さよならあけぼのセットの整備〜客車編 ― 2025年08月10日 05:37
さよならあけぼのセット、機関車の整備は終わって、次は客車の整備です。
客車はナンバー等転写済で手間要らず・・・と思いきや、別付けパーツになっている無線アンテナを取り付ける必要があります。
まず、治具を使って客車の屋根に穴を開けます。そのあとアンテナを挿入。
引き続き、室内の塗装です。寝台はエナメル系塗料のブルーを、不可視部分は艶消ブラックを筆塗りします。
その後、サードパーティのハシゴパーツを両面テープで取り付けて、元通り組み立てて完成です。
そのハシゴパーツですが、旧銀河モデルの金属製パーツ(写真右下)を愛用してきました。しかし銀河モデルの閉業に伴い同パーツの調達が難しくなり、代替を探す必要があります。ネットで調べた結果、一番入手性が良さそうだったのが、甲府モデルのペーパー製ハシゴパーツ(写真右上)。ペーパー製とはいえ、シルバーに塗装済で無加工で取り付けられるのが嬉しいです。
で、このパーツですが、説明書とは異なり、窓下辺に両面テープを貼って上下逆向きに取り付けると、車体組立時にハシゴが暴れずに組み立てられて良さそうです。
残るB寝台各車もハシゴを付けた後、無線アンテナを付け、車内を塗装して元通りに組み立てた結果、ご覧の通り。
興奮して寝れなかったあの夜汽車の夜が蘇ってきます。
引き続き、A個室寝台車・B個室寝台車の室内塗装。ネットの記事を参考にしてA個室寝台は最初赤に塗り(のちにラクダ色に塗り直し)、B個室寝台の1階部分は白緑色に塗りました。また、窓から車内がよく見えるA個室寝台の通路は、ドア部分のモールドを茶色に塗りました。
で、車体を元通り組立。
室内塗装は雑な筆塗りですが、それでも窓から透ける寝台の色が映えます。
勢い余って無加工のままだった「さよなら北斗星」の客車の室内も塗装します。こちらは添付の小冊子に車内の写真が載っており、だいぶ助かりました。
A個室寝台のツインDXの赤い座席とか、昭和60年代のセンス丸出しで逆に愛おしいです。
こちらは、通路をブラウンに、ロイヤルの室内をマホガニーに塗った後、ロイヤルのソファをグレーに、ロビーカーのソファをラクダ色に、食堂車の椅子をレッドに塗り、最後にリネン類(シーツ、テーブルクロス)を艶消しホワイトで塗りました。
本当はシーツ類は始発時点では畳んだ状態で乗客を迎えるのですが、その姿だと乗車率が寂しいことを表現しているように思えます。当初塗装時点ではそこまで考えてなかったのですが、そういう整理にして、敢えてシーツ類をベッドに広げた状態で塗りました。
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