クモハ52から優美な流線型気動車を捏造する08-車体のディティーリング2025年06月18日 02:47

車体表面の凹凸仕上げが終わったのでディティーリングです。
古い車両という想定なので、ウインドシル・ヘッダー・雨樋を取付。用いたのはPlastructの0.3mm角棒で、窓の上下端に流し込み接着剤で貼ります。
流電改の車体にシル・ヘッダーを貼ると、元の流電にシル・ヘッダーが無いこと、シル・ヘッダー自体のゴツさもあって、南満州鉄道のレールカー(ジテ)のような重厚な感じになりました。
写真はシル・ヘッダー・雨樋を貼った状況

引き続き、靴ずりと乗務員室手すりを取り付け。合わせて旧銀河モデルのパーツから半流線型用テールランプと100Wヘッドランプの金属パーツを取り付けます。
その後にベンチレータを取り付け。ほぼ同世代と勝手に想定しているキハ07を見習って、屋根両側にT字型の半ガーラントベンチレータを並べていきます。取付にあたって、一定間隔に垂直線を引いたマスキングテープを治具代わりにしました。
写真はベンチレータの取り付け作業状況

ベンチレータの接着が終わり、こんな感じに車体生地が完成。我ながら、渋い仕上がりになったように思います。
写真は流電改の車体生地完成状況

一方の湘南顔の岡山臨港改はというと、キハ17系と同世代(ちょっと先輩)の想定のため、ウインドシルのみ取り付け。車体だけ見てみると、あたかもキハ17系の一員にも見える仕上がりになりました。
写真は岡山臨港改とキハ17の比較

次はいよいよ塗装です。