大物車シキ1000が入線しました2015年08月24日 07:22

土曜日、都内に出たついでに、貨車を中古の鉄道模型店に立ち寄り、1両かってきました。
トミックスのシキ1000です。紙箱旧ロゴの古い製品です。昭和時代に出た時、貨車でありながら2000円以上する高価な車両で買えなかった記憶があります。
実車は1975年に製造された、55t積大物車です。大物車としては新し目の車両で、積載重量はそこそこの代わりに、荷物を積んだ状態でも他の貨物列車と併結して速いく走れる特徴があります。

大物車特有の、台車の上に荷台が連接して乗っているスタイルが面白いですが、このためか急カーブに強いです。半径14センチのミニカーブレールも走れそうでした(ミニミニレイアウトで転がしていたら、線路脇の草に引っかかって走れなかった)
実車も臨時貨物列車でしか使われず、だからこそ普段旅客列車しか走らない路線でも見かけることもあるので、実車の活躍の割には模型映えする貨車です。

製造された当初は日本通運の私有貨車(車体横に日本通運と書いてあるのはそのため)でしたが、JR化に前後してJR貨物の貨車になっています。
日通マークとレタリングは、プラモデル用ラッカー系溶剤で簡単に落ちますので、現在の姿にも仕上げられます。
(模型の生産ロットによってはベースの黒色も落ちてしまう可能性があります)