初冬の秋田旅行その2〜男鹿半島ちょっとだけつまみ喰い2013年12月03日 08:08

初冬の秋田旅行の続きです。

30日午後は、秋田から男鹿半島に向かいました。
午後1時発の男鹿線に乗り継ぎます。単線のローカル線をゆっくり走る気動車に揺られて1時間弱の旅。
4両編成の車内は部活帰りの高校生が多いのか、ほぼ満員でした。
編成も長い列車が混んでいる、ローカル線としてはなかなか頼もしい男鹿線です。今回駅弁の昼食を食べたのですが、向かい合わせのボックス席がなかなか空かず、ちょっと困りました。
(男鹿線用の車両の半分が、掛け心地の良い独特なロングシートに交換されている)

ちなみにお昼は、秋田で買えた「大館の鶏めし」。秋田駅の弁当売り場に一杯並んでいました。
大館と秋田とではわずかに地方が異なるものの同じ秋田。地場の弁当屋が作る地場の料理が食べられるのが、駅弁の嬉しいところです。
茶飯の上に錦糸卵と地鶏の甘辛煮。地鶏は噛み応えがあり、とても美味しかったです。

その後、妻の希望があった、なまはげの実演がある男鹿真山伝承館に行きました。
ここで、大晦日に来るなまはげの実演を楽しみました。近場で見るとやはり迫力があります。なまはげは結構振る舞いで呑まされるみたいです。

その後、男鹿温泉までバスで移動。男鹿半島内は男鹿半島アクセスバスで廻りました。市の観光協会が主催している循環バスで、路線バスが通ってなかった「なまはげ館」や「寒風山」も楽に行けます(路線バスとの共用は不可で、1日乗り放題で1,000円)。
車両は、路線バス(出自が容易に分かる首都圏の中古車でした)タイプが使用されています。

巡回バスで男鹿温泉に行き、立ち寄り湯に入ったのですが、使う予定の路線バスが土日運休(情け無いことに、男鹿温泉に到着してはじめて気づきました)。
仕方なく男鹿線の駅までタクシーで戻りました。予定外の出費となりましたが、博物館ではおしえてくれないなまはげの真実(なまはげはかなり呑まされるため、最後の方にはベロベロになってしまい、お酒にまつわる粗相話が沢山ある)を聞く事が出来ましたので、善しとします。
夜に秋田市内まで戻り、このブログでも時々出てくる青森在住のK氏夫妻と落ち合い、半年振りの飲み会となりました。