ユニトラック複線とファイントラック複線との接続(2)2025年12月20日 07:36

今年10月に、「ユニトラック複線とファイントラック複線との接続」に関する考察を書きましたが、実装する時が来ました。
一応今回は、ユニトラック複線を使っている「下館レイル倶楽部エンドレスレイアウト」にトミックス複線規格の弊作レイアウトモジュールを組み込むことを目的とします。
写真はユニトラック複線とファイントラック複線との接続状況
接続には前回書いたように、わずかにS字カーブを描いている、ユニトラックの併用軌道(ユニトラム)と普通軌道とを接続する併専境界線路を半分だけ使用します。

S字カーブ線路・直線線路を唐竹割りで半分に切ったら、今度はトミックスのポイント用複線高架橋に嵌め込めるよう、レールの側面を切り落とします。複線高架橋を使ったのは、高低差があるレイアウトモジュールに接続するための勾配途中に接続線路を仕込むためです。
写真は半分に切った道床付きレールをさらに細く切る作業状況

線路は高架橋に固定するかどうか迷いましたが、道床部分を細く切ったことにより、線路自体の安定性が損なわれることを懸念し、高架橋に固定することにしました。
加工中線路の左右をユニトラック複線とファイントラック複線とで押さえて複線間隔を出しながら、線路裏面にプラボンドを塗って線路を高架橋に固定します。
写真は線路の固定状況
トミックスファイントラック複線を接続する方の37mm幅複線には、KATOのジョイント線路を接続してトミックス線路を簡単に接続できるようにしておきます。
写真は線路を固定した接続線路

これを、一対で2個作ります。
写真は完成した接続線路1組

ユニトラック複線とファイントラック複線との接続(1)2025年10月01日 05:00

Nゲージ鉄道模型の2大メーカー「KATO(関水金属)」と「TOMIX(トミーテック)」。これらの製品ですが、車両は「混用できる」のですが、線路系は基本的に「混用できない」のが現状です。

「基本的には」といったのは、KATOのユニトラックには「ジョイント線路」といった、他社製道床付き線路を接続できる便利な製品があり、これを使えば線路間の接続は出来るようになっております。

しかしながら、両者の線路システムは根本的に異なっており、線路単体は接続できても線路配置に互換性がありません。例えば複線の間隔ですが、KATOユニトラックは線路間33mm、TOMIXファイントラックは線路間37mmと、これだけでも互換性はないように見えます。

でも異なる規格の線路を接続したい・・・そう思って、過去には異なる複線間隔を接続するS字カーブのミニモジュールを制作したこともありました。この時は線路の接続点が多く脱線が多発し、最終的にミニモジュールは破棄しました。

そんなことが15年前にあって以来悶々としていた時、日本帝國鐵道さん下館レイル倶楽部の運転会に持ち込んでいたレイアウトを見かけます。使っていたのは複線間隔33mmのKATOユニトラックと複線間隔25mmのKATOユニトラム(路面電車用ユニトラック)の接続に用いる「併専境界線路」。
写真はKATOユニトラック「併専境界線路」
これは複線の両方を使って、複線間隔8mm(33mm-25mm)を変えるS字カーブの線路ですが、これを切って片方だけ使えば、複線間隔4mm(33mm-37mm)を変換できます。

肝心の走行性ですが、S字カーブの半径は不明のままですが、レイアウトでの走行を見る限り問題はなさそう。

という訳でレッツトライ。複線間隔を変えるアダプターの再来です。
写真は複線間隔のシフト状況
併専境界線路を片側だけ使い、TOMIXファイントラックとの接続部には先述のジョイント線路を使えば、あら簡単。複線間隔33mm-37mmのシフトが最小の製品構成で実現しました。

あとは生産と試運転です。

鉄道模型マニアの引越し2021-02 モジュール・レイアウトの処分と仕分け2021年03月13日 18:10

引越にあたり、荷物の圧縮を厳命されてしまいました。
数えたところ鉄道模型関係のブツは衣装ケース9個+段ボール換算で数箱のバラ荷物。これを圧縮しないといけないです。
とりあえず目標としては衣装ケースをマイナス1個の8個にすることにし、どうやって目標を達成するか考えた結果、ここ5年間箱から出してもいない組立が止まったリバースレイアウトや、全く使わなくなった異規格対応アダプターモジュール、あと分岐モジュールの一部を解体・廃棄処分することにしました。
まずレールは接着剤は使わず釘で固定してあることもあり、再利用することを前提に釘を抜いて解体します。
リバースレイアウトは、線路が無くなり写真の通り廃線のようになってしまいました。あと写真右下の三角形の合板単独部分(ここは海を表現しようとしていた)は見事に合板が反ってしまい、やはり基礎・枠組は大事だと思いました。

