究極の万能機〜西ドイツ国鉄111形電気機関車〜2008年10月27日 01:05

土曜日秋葉原巡りをしている時、日本型に対してかなり割高なはずの欧州型Nゲージにしては、比較的割安(4800円)な値札がついた中古の機関車を発見しました。パンタグラフ廻りに損耗は損がみられるものの、脊髄反射で身請けしてきました。

その車両は西ドイツ国鉄111形電気機関車(ミニトリックス)。実機は1974年から量産が始まった客貨両用の電気機関車であり、使いやすい堅実な設計が巧を奏して、都市内を運行するSバーンから国際列車のEuroCityまで、「何を牽かせても似合う」大車輪の活躍を今でも続けている機関車です。

全身の血行が良くなった状態で帰宅して袋を空けると、なんか1/160の欧州型にしては大柄な作りに「あれ?」と思いました。従来のドイツ型の車両に比べて角張った造りのせいか、メーカーの模型造りに対する考え方の違いか、手持ちの車両に比べてどうも大柄な気がします。手持ちの欧州型車両(アーノルド DB141形電気機関車)・日本型車両(トミックスED75-1000形電気機関車)と比べても何かしっくり来ません。

しかし、1/150の日本型主体で楽しんでいる日本のNゲージャーに撮っては、この「違和感」は逆に良い方向に働くように思われます。年末発売予定の「オリエント急行(寸法が1/150か1/160か、今なお確たる情報が入って来ていない」に組み合わせて一番似合う機関車の入線を祝してかんぱ〜い!