ミニレイアウトの工作37-紅葉の表現2015年01月05日 00:10

作っていたのは、江ノ電風のレイアウトでしたが、この角度からみると全く異なる昭和の国鉄時代の風景にも見えるようになりました。

今日は、午前中は仕事の考え事をして、午後はミニレイアウトの工作をしていました。
目標は、秋の紅葉した木々というか山の表現。樹木1本1本を細かく表現するのは費用面でも労力面でも考証面でも困難ですので、山の部分は「遠景的に秋の紅葉がワシャワシャと賑わっているように見える」ようにできればまぁ良いと思いました。
そこで、山はそれとなく色をつけるようにしました。
ジオラマコレクションの紅葉色のフォーリッジの他に、紅葉を表現するのに使った材料は下の写真のものを使いました。
写真上がトミーのライケン(ブラウン)、写真下がポケットフロールのブラウンです。
ブラウンのライケンは濃淡ブラウンの他に梅酢に浸けたような紫色のライケンが入っており、正直取り扱いに困ります。下のポケットフロールは、フォーリッジと異なりちぎって使うと糸が跳ねてしまいますが、逆にフォーリッジがまばらになったような表現にも使えます。
これらを、緑色(常緑樹)を交えて山に貼って行きます。
上の方はフォーリッジとポケットフロール主体に、黄色/オレンジ/茶色/緑色を程よく適当に(考えすぎると、自分の場合駄目です)混ぜて貼付け。

下の方は枝振り状にも見えるライケンを交えて山に貼って行きます。ライケンの太いところは興ざめなので、部分的には切り取ったり部分的には切り口を隠すようにフォーリッジを貼って行きます。
山全体を貼り終えるとこんな感じ。下の方は枝振り等もリアルに再現された完成品樹木も少しずつ混ぜて植えて行きます。

調子に乗って植林を続けて行きましたが、一部高架橋を設置した際に干渉する部分があります。ここは切って貼り直して、紅葉が高架橋に干渉しないようにします。

紅葉の表現が終わるとこんな感じ。
スケールモデルとしてはかなり「いい加減」な紅葉ですが、思ったよりもにぎやかな紅葉になりました。
里の方にも1本イチョウを植えておきます。ここはちいさな神社にする予定です。

ここまでくれば、工作は途中ですが、なんとか見られる状態になったように思われます。