引き続き、分岐モジュールのうち使わなくなった端部につける直線用モジュール2個も解体します。これらの直線用モジュールは、引き続き使用する分岐・カーブのモジュールとセットで900×900mmの大半径カーブになるように作ったものですが、大半径カーブ自体組む機会が無いのと組立・分解が面倒臭く小半径で運用する際に組み立てることが無くなったので、今回廃棄することにしました。
廃棄前に線路を外すプロセスは他のモジュールと同じですが、今度はバラストを撒いた完成済みモジュールですので、バラストが飛び散らならいように注意します。

あと、写真は撮っていないのですが、異規格対応アダプターモジュールも使う機会が全く無いので廃棄しました。TOMIXの複線間隔37mmとKATOの複線間隔33mmは別途簡単に調整する方法が見つかりました。

そんなこんなで廃棄するものを、45L級のゴミ袋に詰めていきます。
この機会にジャンクでランナー買いしていた建物のプラキットのランナー他、今後使わないだろうと思った模型関係の分売パーツ類も思い切っていろいろ処分しました。

しかし、やはりというか何というか、モジュールレイアウトでエンドレスを組む夢だけは放棄できず、カーブモジュールのベース2台分のベースボードとレイアウトモジュール収納用の大根箱1個(あと、レイアウトモジュールのシーナリー用パーツ類たくさん)は、今回も存置して夢を繋ぐことにしました。
いつ着工するんだと批判の声も上がりそうですが、夢はやはり夢でおいそれとは棄てられないものです。

異規格対応アダプターモジュールの工作05(線路入れ替え)2010年08月29日 16:04

日曜日の午前中から昼にかけて、家事が終わった後まとまった時間が取れましたので、異規格対応アダプターモジュールの改良を行いました。
弄った内容は、と「脱線が頻発していた部分のカーブ半径緩和」です。

(写真上)上のモジュールは従来からのもの、下のモジュールは「一番手前側の線路を、カーブの緩い線路に交換した後」のものです。
今までは「R280カーブ+S18.5直線+R317カーブ」だったものを「R354カーブ+R391カーブ に変更しました。
こうすることで、

  • 特性上継ぎ目部で平面が出にくく(レールを押さえる部分が少なく、端でレールを上下に押されるとすぐレール高さが変わってしまう)脱線の要因となっていた端数線路S18.5の排除
  • 脱線が多発していたカーブ半径が緩くなり、滑らかに車両が走れる
の2つの効果が得られます。で、今回も線路は釘止め。 バラスト撒き等はしばらく様子を見ます。

理屈の上では、脱線は以前よりは起きにくくなりましたが、実際に車両を走らせて確かめてみます(写真下)。車輪配置がイレギュラーな蒸気機関車、連結器廻りの余裕が少なく不正確な線路設置に弱い狭幅カプラー搭載車、いろいろ試してみましたが・・・頻度こそ減りましたが、たまに脱線するみたいです。
まだ様子見ですね。。。

異規格対応アダプターモジュールの工作04(不具合の原因を探る)2010年08月23日 23:17

分岐モジュールの調整を始めました

暑いので溶けそうです。工作は全く捗っていません。。。。。

とりあえず、そんな中で、先日の下館レイル倶楽部運転会で脱線を多発させてしまった、異規格対応アダプターモジュールの不具合を調整を進めることにしました。

このモジュールは、市販の組線路を使って、異なるメーカーの異なる規格の線路を接合する目的で作ったものです。そのため、市販の線路でもどうしても長さの短い組線路を多用しております(本当は自由に曲線を作れるフレキシブルレールの方がいいのかもしれませんが、「よりビギナーにも敷居の低い組線路でやってみたらどうなのよ?」という実験的な要素もあります)。
実際に運用してみると、その線路の短さが仇となり、相対的に継ぎ目方向や上下方向に段差が出やすい傾向にあります。特に、写真右上で示すように18.5mmの直線など、指でレールを押しただけでも簡単に上下動してしまいます。
その事を踏まえて、どうするか。。。。ちょっと考え直してみます。

あと、実際に併用してみたら、KATOユニトラックとTOMIX線路とで、ごく僅かにレールの間隔が異なる事も発覚。(どちらが悪いかはさておき)数年前さんざん悩まされたローフランジ車輪使用車の不調の原因が分かったような気がします。