義両親金婚式記念旅行&ダム巡りツアー2023年08月20日 14:47

義両親が結婚50周年になるというので、何か記念で家族旅行に行こうという話になりました。
最初は、1月の義両親の結婚記念日を合わせて決行しようと準備をしていたのですが、「暖かくなってからの方がいい」との先方の希望により、義兄一家が夏休みをとれる今の時期となりました。
写真は群馬県の太田強戸パーキングエリアとJR中之条駅
行き先は義父の出身地でもある群馬県です。高崎駅で義父母と合流し、四万温泉に向かいました。

天気はあいにくの雷雨ですが、四万温泉の宿に到着(写真は天気の回復した翌朝に撮ったものです)。
写真は今回宿泊した伊東園ホテル四万
まずは自慢の温泉で汗を流してサッパリします。その後、金婚式記念の花束贈呈をつつがなく終えて夕食を摂り、そのまま就寝しました。

翌日は自由行動となり、部屋でゆっくりする人、SAPへ向かう人といろいろいましたが、自分は兼ねてから行ってみたいと思っていた、同じ中之条町内の野反湖へ向かいました。
ここは発電のために作られたダムで堰き止められて出来たダム湖ですが、興味深いのは、関東地方の群馬県にありながら信濃川を経て日本海に流れ出ること。群馬県最北端ではないのですが、関東地方にあって関東地方でないような「地の果て」感があります。
ダム放流注意の看板も、ちゃんと「信濃川」となっており、この湖の特異性を物語っています。

以降の行動は、この流れで近くにあるダム巡りになりました。
次に行ったのは隣接する品木ダム。ダム自体は特徴のあるものではなく、ダム湖の色も人工的な緑色で大きな作業船も浮いており、あまり「映え」ないダムですが、このダムは地域にとって重要な役割を持っております。
湖の色が独特な品木ダム
というのは、このダムは草津温泉の下流にあるのですが、草津方面から出る水は酸性であり、そのまま流してしまうと飲料水や農業用水として使えません。そのためアルカリ性の石灰を混ぜて水を中性にしています。中和した石灰石混じりの水は一旦品木ダムで堰き止めて、混ざり物を沈殿・浚渫して綺麗になった上澄みを下流に流しております。

道の駅六合で小休止し、四万温泉に戻り、最後は宿のすぐ近くにある四万川ダムに向かいました。
四万川ダムと奥四万湖
ここはコバルトブルーのダム湖が有名ですが、ダム湖の水は緑がかっており、それよりもかなり水位が下がっており、今年の渇水を物語っているようでした。

そんな訳でダムツアーは終わり。宿に戻り、引き続き義両親・義兄一家とかけがえのない時間を過ごしました。