ヨーロッパを夢見て19(終)-おまけとまとめ ― 2023年10月07日 17:16
楽しかったドイツ旅行から1週間が過ぎ、懐かしい思い出へと変わりつつあります。
最後に、本編では載せられなかった諸々を紹介します。
【物価のこと】
昨今、日本を含む各国で物価高が話題になっており、それに加えて日本が各国に対して円安傾向にある(対ユーロでは去年春から10%以上通貨の価値が下がっている)ことから、今回の旅行でも物価高の影響は結構大きかったです。
正直「1ユーロ100円」の感覚でお金を使っており(食事とか。そんなにお土産とか買い物とかには突っ込んでいないです)、後で冷静になって「あれ?高くね?」ということが多かったです。
一番物価高を痛感したのがコンビニのおにぎり(寿司?)。日本のおにぎりが1個100〜150円なのに対し具なしで3.49ユーロ(550円)。しかし何事にも例外はあり、ビールは駅の売店で0.5L1.7ユーロ(270円)、スーパーで1ユーロ(160円)と日本以上に安かったです。
まさにビール天国。
【鉄道模型のこと】
前回のヨーロッパ旅行でも見かけましたが、駅には鉄道模型のレイアウトがあり、コインを入れると自分で操作できるみたいです。線路はメルクリン?の3線式で車両も本格的なもの(客車は若干ショーティみがあります)。
あまりこれで遊んでいる人は見かけませんでしたが、さすがは鉄道大国、の趣がありました。
ちなみに今回の旅行では、鉄道模型のお土産は買ってきませんでした(物価高ですし)。
【ゆるキャラのこと】
日本では観光地とか行政とかで「ゆるキャラ」が席巻していますが、ドイツでゆるキャラっぽいものを見かけたのはフランクフルト・オクトーバーフェストのこの2体だけでした。どういう由来があってこういうキャラクターになったのでしょうか。
さらに、一部の人の血圧を上げそうな「萌えキャラ」はついにドイツの街で見かけることはありませんでした。
【アイスクリームスパゲッティのこと】
実はドイツはヨーロッパでも有数のアイスクリーム大国(国民一人当たりの消費量はヨーロッパ中2位)。そのドイツで隠れた名物が、アイスをスパゲッティ状に成形した「アイスクリームスパゲッティ」。見た目はスパゲッティそのもの、しかし食べるとちゃんとアイスクリーム、といった不思議な感覚です。
マンハイムの名物ですが、フランクフルトの街中でもアイスクリームスパゲッティは出てきました。機会があれば是非一度試していただきたい逸品です。
【インターシティのこと】
客車列車を電気機関車が牽くインターシティ(今はIC1というらしいです)は、かつてのドイツ鉄道のシンボルでしたが、ICEやIC2、FLIX等に押されて、だいぶ勢力を縮小しているみたいです。前回ドイツに渡った時には最新型で旧式の103型電気機関車を置き換えつつあった101型電気機関車も、写真のように暇している様子を見かけたりして、ダブつき気味なのを実感しました。
今度のダイヤ改正でIC1のビストロ車が全廃になったり、ICE-Lと呼ばれるタルゴ型の新型特急車の投入が進むこともあり、古き良きインターシティはいよいよ待ったなしです。
葬式鉄はお早めに。
【東横インのこと】
今回の旅行では、フランクフルトの宿は東横インフランクフルトを定宿にしました。たかが東横インと馬鹿にするなかれ、馴染みのある日系ホテルのサービスが、かゆいところに手が届く感覚で快適でした。
例えばコインランドリー。ちゃんと日本語で説明書きがされており、溜まった衣服の洗濯が円滑にできます。
例えば朝食。3ユーロの比較的質素な朝食ですが、ご飯と味噌汁(おかずは無し。ハムをおかずにするといいです)がついてきたり、適度に質素なので昼食・夕食をしっかり食べたい向きに影響を与えないです(それでも食べ過ぎました・・・)。
例えば冷暖房や氷サービス。日本以上に緯度が高いドイツですが、昨今の温暖化の影響か昼間は結構暑買ったです。しかしインフラは暑いのには順応していないためか、ホテルには冷房がなかったり効きが悪かったりしました。氷のサービスも無し。その辺も抜かりがなく、暑がりな我が夫婦には大変助かりました。
以上で、2023年9月のドイツ旅行記はおしまいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
【ヨーロッパを夢見て〜26年ぶりのドイツ旅行(2023.9/23〜10/1)まとめ
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