常磐線103系マト7補完計画06-ドアの調整と仕上げ漏れ潰し2025年07月30日 00:22

夏風邪引いて調子悪いでつ・・・

閑話休題、ピンクサーフェーサーを塗って仕上げ漏れのチェックをします。
写真は車体にピンクサーフェーサーを塗った状況
乾燥させて確認すると、ドアが曲がって接着されている箇所が複数ありましたので、当該ドアの裏面に瞬間接着剤剥がし液を流し込んで、一旦ドアを切り出します。
写真は不適正に接着されていたドアを外した状況
その他、仕上げ漏れ箇所にパテを盛っておきます。
写真は仕上げ漏れ箇所へのパテ塗り状況

外したドアは、再接着時に外す過程で塗った剥がし液が悪さをしないよう、一旦ツールクリーナーで塗装を落とします。
写真は外したドアの塗装剥離状況
その後、位置に細心の注意を払ってドアを再度取付し、裏から瞬間接着剤を流して固定します。
写真はドア再取付状況

パテを盛った箇所や、下塗り前に盛ったパテが削り切れず凸状になっていた箇所を、再度爪楊枝先端に接着した紙ヤスリで削って磨いていきます。
写真は紙ヤスリでの車体磨き状況
これらの工程が終わったら、再度車体を酸洗いした後に中性洗剤で洗い、乾燥させ再下塗りに備えます。
写真は車体洗浄後の乾燥状況
ちなみに今回作る車両は5両とも、更新車にも関わらず側面ドアコックは原型のままなので、ここは加工しません。

常磐線103系マト7補完計画05-ドア周りのパテ盛りと整形2025年07月26日 06:37

ドアをくり抜いて金属製パーツに交換した103系電車ですが、カッターの刃が滑って車体を傷つけてしまった箇所が多数・・・
リカバリーを行います。まずカッター傷にプラパテを盛り乾燥させます。その後、爪楊枝の先端に紙ヤスリ片を接着した工具でパテを水研ぎします。
写真はパテ盛りした箇所の切削状況

今回の工作に備えて、爪楊枝の先端に紙ヤスリ片を接着した工具を量産しておきます。爪楊枝の先端を斜めに切って、瞬間接着剤で紙ヤスリ片を接着。
写真は爪楊枝に紙やすり片を接着している状況
荒削りから仕上げ削りにまで対応できるよう、400番から1500番まで3段階の「ヤスリ」を6本ずつ用意しました。
写真は爪楊枝に紙やすり片を接着した工具

隠して、5両分の整形が終わりました。ちゃんとリカバリーが出来ているかどうか、これからピンクサーフェーサーを吹いて確認します。
写真はパテ盛りした箇所の整形完了状況

常磐線103系マト7補完計画04-モハ4両のドア交換(2)ドアの接着2025年07月21日 07:46

ドアをくり抜いたモハ4両に、ボナファイデの金属押さえドアをはめ込みます。
僅かにドアくり抜き穴の方が狭いため、棒ヤスリで穴を広げたり車体を指で引っ張り穴を広げたりしてドアを挿入します。
写真はドアの嵌め込み状況
ドアが嵌ったら、室内側から瞬間接着剤を切断面に流し込んでドアを固定します。
写真はドアの接着状況

ボナファイデの金属押さえドアの在庫が尽き、市場に買いに行っても見当たらないため、一部のドアはトレジャータウンの金属押さえドアを使用。
周囲(側面・底部)をヤスリで若干小さくなるように削ってから、くり抜いたドア部に嵌め込み接着します。
写真はトレジャータウンの金属押さえドアの寸法調整状況
幸い、接着したら、ボナファイデ(写真上)とトレジャータウン(写真下)とで、違いは分かりません。
写真はトレジャータウンの金属押さえドアの接着状況

空いている時間をみてチマチマ工作し、5両分のドア交換が終了しました。
写真はドア交換が終了した103系中間車5両
未塗装の状態で見るとドアがステンレスの西武電車みたいです。

常磐線103系マト7補完計画03-モハ4両のドア交換(1)ドアのくり抜き2025年07月02日 00:00

サハと同じく、ドアをくり抜いて金属パーツに置き換える技法で、残るモハ4両の金属押さえドア化を進めていきます。

まずはドアのくり抜き。焦って工作しても仕方が無いので、流電改気動車の合間を縫って、チマチマカッターナイフとヤスリでくり抜いていきます。
写真はモハのドアくり抜き状況
大体片側4箇所のドアをくり抜くのに40分程度かかっています。

10日くらいかかって、モハ4両分のドアくり抜きが終わりました。
写真はモハのドアくり抜き完了状況
あとは金属製のドアを貼って、カッターが滑って傷になったところに盛ったパテを削って。。。
何だかんだでまだやる事多くてマンドクセ('A`)

モハの床下は、GMの塗装済キット用と思われる室内付き床板を使用します(安くて機能面でも満足なパーツ。GMストア行っても最近在庫が無いです。再販キボンヌ)。
HQキットの窓枠は、最初GM製床板指定の爪切除を行い、室内付き床板にはめ込もうとしました。
写真は窓ガラスの床下固定用爪切除状況
しかしこれだと、車高が高い位置で固定されることが判明したので、結局爪は全切除し、室内付き床下と組み合わせることにします。床下の固定は、いつもの木工ボンドかなぁ。。。
写真は床下の仮取付状況

常磐線103系マト7補完計画02-試しに1両作ってみました2025年06月21日 00:06

「案ずるよりも産むが易し」という訳で、重い腰を上げてドアの交換を開始。まずは試しにサハ1両のドア交換を進めます。
まずは車体に一体モールドされているドアを、カッターナイフで切り抜き、ヤスリで形を整えます。1箇所切り抜くのに10分近くかかりました。
写真はサハ103のドア切り抜き中の状況

金属押さえドアの比較。トレジャータウン製(左)とボナファイデ製(右)を比較すると、各部の解釈の他、上下寸法に大きな違いが見られます。
写真は切り抜いた部分と金属押さえドアの比較状況
両方を切り抜いたドア部分に宛てがってみると、右のボナファイデ製の方が切り抜き部分により近い寸法になりました。トレジャータウン製のドアをHQキット103系に使うには、上下の削り込みが必要そうです。

片側4箇所のドアを切り抜くのに1時間近くをかけ、何とかサハ103の両側8箇所のドアが切り抜けました。
カッターの刃が滑って、複数の余計なところにつけた傷は、パテを塗って乾燥させます。
写真はドア切り抜き完了状況
試しに説明書通りに爪を切った窓ガラスと床板(家に余っていたKATOサハ103のもの)とを嵌め込んで、出来映えのチェックです。
写真は窓ガラスと床板とをはめ込んだ状況

その後、くり抜いたドア部をヤスリで調整しながら、金属押さえドアを瞬間接着剤で貼っていきます。
あまり貼り付け位置が奥まらないように、かつ貼り付け面と車体表面とが極力水平になるように、気をつけて固定していきます。
写真はサハ103への金属押さえドア貼り付け状況