415系電車の修繕23-アイボリーの調整と半艶クリアーによる表面保護 ― 2025年05月10日 07:19
先頭車2両に比べ、中間車のアイボリーに「暖かみ」が少ないように感じられます。GMアイボリーAの重ね塗りが足りない模様で、車体の上半分にその傾向が強く見られました。
考えた結果、アイボリーAを重ね塗りすることにしました。まず、青帯から下を再度マスキングします。インレタを貼り付け済みですので、マスキングはテープと裏紙を併用し、インレタ貼付部にテープがかからないようにします。
その後、車体上半分にごく薄くエアブラシでGMアイボリーAを重ね塗りします。
マスキングを剥がし、再度先頭車と比較して問題ないのを確認して、インレタ類の表面保護のための半艶クリアーを吹きます。
クリアーはどれだけ塗ったかが大変分かりにくいです。ダレないように注意しながら重ね塗りし、光にかざして塗り上がり状況を都度確認します。
ICE3のカプラー(連結器)交換 ― 2025年05月11日 10:35
針金状のドローバーカプラー(超絶扱いにくい)を紛失して8両編成を組めなくなった、ARNOLDのICE3(403型)。
元の部品の入手は困難であると思われること、元々扱いにくいカプラーであったことから、このカプラーを「ARNOLD ICE3 連結機構改善アダプター(KH Train Factory)」と称する3DプリントパーツとKATOカプラー密連型とに置き換えることで補修と改善を図ります。
とりあえずWebに載っている説明書きを読みながら、カプラーと3Dプリントパーツを組み立て、瞬間接着剤で固定し乾燥させます。3Dプリントパーツは通常のプラスチックに比べて脆く破損しやすいので、取り扱いには注意が必要です。
その後サポート材やはみ出た部品をヤスリで削ってゆきます。
ここで、Webに載っていないARNOLDのICE3の車体分解について。
まず幌を外し、次に連結面のところに爪楊枝を入れ、そこから車体側面に向けて回していくことで、上回りと下回りとが分離できます。
ICE3のカプラー周りをバラし、パンタグラフ集電用の旧カプラーの通電ケーブルを切断し、旧カプラーを撤去します。
その後、新カプラーを元通りに戻して組み立ます。
なお、カプラー復元用の線バネは取付が非常に難しいのと、無くても影響は少ない(by説明書)ことから、今回の作例では取り付けていません。
説明書通り、車体連結面の裾部分を少しヤスって、カプラーが引っ掛からずに動くようにします。
合わせて、収納ケースの発泡スチロール部分の、カプラーと干渉する部分を削って、収納にあたりカプラーが引っかからないようにします。
そんな訳で8両分14個のカプラー換装完了。
これで快適なICE3ライフが送れる・・・はずです。
415系電車の修繕24-窓ガラスへのインレタ貼り ― 2025年05月14日 06:44
車体の工作があらかた終わったところで、組み立て前に窓へのインレタ貼りを進めます。
戸袋窓に関東の国電名物、緑色の広告シールを表現します。
くろま屋のインレタを使ってサクサク転写します。
引き続き、今回作成中の模型は2000年前の床下がグレーになる直前の姿を作っているため、扉窓にトレジャータウンの駆け込み防止用シールインレタを疎に転写します。
ちなみに、優先席シールは貼りません。
そんな訳で窓ガラスへのインレタ類転写完了。トミックスの車両は、元々窓ガラスにスモーク色が入っており室内が暗いのが表現されているのですが、窓ガラスへのインレタを貼るとそれが顕著に分かり、逆にオーバーな表現が少々興醒めです(トミックス製品の製造が始まった1970年代、まさか実車がスモーク付き窓ガラスになることまでは予想できなかったでしょうけど・・・)。
長距離旅行まとめ ― 2025年05月17日 12:00
泊まりがけで出かけた旅行記の一覧(2012年以降)です。リンクを押すと、各旅行記ごとのまとめページに移動します。
【2025年】
【2024年】
【2023年】
【2022年】
【2021年】
【2020年】
【2019年】
【2018年】
【2017年】
【2016年】
【2015年】
【2014年】
【2013年】
【2012年】(リンク準備中)
【2025年】
【2024年】
【2023年】
- ヨーロッパを夢見て(ドイツ)(2023.9.23〜10.1)
- 突発長野旅行(2023.5.5〜7)
- 年度末に103系を追う(2023.3.11〜12)
- 冬を取り戻すんだ〜5年ぶりのスキー(2023.2.11〜12)
【2022年】
【2021年】
【2020年】
【2019年】
【2018年】
- MT55の残像を追って(奈良線・和歌山線旅行まとめ)(2018.9.22〜23)
- 北東北に進路を取れ'18(2018.8.15〜19)
- 会津運転合宿(2018.5.4〜5)
- 上越逃避行(2018.1.13〜14)
【2017年】
【2016年】
【2015年】
【2014年】
【2013年】
【2012年】(リンク準備中)
- 新婚旅行(グアム・パラオ)(2012.11.29〜12.5)
- ミャンマーは凄かった(2012.8.13〜18)
特急常磐日光に乗ってみました ― 2025年05月17日 23:13
さて、今日は宇都宮に足を伸ばしてきました。
宇都宮ライトレールも、すっかり駅東の風景に馴染んでいます。
今日宇都宮に行ったのは、特急「常磐日光号」に乗るためです。
この列車は、常磐線沿線と日光とを、水戸線経由で結ぶ臨時列車です。
小山と水戸を結ぶ水戸線は普段特急が走らない単調なローカル線ではありますが、珍しい列車が走るとあって、大枚を叩いて特急券を購入し、この日を待ちわびていました。
17時44分、日光から降りてきた特急常磐日光号、年2〜3日しか走らない臨時列車ですが、車内の乗客の入りは見たところ定員の30〜40%程度と、思いのほか悪くありません。
日光線から東北本線に入る宇都宮で方向転換をすることから、長い時間停車します。自分はここ宇都宮から乗車。
宇都宮の次は小山に停まらず・・・と思ったのですが、時間調整で7分ほど小山駅北の引き込み線で待機。ここで運転士・車掌が交代した見たいです。
いつもの乗換駅小山のホームを通過し、宇都宮の次の停車駅、水戸線下館へ。
珍客の来訪です。ここでも十数人のお客様が特急列車から降りて行きました。
下館で降りたのは今日開かれる下館レイル倶楽部の定例会に出るため。今日は連結器周りを3Dパーツに置き換えたICE3の試運転を行いました。
今までの針金状のドローバーから3Dプリントパーツを介して付けたKATOカプラーに替えて、扱いやすさは比較にならないほど改善。サクサク車両を線路上で連結して編成に仕立てることができます。
運転もカプラー周りに結構な力がかかっているはずですが、どちらの方向に走らせても安定して走ったことから、一安心です。
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