地元を元気に!地元企業のイベントを手伝ってきました2017年03月12日 07:16

東日本大震災の後に見直された概念として、地元愛や村おこしといった考え方が改めて注目されるようになった、という点が挙げられると思います。
そんなある日、地元筑西市の広沢商事という会社が、様々な事業をやっている一環で「梅まつり」というイベントを開いており、今年はそこにボランティアで手伝うことになりました。
広沢商事では、自社で行なっている自動車事業(自動車販売・整備)のノウハウを生かして、茨城周辺の鉄道車両の中古車(北斗星、マリンライナーはまなす、関東鉄道気動車)を買って保管活用をはじめました。
その関連で、下館レイル倶楽部実車の車両内で鉄道模型の展示運転をすることになり、自分も都合がついたので急遽色々持っていくことになりました。

こちらがその様子。
HOゲージの展示です。狭い列車内での展示ですので、HOゲージは往復運転の展示になりました。

こちらはNゲージの展示。
メンバー諸氏が持ち寄った、下館周辺を走っていた電車の展示と合わせて、エンドレスが作られております。

ちょうどエンドレス内では、700系新幹線と拙作の関東鉄道3両編成が走っております。先頭のキハ101は、冒頭の写真にありますように、2017年に廃車になった後、当地で保存されております。
エンジンその他多くの部分が稼動状態で、走らないものの動態保存に近い状態を保っております。

今回は、茨城由来の車両として、1月に完成しました筑波鉄道と鹿島鉄道の気動車を持参しました。
奇しくも今年2017年は、筑波鉄道廃線30年と鹿島鉄道廃線10年という記憶すべき年です。エンドレスの外側は特急列車が流れるように通過しており、土浦や石岡で見られた長閑な発車待ちをしているようです。

こちらは広沢グループ社員の方が撮影された写真集。その中で特に印象的だった1枚をご本人の許可を得て転載させていただきました。
東日本大震災で東北本線が普通になり、新潟・会津若松経由で内陸の郡山まで石油を運ぶ列車の写真です。もう6年前ですが、その時の職場が震災の被害が大きかった場所でしたので、その時のことがひしひしと思い出されてきます。

「梅まつり」ですので、梅園にも顔を出して見ました。
水戸の梅まつりは来園客で賑わっておりますが、こちらは申し込み制のイベントということもあり、のんびりと梅を眺めることが出来ます。

合わせて、自社で保有するクラシックカーの展示や試走も行われており、写真のシトロエン2CVバンをはじめ、今となっては大変貴重な自動車も綺麗な状態で展示されておりました。

広沢グループ梅まつりは来週3月18日も開催されます。事前申し込み制のイベントですので、詳しくは梅まつりホームページで。