば実物に近くなるか気になっていたのですが、年明け前に近くのおもちゃ屋に行き、プラカラーのうち近そうな3色を適当に見繕ってきました。
そのうえで実際に塗料を試し塗りし、実物の写真(写真下)と見比べてみてみます。
選んだ中では、写真一番左の「Mr.カラー36 RLM74グレーグリーン」が一番実物の色合いに近そうです。グレーの濃さやちょっとグリーンがかっていて、少しクセがあるのが逆に良かったみたいです。

早速エアブラシでレイアウトの舗装面に塗装。。。
ところどころ塗りムラが出ているのは、多分グレー(半艶)の上に吹いた艶消クリアのせいです。
このときと同じような白化が起きたものと思われますが、これではみっともないので、再度エアブラシを出してグレーグリーンを上塗り。
結構濃いめのグレーとなりました。カラー舗装面のマスキングもまずまず。

トンネルポータルにはMr.カラー31の軍艦色を、トンネル内にはマットブラックを再度吹き付けて色調を整えます。

トンネルとは反対側のカーブは、熊本電鉄の併用軌道のような長踏切にしようと思います。
まずは写真上のように1mm角のプラ棒で護輪軌道を再現。犬釘にくっつくように曲げながら接着します。本当はもっと護輪高さが高い方がレール面とツライチに近くなって良いかもしれませんが、あまり「作り込み」が過ぎると、肝心の走行性に何が出るため、やり過ぎは良くないところです。
あわせて、踏切端部には同じ1mm角のプラ角棒を並べて踏切を再現します。
線路以外をマスキングし、マホガニーを吹いて乾燥させると、写真下のとおりとなります。
この区間は、線路間と線路際の両方に、ライトグレーのバラストを撒いて仕上げます。

本年も、泥酔鉄道ブログをよろしくお願いいたします。

ミニレイアウトの工作35-紙粘土で山肌と水田を作る2015年01月02日 08:00

元日の朝。ご来光を拝んで帰宅してから、妻が起きるまでのちょっとした時間を使い、2015年の「工作始め」です。
お供は、元日なのでちょっと奮発して購入した「山崎」です。

レイアウト裏面、道路と線路の間のスペースは、狭いながらも田んぼにします。
まず紙粘土で畦道つくり、コンバインで稲刈り作業の様子も再現できるといいなと思っています。

コンバイン他農機具は、街並みコレクションの農家倉庫より流用します。板葺きで窓の無い、古めかしい感じが好ましいです。
このあたりの田んぼや粗末な板葺き建物は、江ノ電チックではありませんが、「鉄道模型趣味」1990年6月号の「千代木電気鉄道」にインスパイアされて今回レイアウトに取り入れようとしたものです。

山も紙粘土で成形、大体の地形がでました。
また、斜面のきついところは、グリーンマックスのブロック積で土留めを作ります。
山は極楽寺〜長谷の山をイメージしています。
最後、田んぼの畦道の間のスペースは、紙粘土を薄めたものを流し込んで、秋の水が引いた水田の土にします。

今年の新春恒例・首都圏大縦断2015年01月03日 12:48

休み後半の正月3が日は、毎年恒例となった双方の実家への挨拶に行って来ました。
片方は神奈川の鎌倉に、もう片方は茨城の下館にあり、さながら「首都圏大縦断(湘南新宿ライン)といったところです。
新年という事でお酒も入るので、移動は電車です。

元日。湘南新宿ラインのボックス席を確保し、南に向かいます。
鎌倉到着前。「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」状態でした。

鎌倉駅もうっすら雪化粧。そこから歩いて妻実家に到着し挨拶。そのまま泊めていただきました。

明けて2日。幸い雪はやんでいました。
青森住まいの友人K氏夫妻が、偶然鎌倉観光に来るという事なので、予定を変えて緊急で合流。
江ノ電に乗って海を見にいきました。
旦那2名が鉄ヲタ過ぎのため、乗ったのは写真のようなレトロ風ではなく、吊り掛けのレトロ電車をチョイス。妻2名は、「いつもの事」と笑って見過ごしてくれればいいな。。。

沿線は富士山がきれいでした。
海沿いの国道は渋滞。鎌倉市内は規制で車が通れないはずなのに、どこから来たのでしょうか。
もう海と富士山を見ながら気の置けない友達夫妻と日がな過ごしていたい気持ちもありましたが、各々午後の予定があります。

