銚子電鉄について2008年02月22日 19:36

今日の日経ビジネスオンラインに、ネットの可能性や地方再生のヒントの提案として、銚子電鉄の次長による体験談が連載で載せられています。本日更新分は「鉄子の旅」で有名になったライター横見浩彦氏との対談。

ご存知の方も多いと思いますが、銚子電鉄は元社長の横領事件により公的支援が受けられなくなり、電車の修理代にも不足するほど経営が悪化したところ、以前より副業で販売していたぬれ煎餅販売がネットで注目を浴び、注文が殺到したため当座のピンチを凌いだ出来事のあった会社です。その時の「電車修理代を稼がなくちゃ、いけないんです。」のフレーズに聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか。

銚子電鉄の次長が「ネットを通じたコミュニケーション」の視点から記事を執筆しておりますが、記事を読んでいて、以下の点が特に興味深いと思いました。

  • 次長の「地方鉄道の中では恵まれていた」という発言。
    • 「東京に近い」という「格差」の差益を享受した
    • 副業の「ぬれ煎餅」が以前より本業である鉄道事業に匹敵する規模まで育っていた
  • 「古いものをそのまま使う」ことのメリット
    • 改築されなかった外川駅と改築駅のランニングコスト負担
    • 観光客受けする色に塗り替えたらファンの訪問が止まった車両群れ
  • 「夜の銚子電鉄がたまらない」という横見氏の姿勢
    • 「鉄子の旅」では見られなかった鉄道趣味に対する「謙虚な姿勢」

鉄道とはあまり関係のないサイトの記事で、今回の更新はどちらかというと「読者サービス」的なものもありますが、ネットの可能性や地方再生のヒントとしても、鉄道ファンの読み物としてもお勧めです。一度読んでみては如何でしょうか。