アニーとクララベルとインターバン02-プロトタイプにすごい悩む2016年08月12日 07:20

突然ですが、インターアーバンをインターバンと日本語で綴って意味は通じるのでしょうか?
話し言葉ならインターバン一択なのですが。。。

さて、インターバンの電車を作るにあたり、手元にストックがあったスハニ35を使おうとしています(一番上の写真下)。
このスハニ、もともと常磐線の特急「はつかり」を作ろうと思い、キットを安く買って積んでおいたものですが、後に続く客車が準備できず未着手になっていたものです。
しかしながら、客車のうち2等車のナロ10のキット格安で入手することが出来、根拠薄弱なフリーに改造するのが、今更ながら惜しくなってきました。
そこで、同じく改造種車で用意していたオハ31(戦災復旧車のオハ60に改造しようとしていたもの)を見てみましょう(写真上)。
17mの短躯・ダブルルーフで車体はリベット造りで迫力があり、スハニ35よりもこちらを電車化した方がインターバンっぽい雰囲気が出るように思えてきます。

しかし、このオハ31は車体と室内とが一体成型。動力を仕込もうとすると室内パーツをくり抜かなければならず、すごい面倒臭いことが判明。
最近の目標でもある「お手軽加工で早期竣工」に反するような予感がして、悩ましいところです。

なお、写真中の、赤い怪しい電車について。
これは、以前阪神電車を改造してニューヨーク地下鉄を作った際に余った部品を、同じ技法で作ったものです。
地下鉄なのにパンタグラフが付いているのがおかしいですが、これは逆で「第三軌条が模型で全く再現されていないのに、地下鉄電車が他と並走するのはおかしいだろう」といった謎の拘りを持って、パンタグラフ付き車両を連結したいがために作ったものです。2両編成の地下鉄の中間に挟み、いろんな車両と違和感なく並走させるつもりでしたが、Nゲージで第三軌道集電の地下鉄が普及した今となっては、「?」な車両になってしまいました。
しかし、新しさと古さのバランスや全体のボリューム感など、余り物寄せ集めの割には雰囲気は悪くないですが、如何でしょうか。
今回作るインターバン電車のイメージ(工作中の3両の次にこの車両が登場した設定)を掻き立てるのにちょうど良いので、工作時に一緒に机に並べて、都度チラ見することにします。