関西超弾丸行07-初めて乗るLCCの空路 ― 2016年02月24日 23:00
東京〜大阪は、飛行機などといった無駄に豪華な乗り物を使うのはバチあたり!
とずっと思ってました。
18きっぷで大垣夜行か夜行バスか、奮発する時で新幹線。そう刷り込まれていた自分はもう立派なオッサンですorz
そんな2010年代、日本においても本格的な(割り切りの激しい)LCCなる格安飛行機が登場。調べてみると(便にもよりますが)昼間移動なら東阪間7000円台で移動可能。
これが一番安いし折角なので成田の第3ターミナルも見てみたいと思い、今回はLCCをチョイス。だいたい60日間以上前の予約で8000円程度(座席指定あり託送あり)でした。
ただ大阪環状線から関西空港、成田空港から山手線まで各々1時間はかかり、飛行機に乗るまでの余裕時間も勘案すると、大阪駅〜東京駅で4時間半以上かかることになり、新幹線こだま以上に時間がかかることになります。コミコミの料金も「ぷらっとこだま」とトントンくらいでしょうか。
かくして、関西空港着。JR未乗区間が残っていた阪和線も無事完乗です。
大急ぎでお土産買って昼食のビールと551の豚まん買って待合室で食べて、いざ搭乗です。寂しいので夫婦で飲む2本を追加。。。
LCCの常で、空港ビルから搭乗口までバス移動。南海の路線バスでした。
バス移動は何かと不便ですが、普段は見えない空港内のバックヤードというか、いろんなものが見えるので、実は大好きです。
バスでボーディングブリッジをくぐって飛行機のもとへ移動します。
バス移動に時間を取ったため、搭乗したらすぐ離陸。
いまさっきまでいた関西空港が、こんなに小さくなってしまいました。
機内は、やはり覚悟していたとはいえシートピッチが狭いです。足元こそ必要な広さはあり、座席本体は革張りのしっかりしたものなのが却って前の席のヘッドレストが目に障る感じ。広々感は4人収まった電車のボックスシートの方が広々している感じです。
なお、機内に持ち込んだアルコール飲料は飲めないルールですので注意が必要です。
セントレアや富士山を望みながら、ぐるりと廻って成田空港に着陸。できたばかりの第3ターミナルに横付けになります。
今回はバスではなく空港ビルに横付けですが、乗降用の階段は人力で設置。。。コスト縮減のあまり、敢えて合理性に欠ける地上作業をしているようにも見えます。
今回乗ったのと同じ、ジェットスターのエアバス。飛行機の機体自体は他と同じであり、内装が極限までの詰め込み仕様になっています。
海外では「立ち席の航空機」「前ならえの航空機」などといったおぞましい乗り物の構想もあるみたいです。。。http://matome.naver.jp/m/odai/2140567201162918901
さて、出来てから1年も経っていない成田空港第3ターミナルに到着。陸上のトラックのようなカラー舗装を歩いていきます。床のカラー舗装のおかげで救われている感はしますが、通路は広告も少なくスッカンピンとしています。
出発待ちの利用者でごった返すフードコートと出発ロビーを抜けて、徒歩で第2ターミナルへ。もう夜なのに、思ったより激しい混雑です。
通路は柔らかい舗装で歩きやすく、休憩する場所も多くありましたが、駅のある第2ターミナルまで10分ほどかかりました。
ちなみに関空で買って機内で飲み損ねたお酒は、夫婦並んでアクセス特急のロングシートで美味しくいただきました。。。
わずか0.5日の関西滞在でしたが、2010年代の移動の色々を実際に試す事が出来たり、普段の生活では縁のない関西私鉄文化を味わう事が出来て、いろいろが大変貴重な経験になりました。
【関西超弾丸行(2016.2.11)まとめ】
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