突発秋田旅行その2:レトロよねしろと秋田内陸縦貫鉄道(2022.9.25) ― 2022年09月25日 20:40
明けて25日、今日これから乗るのが、今回の旅行のメインディッシュ、DLレトロよねしろ号です。
この列車は、北東北ディスティネーションキャンペーンの一環として、秋田駅を起点に各方向に旧型客車を使った臨時列車を仕立てたものです。23日は羽越本線、24日は奥羽本線南方向、そして今日25日が奥羽本線北方向に運行されました。
ガチャンと前後に衝撃動があって列車は出発、60〜70km/h程度の速度で秋田路を快走してゆきます。今回乗ったのはオハニ36という急行用の荷物合造車です。
床とトイレが綺麗に張り替えられた以外、車内も車外も当時ものの急行用客車のままのレトロ列車です。短距離の旅では乗り心地もそんなに悪くなく快適な旅となりましたが、昔の人はこれに乗って東京〜大阪12時間とか夜行の旅とかこなしていたんだなぁと、座席背もたれの枕に背をもたげて当時の感慨に耽っていました。
駅での長時間停車でJR東日本最古参のスハニ32の車内を一瞥、こちらは床も当時物の木張り、車内のモケットも昔ながらの青色モケットのままで、見惚れてしまいます。
2時間ほど舟を漕ぎつつも旧型客車の旅を堪能し、10時半に列車の終点鷹ノ巣に到着。
ここから秋田内陸縦貫鉄道で角館まで抜ける予定ですが、列車の発車まで時間があるのでK氏と申し合わせて市内の「松尾」さんへ向かいました。
ここで早めの昼食として、馬刺し定食をいただきました。
12時半の列車発車時刻になり、プラットホームではなく駅前広場に向かいました。今日2022年9月25日現在、秋田内陸縦貫鉄道線は、8月の豪雨の影響で鷹ノ巣〜阿仁合間で列車の運行が出来ず、バス代行輸送になっていました。
1時間ほど高速バスタイプの代行バスに揺られ、阿仁合駅で列車に乗り換え。
阿仁合から角館まで2時間弱ほど内陸線の列車で列車旅となりました。
途中、見晴らしの良い鉄橋その他の観光スポットでは徐行と観光案内をしてくれる運転士氏に導かれました。
天気も回復してきて、絶好の汽車旅日和となりました。
いい天気のまま列車は終点の角館へ。ここから大宮まで新幹線で帰ってきました。
駆け足だけど楽しい2日間となりました。誘っていただいたK氏、ありがとうございました。
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