国鉄廃止から30年 ― 2017年03月31日 21:52
30年前の今日、国鉄が廃止になり、あとの営業を引き受けるJR各社に引き継がれました。
人口減少とモビリティの整備を受けて、特に地方部において国鉄廃止が果たして正しかったのか?というところまで立ち返った振り返りを昨今よく耳にしますが、国鉄が積み上げた膨大な債務の半分だけでも(JR各社負担分)返せたこと、JR各社の多くは税金を納める主体として独立が進んでいることなど、もっと着目されても良いと思います。
そこまで考えていると電車が楽しくなくなってしまいそうですので、国鉄最後の日を偲んで、昔のディスクカメラで撮った写真を晒します。
1987年1月、親にスキーに連れて行ってもらった水上で撮影。
下りホームには新特急谷川が折り返し待ち。185系は特急らしからぬ内装はともかく、軽快な白と緑の塗装も相まって、国鉄末期の首都圏のヒロイン的な存在でした。
窓上のJNRマークも懐かしいです。
ホーム向かいには初代新潟色の115系電車もいます。
1985年1月、こちらも親に連れて行ってもらった土合(上越線)で撮影。
ループ線を走る上り列車の先頭には、なんと郵便車!
まだ関越高速道路が出来るかどうかの時代、関東と新潟とを結ぶ一番早い物流も鉄道が担っていました。まさに国鉄の面目躍如実。
物心ついた時には国鉄の低迷期を脱した1980年代に入っておりましたので、国鉄の列車といえば、地方ローカル色をまとった短い列車の編成が真っ先に思い浮かびます。
こちらは水戸線の下館駅で撮影したもの。クハは401系のものです。
茨城に引っ越してからは、年1〜2度東京の親戚の家を尋ね、そこをベースに東京の電車に乗りまくるのが最高のご褒美でした。
その道すがら、東北線の小山で撮ったもの、ホームの向かいにはサロンエクスプレス東京が止まっています。
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