板キットから東武81105Fを作る23-クーラーの色入れ2020年09月27日 01:04

車体ヒビ割れ補修の間を縫って、屋上クーラーの仕上げをします。
まずは屋上クーラーメッシュへの墨入れ。
薄く溶いたエナメル系塗料の艶消しブラックを、クーラーメッシュの目に、少しずつ流し込んでいきます。ハミ出たところは綿棒にエナメル系溶剤を染み込ませて拭き取り。
32箇所あるメッシュの色入れに30分ほど要しました。

クーラー側面のルーバーは、古いペアーハンズ製のステッカーを貼って再現します。
ステッカー自体が硬くて台紙から剥がしにくいこともあり、作業には慣れが必要です。

眼鏡を外して1時間ぐらい集中して作業して、全部(4両分)の作業終了。
だいぶ屋上が賑やかになりました。
妻面ルーバーのディティールの「彫り」が浅く墨入れが難しいため、有難いステッカーです。

板キットから東武81105Fを作る22-車体に入ったヒビの補修2020年09月26日 09:40

マスキングテープを剥がしている際に、ドア窓から車体上部にかけて車体にヒビが入ってしまいました。
とりあえず表面は塗料を盛り上げるように筆塗りして誤魔化そうとしたけど、ヒビは隠し切れません。

ヒビを本格的に直そうとすると別の箇所にヒビが入ったりして車体の損傷を悪化させそうで怖いですが、このままではあんまりなので補修することにしました。
車体が割れた部分にプラ角帽で裏打ちし、車体表面はメタアクリル系接着剤を山盛り。接着剤が乾いてから、切断面にパテ盛りして電動ヤスリで平滑にしました。

補修箇所以外をマスキングをして、帯のブルー→車体色のホワイトの順にエアブラシでタッチアップ塗装します。
なんとか補修は完了。
なお、ドア部分のヒビは補修を諦めました。

板キットから東武81105Fを作る21-扉と窓への色入れ2020年09月22日 05:47

工作再開。
今回は、4ARTIST MARKER(GMストアで入手可能)で戸当たりゴムの色入れと扉のスミ入れを行います。
色入れしたい場所にマーカーを塗りたくり、そのあと綿棒にエナメル系溶剤を染み込ませて扉→周囲の順に拭き取ります。
本当は戸当たりゴムの色入れだけやろうとしたのですが、4ARTIST MARKERの線が太くエナメル系溶剤で顔料を溶かすと広範囲に塗料が流れ、戸当たりゴムのみへの色入れ出来ず、扉へのスミ入れも兼ねて行うことになりました。
怪我の功名というべきか、ドア回りがちょっと引き立って見えます。

合わせて、前面の黒色部分も4ARTIST MARKERで塗ってしまいます。

戸当たりゴムと扉への墨入れが一段落したら、今度はエナメル系塗料で客窓サッシに色入れをします。
手元が覚束なくてハミ出しても、エナメル系なら後から拭き取ることができますので、失敗はあまり気にせず色を入れていきます。

拭き取りは、扉への色入れと同じく、綿棒にエナメル系溶剤を染み込ませてサッシの凹部→周囲の順に拭き取ります。
塗り終わったらしっかり乾燥させます。

板キットから東武81105Fを作る20-室内その他の塗装2020年09月12日 00:00

休み1日目は家事の合間を塗って、東武8000系の塗装の続きをしていました。
手順としては、まずは妻面の凸部(貫通幌を模したものでしょうか?)を残してマスキングし、モハ8200の貫通扉に銀色を塗り、引き続き妻面凸部にグレーを塗ります。
その後、凸部もマスキングして室内にクリーム色を塗装します。

早速、車両を順次マスキングします。
1編成1箇所の貫通扉には銀、幌にはグレー(Mr.カラー#25ダークシーグレー)、室内はクリーム1号(GMカラー#5クリーム色1号)を吹きます。
ちょっと室内色が濃い気もします(西武・京王アイボリーの方が良かった?)が、いい感じ。 
あとはプラ板を切って作った運客仕切板と運転室部分にはコックピット色(エナメル系タミヤカラーXF-71)を筆塗りしました。

エアブラシを出したついでに床下機器も塗装しました。
色で選んだのは、幌と同じMr.カラー#25ダークシーグレー。ダークといっても割と明るめのグレーで、ちょっと灰緑色っぽいニュアンスもあり、手持ちのグレーの中では東武電車に一番しっくりくる色です。
10年以上ぶりに使う塗料でしたが、中身は分離していたものの固化はしておらずそのまま車体に塗装できました。

引き続き、室内パーツの塗装です。
まずは床板と一緒に、ウェイト覆いを艶消しブラックで塗装します。
ウェイト覆いをマスキングをして、床板に西武トニーベージュ(GMカラー#19)を吹きます。
その後、座席を筆塗りで塗装。使った色は自家調色の青竹色です(山手線の黄緑色に白色を混ぜたもの)。ちょっと座席の白味が強いかな・・・。
明日から旅行のため、しばらく東武8000系の工作はお預けです。。。

板キットから東武81105Fを作る19-動力と床板の組み込み2020年09月11日 02:28

ささやかですが、遅い夏休みが始まりました。
初日はまったりと工作です。

動力ユニットが嵌まるよう、モハ8200の車内の工作です。
今回はグリーンマックスのコアレスモーター動力を使用しますが、クロスポイントブランドのアダプターは使用しません。
車内の床板固定用リブを全て削ると、コアレスモーター動力がスッポリ納まります。
本当は窓下のリブは残してこれで動力ユニットの高さを決めるようにしたかったのですが、これだと車体が裾高になってしまいます。
窓下のリブも削って、動力ユニットの高さ方向の位置決めは、動力ユニット固定時に両面テープで行うことにします。

引き続き、クハとモハ8300の床下の工作。こちらも車内の床板固定用リブの一部(段差になっているうち低い方)を削ると、室内つき床下がスッポリ納まります。
高さ方向も丁度良さそうな位置に決まりました。