結婚10周年記念旅行1・旅立ちのバラード(11/23)2022年11月23日 22:31

今年で我が家は結婚して10周年になります。

まず旅行の初日は実家のある茨城で仏事。
ちょうど10年前の今頃も、母が眠る墓前で結婚の報告をしたことを思い出しました。
あれから10年、いろんな事がありましたが、汽車はいつも通り走り続け、いつも通り駅のホームに入ってきます。
写真は折本駅に進入する真岡鉄道の列車
過去を振り返っても未来が良くなるとは限りません。気持ちを切り替えて、これからの人生を願いつつ10周年記念旅行に行ってきます。

妻が仕事から帰ってくるなり、慌ただしく旅行の身支度を済ませ、自宅を出発。
まずは蒲田の前泊の宿に泊まります。宿に着くなりホテルで、10年間の労を労い、これからの旅の前途に幸多からんことを願って乾杯です。
写真は前泊の宿で杯を交わす様子

結婚10周年記念旅行2・宮古島1日目〜東西ドライブ(11/24)2022年11月24日 23:59

一夜明けていよいよ出発です。行き先は今年夏に手配していたものの諸事情でキャンセルした、沖縄宮古島。

蒲田からの京浜急行始発は、始発だというのになかなかの混雑ぶり。途中駅からもガンガン人が乗ってきてラッシュのような状態です。蒲田から10分で羽田空港駅に到着。
まだ夜も明けていない朝の羽田空港第1ターミナル。飛行機の離陸は6時過ぎからひっきりなしに続くことから、早朝にも関わらず空港は混雑しています。ちょっと昔にバズった「エアポート投稿おじさん」に成り切って1枚パチリ。
写真は11月24日早朝の羽田空港

荷物預けに時間を要してしまいましたが、飛行機出発30分ほど前には保安検査場を通過し、待望の制限エリアにログイン。
各方面に離陸する飛行機が踵を接して並んでおります。その中の1機がちょうど出発したばかりの模様で、雪を被った富士山を背に離陸準備をしていました。
写真は飛行機と雪を被った富士山

飛行機は3時間強のフライトですが、今日はこの後レンタカーに乗る予定があるのでお酒は我慢。ノンアルコールのビールテイスト飲料で無聊を慰めます。ついでに空弁で朝食を摂ります。

飛行機を降りてレンタカーを借り、まず向かったのは宮古島東南部にある丸吉食堂。ここは大きなソーキ(豚のあばら)が入ったソーキそばが人気ですので注文。
写真は丸吉食堂のソーキそば
ソーキは柔らかく煮込まれており、大変美味しかったです。

さらに車を東に向けて、宮古島最東端の東平安名崎へ。おりしもこの日は雨が強く観光日和ではないのですが、せっかく来たのだからと傘をさして歩いていたら、雨でビショ濡れになって心が折れそうになりました。
写真は宮古島最東端の、東平安名岬の灯台

踵を返して車を西に向けます。途中ヤギ乳のジェラート等を食べ、宮古島の「底」を東西に縦断します。来間大橋・伊良部大橋と宮古島本島と近隣の島を結ぶ橋を渡り、海上ドライブの気分を味わいました。
伊良部島から先ほど渡った全長3kmを有に越える伊良部大橋を見てみますが、雨天のため橋の全貌は良く見えないままです。
写真は伊良部大橋

途中、11月なのにハイビスカスの花がチラホラ咲いているのを見かけ、やはりここは南国だと感心させられます。
写真は宮古島で見かけたハイビスカスの花

伊良部島・下地島と上陸し、下地島の通り池を見ます。
ここは石灰岩が侵食されて溶けて海と繋がっている池です。地上から見ると池は宮古ブルーとは異なった青黒い水の色をしております。
写真は海と繋がっている下地島の通り池
あれだけ悪かった天気も少し回復してきて、雨に降られず観光できるとようやく気持ちが晴れて来ました。

