万能機関車導入2007年08月14日 21:11

模型店で、気になっていた車両を購入しました。

TOMIXの「JR ED75コンテナ列車」セットです。ビギナー向けの紙パック入り3両セットで、車両はED75とコキ106が2両。量販の模型店で5000円強でした(定価は7700円)。

この紙パックセット、実車の編成には拘らず3両セットで1万円弱の定価で販売されております。何だかプラレールみたいで興ざめに思える人も多いかもしれませんが、この「1万円以下」というのがミソ。特に子供にせがまれて鉄道模型を買う時、「上限は1万円」と約束させて買い与える親も多いみたいです(自分の親もそうでした)が、そんな時「これなら・・・」と安心して買い与えることを想定した製品に思われます(もっとも昔はNゲージの値段も安く「1万円以下」に収めるのが楽だったのですが・・・)。

このセットは、交流機関車のED75とコキ106(色違い)が2両の合計3両編成で構成されています。ED75は現代のコンテナ列車から昔の旧型客車急行まで何を牽かせても似合う万能機関車(蒸気機関車と並べても違和感ない)であり、キット組立の旧型客車のお供にかねがね欲しいと思っていました。古い製品で、機械室窓やスカート周りの造形に古さを感じますが、何故か各メーカーともリニューアルがされない製品ですので気にはなりません。

コンテナ列車は、車両・コンテナとも単品売りの製品とは異なった番号が振られており、編成を組んだ時に映えます。

スハフ42・スロフ62の工作2007年08月15日 19:50

バスや外国型車両といった車両の工作で「独自の戦い」を繰り広げるのも疲れたのでお盆休み(自分は出勤です)で早く帰れるので、手軽にできるキットの工作に着手します。

目指す列車は、ED75が似合う東北筋の長距離列車。買った車両はスハフ42とスロフ62。スハフは以前組んだものの編成に合わず外国型車両に改造することにしたナハフ11(10系軽量客車は痛みが激しいため昭和50年代には従来型客車よりも早く編成から外されつつあった)の穴埋めに、スロフは先日組んだオロ11 (買ってから気がついたが、オロ11は東北筋では使われなかった)の代わりに編成に組み込むことにしました。

各々、屋上の通風器は余っていた別売パーツ(GM)の通風器に載せ変える(ディティールが細かく型抜きが正確)ため、スロフは既存のモールドを削ってしまいます。

本当はもう1両客車を買った(オユ14)のですが、この車両は東北筋では使われていなかった(やっぱり買ってから気がついた。学習能力無し)ことに加え、郵便車独特の嵌め込み窓をどう再現するか悩んでいるため、今回は見送ります。

スハフ42・スロフ62の工作-022007年08月16日 23:42

スロフ62のトイレ窓をくり抜いてから、車体を組立てます。

古いキットなのでバリ・パーツの隙間が結構見られます。バリは丁寧に削り取って、パーツの隙間はプラ屑を溶かした接着剤で埋めてしまいます。

ついでに旧型客車の加工も2007年08月17日 22:55

ついでに、学生時代に組んだ旧型客車も塗装を剥がして再塗装します。塗るのはグリーンマックスのオハ35戦後型(#109 帰省臨時急行 5両セットのみに付属)。

車体の塗装も筆塗りで、状態はあまり芳しくありません。しかしよく見ると青でアルミサッシを銀色に塗装している車両(スハ40 2038とナンバーを入れている)は、車両端部をちゃんとオハ35最終型・スハ42(オハ35戦後型に類似しているが、車端部の屋根の形が異なる)風に改造しているあたり、我ながらいじましいです。

今回の再塗装では、水戸客貨車区にいたスハ42近代改装車風に改造するため、便所・洗面所は一旦埋めてHゴム固定窓に付け替えます。

スハフ42・スロフ62の工作-032007年08月18日 19:41

接着剤等を駆使して隙間を埋め、埋めた箇所を筆塗りして隙間が埋まっているか確認します。同時に、スハ42(手前から2両目)のトイレ窓にガラス押さえのゴム(ランナー引延線・トイレ縦横4.5mm弱、洗面所縦1.5×横4.5)を表現します。

車体が仕上がったら、一旦IPAに漬けて塗装を剥離します。塗装を剥がした後は中性洗剤で車体を洗って乾かし、明日の塗装に備えます。

床下は説明書どおりに製作して黒をスプレー塗装。ついでに何度も塗装をやり直している東武バスも窓周りの黒を塗ってしまいます・・・・・が。

この状態だとどう見ても右翼団体の街宣車にしか見えません。