ICE3のカプラー(連結器)交換2025年05月11日 10:35

針金状のドローバーカプラー(超絶扱いにくい)を紛失して8両編成を組めなくなった、ARNOLDのICE3(403型)。
元の部品の入手は困難であると思われること、元々扱いにくいカプラーであったことから、このカプラーを「ARNOLD ICE3 連結機構改善アダプター(KH Train Factory)」と称する3DプリントパーツとKATOカプラー密連型とに置き換えることで補修と改善を図ります。
写真はARNOLDのICE3と3Dプリンタ製アダプターとカプラー

とりあえずWebに載っている説明書きを読みながら、カプラーと3Dプリントパーツを組み立て、瞬間接着剤で固定し乾燥させます。3Dプリントパーツは通常のプラスチックに比べて脆く破損しやすいので、取り扱いには注意が必要です。
写真はカプラーと3Dプリントパーツの組立接着状況
その後サポート材やはみ出た部品をヤスリで削ってゆきます。

ここで、Webに載っていないARNOLDのICE3の車体分解について。
写真はARNOLDのICE3車体分解状況
まず幌を外し、次に連結面のところに爪楊枝を入れ、そこから車体側面に向けて回していくことで、上回りと下回りとが分離できます。

ICE3のカプラー周りをバラし、パンタグラフ集電用の旧カプラーの通電ケーブルを切断し、旧カプラーを撤去します。
その後、新カプラーを元通りに戻して組み立ます。
写真はカプラー周りの分解状況
なお、カプラー復元用の線バネは取付が非常に難しいのと、無くても影響は少ない(by説明書)ことから、今回の作例では取り付けていません。

説明書通り、車体連結面の裾部分を少しヤスって、カプラーが引っ掛からずに動くようにします。
写真は車体裾部分をヤスった後車体を組み立てた状況
合わせて、収納ケースの発泡スチロール部分の、カプラーと干渉する部分を削って、収納にあたりカプラーが引っかからないようにします。
写真は収納ケースの発泡スチロールの加工状況

そんな訳で8両分14個のカプラー換装完了。
写真はカプラー感想が完了したICE3
これで快適なICE3ライフが送れる・・・はずです。