狭い宮古島・伊良部島・下地島を1日ドライブし、疲れた体で夕食をとります。選んだ店はYouTubeで紹介されていた「さんご家」。平良の中心街にあるお店ですが、宮古島の郷土料理が安い値段で食べられます。しかも美味しくてボリューミー、大満足です。
写真は夕食を食べた居酒屋「さんご家」
宮古島の黒糖から作ったラム酒のサワーが、爽やかな後味で大変美味しかったです。

結婚10周年記念旅行3・宮古島2日目〜下地島ファンダイビング(11/25)2022年11月25日 23:59

宮古島で1晩明かした翌日、今日は今回の旅行のメインイベントの1つ、ファンダイビングの日です。
朝は警報が出るくらいの大雨でしたが、午前10時頃には雨が止み、午後には陽が出てきて格好の海日和になりました。
写真はダイビングボートから見た晴れの太平洋
今回は下地島沖合の「ショートケーブ」「中の島チャネル」という場所に連れて行ってもらいました。

前回のダイビングは2021年7月と1年以上のブランクが空いてしまっており、実際に潜って見ると錘のベルトが落ちそうになったり耳抜きがなかなか出来なかったりと、期間以上のブランクを実感させられるダイビングになってしまいました。

それでも海に入れば、岩が削れたようなダイナミックな地形と、地上から注ぐ太陽の光とが織りなす絶景が次々と現れます。
写真は下地島付近の海底から太陽を見上げた様子

下地島は石灰岩で出来た島で、海中には石灰岩が侵食されて出来たであろう洞窟がいくつもあります。その洞窟の下に入り、太陽から降り注ぐ光が海底に綺麗に映されている様子を見て、そのあまりに綺麗な様子に感動しました。
写真は下地島付近の海底洞窟の1つ

また、海中では様々な魚の群れが見られました。サンゴに身を隠す青く小さい熱帯魚がたくさんいます。
写真はサンゴに身を隠す熱帯魚
こちらは、海中を優雅に泳ぐカマスの群れです。
写真はカマスの群れ

興奮のダイビングを終え、帰ってくる頃には午後4時くらいでしたが、まだ日は高く西国に来たことを実感します。
昨日渡った下地島大橋を今度は船で下からくぐり、宮古島に戻ってきます。
写真は船から見た下地島大橋

宿に戻り、今回体調不良でダイビングを見送った妻と合流し、一休みしてから市内の琉球居酒屋「郷家」に向かいます。
写真は居酒屋「郷家」

ここでは三線ライブがあり、宮古民謡や沖縄ポップスの演奏で居酒屋内が大盛り上がりでした。
写真は郷家での三線ライブの状況

結婚10周年記念旅行4・宮古島3日目〜八重干潟シュノーケリング・東急ホテル(11/26)2022年11月26日 23:59

宮古島旅行3日目は、今回の旅行のもう1つの目的である八重干潟(ヤビジ)シュノーケリングを予定に入れております。

レンタカーで宮古島の北端まで移動し、大きな橋を渡って池間島へ。池間島にあるマリンショップで説明を受けて、ボートに乗り換えて20分ほどで八重干潟に到着します。
写真はシュノーケリングツアーのボート

スキューバダイビングとは異なり、ウェットスーツとライフジャケットのみの身軽な装備で海へ。ライフジャケットを着ているので沈まず海面から海底を見るような感じで、目の前には八重干潟のサンゴ礁と、小さい魚の大群が迎えてくれます。
写真は海面から見た魚の大群
20分ほど泳いで次のスポットへ移動。今度のスポットは海底が砂地になっており、海の色が綺麗なエメラルドグリーンになっております。ところどころ岩礁にサンゴが自生しております。
しかしこの日は北風の影響で波も流れも強く、水面で波に揺られながら流れに逆らって泳ぐのは結構しんどいです。ダイビングの方が楽で酔わないとすら感じました。
写真は砂地に自生するサンゴ
さらにポイントを変えて、再びサンゴ礁の海へ。ここも大小さまざまサンゴが海中にいます。
写真は八重干潟のサンゴ礁