一旦帰宅し荷物の積み替え。気付に昨日買った「山崎」を口に含んでいるのを妻に見つかりゴクリとしてしまいました。
そのまま北行きの電車に乗り実家へ。
関東平野どだなかの下館は晴天でした。写真左の415系電車も取り替えが始まっている模様です。
夕方に実家着。実家の親族と挨拶。

さらに明けて3日。夜更かしと朝寝坊しました。
正月休みももう大詰めです(´・ω・`)。そろそろ社会復帰の準備を始めないといけません。
電車が混む前にそそくさと帰宅中です。

ミニレイアウトの工作36-地面の着色2015年01月04日 00:12

いよいよ大型連休も最終日です。
昨日は昼過ぎに帰宅後、モジュールの工作をしていました。
大型連休が終わり平日の仕事が始まる頃には、見て5分くらいは運転してうっとり出来るくらいには仕上げたいところです。
地面には、まず黒色の絵の具で着色します。
白ベースですと、パウダーをまぶしてからも地色が透けて萎えそうでしたので、まずこの工程を実施してベースを作ります。

次に、パウダーをまぶす部分(山肌、畦道、公園)に多めにボンド水溶液を筆塗りしたら、シーナリーパウダーをまぶします。
今までのレイアウト工作で余ったシーナリーパウダーをミックスしたもので、もはや何のパウダーか分かりませんが、何となく秋の黄色味かかったパウダーになりました。

同じシーナリーパウダーを、かやぶき農家の屋根と地面、農業倉庫の室内に散布します。プラスチックの地肌が出ていた部分が隠れて、ちょうど良い感じです。
その後、農業倉庫を接着剤で組み立てます。

その後、線路のバラストを散布。
今回使ったのは、熊本電鉄風併用軌道部分はトミーのライトグレー、それ以外はトミーのブラウンです。

まずバラストを大雑把にまぶして形を整えます。
その後、爪楊枝で余分なバラストをはじき、スポイトでボンド水溶液を散布して固着させます。
一番下の写真が完成。

ボンド水溶液をたっぷり使ったので、この状態でしっかり乾燥させます。

ミニレイアウトの工作37-紅葉の表現2015年01月05日 00:10

作っていたのは、江ノ電風のレイアウトでしたが、この角度からみると全く異なる昭和の国鉄時代の風景にも見えるようになりました。

今日は、午前中は仕事の考え事をして、午後はミニレイアウトの工作をしていました。
目標は、秋の紅葉した木々というか山の表現。樹木1本1本を細かく表現するのは費用面でも労力面でも考証面でも困難ですので、山の部分は「遠景的に秋の紅葉がワシャワシャと賑わっているように見える」ようにできればまぁ良いと思いました。
そこで、山はそれとなく色をつけるようにしました。
ジオラマコレクションの紅葉色のフォーリッジの他に、紅葉を表現するのに使った材料は下の写真のものを使いました。
写真上がトミーのライケン(ブラウン)、写真下がポケットフロールのブラウンです。
ブラウンのライケンは濃淡ブラウンの他に梅酢に浸けたような紫色のライケンが入っており、正直取り扱いに困ります。下のポケットフロールは、フォーリッジと異なりちぎって使うと糸が跳ねてしまいますが、逆にフォーリッジがまばらになったような表現にも使えます。
これらを、緑色(常緑樹)を交えて山に貼って行きます。
上の方はフォーリッジとポケットフロール主体に、黄色/オレンジ/茶色/緑色を程よく適当に(考えすぎると、自分の場合駄目です)混ぜて貼付け。

下の方は枝振り状にも見えるライケンを交えて山に貼って行きます。ライケンの太いところは興ざめなので、部分的には切り取ったり部分的には切り口を隠すようにフォーリッジを貼って行きます。
山全体を貼り終えるとこんな感じ。下の方は枝振り等もリアルに再現された完成品樹木も少しずつ混ぜて植えて行きます。

調子に乗って植林を続けて行きましたが、一部高架橋を設置した際に干渉する部分があります。ここは切って貼り直して、紅葉が高架橋に干渉しないようにします。

紅葉の表現が終わるとこんな感じ。
スケールモデルとしてはかなり「いい加減」な紅葉ですが、思ったよりもにぎやかな紅葉になりました。
里の方にも1本イチョウを植えておきます。ここはちいさな神社にする予定です。

ここまでくれば、工作は途中ですが、なんとか見られる状態になったように思われます。