泥酔鉄道の#古今トオザイ05-車体の塗装2024年09月08日 05:30

103系阪和線・京浜東北線の6両ですが、車体の塗装です。

まず車体を中性洗剤で洗い、水道水でしっかりすすいで一晩乾燥させます。
写真は車体の洗浄状況
乾いたら、下塗りに車体内外にピンクサーフェイサーを吹きます。
写真は車体の下塗り状況
引き続き、内装に淡緑1号(GM#45)を吹きます。
写真は内張りの塗装状況
その後、車体の仕上げ漏らしをチェック。案の定車体を削る工作をしたサハ103に仕上げ漏れがあったため、紙ヤスリで車体を磨いて仕上げ漏れを補正します。
写真は車体の仕上げ漏れ補修状況
最後に、青22号(GM#6)を車体全体に吹き付け。
写真はスカイブルーの塗装状況
均一かつ艶めの塗装を目指して3回車体塗りを行いましたが、ちょっと部分的に垂れてしまって反省の多い仕上がりになってしまいました。

泥酔鉄道の#古今トオザイ04-クモハ103の工作2024年09月07日 00:25

競作の締切(来月3日)まで1ヶ月を切ったので、103系キットの組立を優先して進めます。

クモハ103の工作。コチラはノーマルにHQエコノミーキットを素組します。ヘッドライト・テールライトは点灯させたいと思い、ヘッドライトの点灯には手持ちのHQエコノミーキット用ライトユニットSを使用します。
写真はクモハ103のライトユニット取り付け状況
ライトユニットの説明書の通りに、ライトユニット・前面窓ガラスが屋根と干渉する部分は切り落とします。

屋根を接着し(パンタグラフ取付孔を開ける必要があることに気がついたのは、屋根を接着した後でした)、車体と屋根の隙間を埋めて、車体裏側に遮光塗装(シルバー→艶消しブラックを重ね塗り)します。
写真は車体内部への遮光塗装の実施状況

試しに床板・台車・ヘッドライトユニットを仮に取り付けてライトの点灯試験。
綺麗にライトがつきました。
写真はライトの点灯試験状況

なお、記事にクモハ103とユニットを組むモハ102のことについて触れられていませんが、これは完全に素組です。

泥酔鉄道の#古今トオザイ03-サハ103の工作2024年08月31日 11:37

急な徹夜仕事が終わって、ヘロヘロです。。。

閑話休題、サハ103の工作です。手元にあったKATOのサハ103を塗り替えて使用します。
まずは塗装を落とすところからはじめます。
写真はIPAでの塗装落とし状況
IPA(ガソリン自動車用水抜き剤)に車体を浸して塗装を落としますが、あんまり良く落ちません。。。
写真は塗装落とし状況(ちゃんと落ちてません)

KATOのサハ103はモハ102と共通車体のため不要なルーバーがモールドされております。
写真は側面ルーバーの削り落とし状況
これを削り落とします。

合わせて側面表示灯のうちサハには不要な1個も合わせて削り落とすと共に、溶剤で車体を拭いて、IPAでは落ちなかった車体の塗料をしっかり落とします。
写真はサハ103車体の生地完成状況

泥酔鉄道の#古今トオザイ02-クハ103の工作2024年08月18日 00:00

クハ103の下回りは、我が家のジャンク箱で眠っていたKATO103系ATC車の下回り(上回りはどうしたか行方不明)を有効活用することにしました。HQEキットでは別に用意しなければならないライト点灯機能も標準で付いていますので一石二鳥です。
写真はクハ103の下回りとキットの上回り
この下回りを干渉なくHQEキットに取り付けるため、どうすればよいか暫くニラメッコです。

検討の結果、ヘッドライト導光パーツがキット車体の屋根部分に干渉するため、干渉部分を切除すれば車体に納まりそうなので切除しました。
写真はKATO下回りをセットしたHQEキットクハ103
合わせて、下回りのうち車内パーツ後方の室内灯受けの凸部を削り、HQEキットに納まるようにします。
写真は車内パーツ後方の凸部を削った様子
また、前面ガラスパーツの窓下(テールライトレンズが一体成形されている部分)を切除します。
写真は前面窓ガラスパーツを切除加工した状況

この状態で、屋根を嵌めてみて上回りと下回りをドッキングしてライトを点けてみます。
写真はヘッドライト・テールライトの点灯試験の状況
KATO103系ATC車のライトケースはヘッドライト部分しか光らない(方向幕・運行番号表示幕にも導光される構造だが全く光らない)ですが、ライトの位置が気になるもののヘッドライトは問題なく点灯します。テールライトも問題なく点灯。
ただいずれの場合も光漏れが酷いため、遮光を考える必要があります。

ヘッドライト・テールライトの遮光ですが、まずは屋根を車体に固定し、その上で屋根と車体の隙間をパテで埋めます。
写真は屋根と車体の接着・隙間埋めの状況
その後、車体を透けての光漏れを防ぐため、室内側を塗装。車体内側をシルバーに塗ったあと艶消しブラックで上塗りします。
写真は室内の光漏れ防止塗装の状況

泥酔鉄道の#古今トオザイ01-着工2024年08月12日 00:21

さて、富山方面の車両工作が落ち着いたところで、以前予告した「もう1つの103系競作」こと#古今トオザイ企画を始めます。
今回作るのは、国鉄最末期に京浜東北線から阪和線に転じたスカイブルーの103系です。
写真は103系競作のタネ車
103系HQエコノミーキットの3両+ジャンクになっていたKATOのサハ103です。

まずは着工前のお勉強。工作よりもこの瞬間が一番楽しいとも。
阪和線というのは唐突(実はそうでもない)ですが、これは手持ちの京浜東北線をクモハ込みの6+4両でも遊べるようにし、かつ競作のレギュレーションを満たすにはどうしたらいいか考えた結果、「阪和線を作ればいいじゃん」との結論に至りました。
そんな訳で、ニヨニヨしながらネットを調べた結果、手持ち車両の活用ができる日根野電車区J412編成を国鉄末期の仕様で作ることにしました。昔の時代に広域転配された車両ということで「古今トオザイ」の名前に恥じない車両選びになったと思います(自画自賛)。
写真はネット勉強の成果
・クモハ103-119+モハ102-257+サハ103-360+クハ103-602
(1993年時点での阪和線日根野区J412編成。サハ以外の3両は1986年夏までは京浜東北線で使用。)
・参考サイト:B767-281のブログ
       80's国鉄時代の写真館

あわせて、JR時代を模して作った京浜東北線を国鉄時代としても遊べるようにするべく、自宅で休車になっていた仙石線クハ103もスカイブルーに塗り替えることにしました。
写真は国鉄クハ103の種車
そんな訳でクハ2両もジャンク箱からサルベージです。