2時間ほどシュノーケリングで八重干潟のサンゴ礁を堪能し、再び宮古島を急いで縦断し平良市街に戻ります。
レンタカーを返却し、1日3往復しか来ない東急ホテル行きの路線バスを捕まえ、宮古島南部の与那覇前浜に向かいます。
写真は下地島と東急ホテルを結ぶ路線バス

今回の旅行は結婚10周年の記念旅行ということもあり、最後の宿だけはいつものビジネスホテルからアップグレードしました。しかもありがたい事に、巷で話題の「全国旅行支援」を使って、1泊1万円以内で泊まれました。
ホテルは広い前庭があり、大きなシーサー2体とシャコガイのモニュメントが迎えてくれます。
写真は宮古島東急ホテルの外観とエントランス
客室はビジネスホテルに比べ広く余裕があり、セレブな気持ちを味わえます。ちなみに全室オーシャンビュー。西を向いた部屋ですので、ちょうど夕陽を見るのに向いています。
写真は宮古島東急ホテルの客室。全室オーシャンビュー

そのまま夕暮れ時まで与那覇前浜の砂場を散策。「東洋一美しい」と銘打っているだけあって、サラサラの白砂からなる砂浜がずっと伸びています。砂浜ですので、海もエメラルドグリーンです。
写真は与那覇前浜
陽が暮れて夕食の時間になりましたので、屋外バーベキューで夕食。宮古島の牛・豚をふんだんに使ったバーベキューで、大変美味しくいただけました。
写真は東急ホテルのバーベキューで乾杯

結婚10周年記念旅行5・宮古島4日目〜そして帰京(11/27)2022年11月27日 18:16

さて、結婚10周年記念宮古島旅行も今日が最終日です。
本当はゆっくり朝寝坊する予定だったのですが、夫婦とも早くに目が醒めてしまったので、7時半に起きて、プールサイドでブッフェスタイルの朝食を爽やかにいただきます。
写真は宮古島東急ホテルの朝食
朝食の後は、ホテル内の庭園を散策。南国の木々が園内に溢れているところ、カラフルな鳥がとまっていました。
写真は宮古島東急ホテルの庭園と鳥
その後、部屋でチェックアウト時間ギリギリまで部屋でうたた寝した後、チェックアウトして昨日に続いて晴れの与那覇前浜ビーチを散歩します。11月にも関わらず、海水浴やマリンアクティビティを楽しんでいる人が沢山いました。
写真は与那覇前浜ビーチ
ちょうど浮桟橋に船が到着し、リゾート感MAXです。
写真は宮古島東急ホテルの浮桟橋

この日は特に予定は入れず、昼食も摂らず、明日からの年末・年度末に向けて鋭気を養うべく、ひたすらホテル内でダラダラしていました。ベンチは風の通る日陰になっており、南国の陽射しに関係なくエアコン無しでも快適に過ごせました。
シークヮーサーアイスとシークァーサー酎ハイで乾杯♪
写真は風の通るテラスで乾杯の様子
午後3時、いよいよ帰りの時間が来てしまいました。ホテルの送迎バスで宮古空港へ。
宮古空港では飛行機の搭乗まで若干時間がありましたので、屋上の展望デッキへ。ちょうど那覇や東京へ帰る便が次々と発着していくところを目の当たりにしました。ちょうど自分が乗る予定の飛行機も到着し、いよいよ結婚10周年旅行も終わり、南国を後にする時がやってきました。

写真は離陸する飛行機の間を縫って到着する飛行機
宮古島、鉄道は無くバスも疎で今まで足が向きませんでしたが、いいところです。ドタバタでしたが今回も楽しい旅行でした。今回の旅行でやり残した事も沢山ありますので、また来たいところです。