弾丸!冬の青森旅行01-津軽鉄道ストーブ列車 ― 2024年02月16日 23:31
きっかけは手元にあった某大手旅行会社の旅行券。生前に親にプレゼントしたもののコロナ禍に突入してしまい使う機会がないままうちの手元に戻ってきたものです。
あまり某大手旅行会社の扱う旅行には興味を惹かれず、旅行券がダブついていたままでした。しかし今年に入って、旅行券を消費するのにふさわしいツアー旅行「八甲田山の樹氷と津軽鉄道ストーブ列車の旅」を見つけ、そのツアー参加費用に旅行券を充てれば、格安で青森に行ける、と思って申し込みをしました。
しかしそう問屋は卸さず、主催旅行は参加者不足で催行中止。こっちはツアー申し込み時点で青森旅行に行く気全開になっており、梯子を外された格好になりました。
一旦湧き上がった青森旅行熱は冷めず、我慢できずにツアーと同じ日程でJRのダイナミックパッケージを申し込んで、青森旅行を強行開催しました。
まずは大宮駅に行き、東北新幹線に乗車です。
今年は暖冬で、本来なら冬真っ盛りのこの時期でも雪が積もっておらず、岩手県と青森県の県境あたりでようやく車窓が雪景色になりました。
終点の新青森で新幹線を降り、奥羽本線・五能線と乗り換え、五所川原を目指します。
五所川原から津軽鉄道に乗り換え、一旦金木駅で下車。物産館に立ち寄り時間を潰します。
ここの向かいには太宰治の生家「斜陽館」がありましたが、列車の待ち時間の都合で中には入らず、外観だけ見て撤収しました。
終点の津軽中里まで再びワンマンのディーゼルカーで向かい、折り返しでいよいよストーブ列車に乗り込みます。
4両編成の列車は、前2両が追加料金なしの普通列車、後ろ2両が旧国鉄客車のストーブ列車です。
写真がストーブ列車の売り、石炭焚きのダルマストーブです。
この上で車内販売のスルメをアテンダントさんが焼いてくれます。
客車は、戦後まもない昭和23年に造られたオハフ33は木造の室内、戦後から少し落ち着いた昭和29年に造られたオハ46はペンキ塗りの室内となっております。
車内は本日から発売になった「キュンパス」とかインバウンド好調とかの影響とかで満員御礼。早めに津軽中里駅折り返しで帰りの切符購入の列に並んでいたことから、オハフ33のストーブ前という最良の席にありつけました。(オハ46のDT47台車がもたらす良い乗り心地も捨てがたいですが)
車内販売ではスルメだけではなく酒も売っており、さながら常磐線のような酒盛りができます。
津軽鉄道の車内も雪景色。今年は暖冬のためここまで雪景色になるのは珍しいとのこと。
40分強、大満足の旧型客車の旅でした。
津軽鉄道のストーブ列車に乗ったら、青森に急行し、仕事が終わってから合流してくれたK氏ご夫妻と合流して乾杯。話に花を咲かせながら2次会までお付き合いいただきました。
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