おかえり北斗星01-家族会議2015年09月17日 07:30

物心ついた時から絵本の世界で慣れ親しんだ寝台特急「ブルートレイン」。子供の頃はまだ憧れの存在でしかなく、一人で出歩けるようになっても、憧れのままでした。
今まで乗ったのも、実は3回しかありません。
2003年冬 あけぼの(大宮→大鰐温泉)

そのまま、今年夏に最後のブルートレイン「北斗星」が運行を終えたのは周知の通りです。
ブルートレインの正常進化というべきデザインの列車は、文字通り日本の鉄道の新たなシーンを象徴する列車でした。
そんな中、トミーテックから「さよなら北斗星」16両セットの発売が発表されました。

ブルートレインに縁の深い人生ではなかったけれど、ブルートレインの最終形態は手元に遺しておきたい。そして、日本の鉄道のターニングポイントを象徴する記念すべき列車を、何としてでも入手し、ずっと手元に遺しておきたい。今まで所謂「さよならシリーズ」は手を出さなかったけれど、北斗星だけは別格の存在だ。

今年夏頃から、そんな強い思いに駆られるようになりました。
そんな中行った、ある日の家族会議を晒します。昨日の帰り、電車ね中で呑んでいたらふと思い出しました。

クロ「間もなく鉄道模型で北斗星の最終列車を再現した『さよなら北斗星セット』という製品が出る。さよなら北斗星は鉄道模型ではない。日本列島が一本でつながり、また日本の鉄道が再生し新しい時代に向かったことを象徴する、非常に重要なモニュメントであり、自分にとって大きな意味を持つ『家具』である。だから、安くはない(定価で6万円程度)けど発売されたら万難を排して購入したい。もちろん買ったからには『家具』として大事に扱う。鉄道模型ではないので加工はせず大事に遊ぶ。自分の身に万が一のことがあればオ◯ハウスに持っていけば1万円くらいにはなるだろう。だからこの大きい買い物を許してほしい」
妻「そんなに大事なものなら、万が一の時は一緒に火葬してあげる」
クロ「いや金属やらプラスチックをやら使っているから一緒に火葬はできないと思う」
妻「じゃあ好きな一両を骨壺にいれてあげる」
俺「それじゃあ常磐線のクモハ103で、ってちょwwwま」
(公開に耐えられるよう、枝葉の部分は若干脚色を加えています)

夫婦漫才みたいなオチですが、家族の理解はどうやら大丈夫そうです。あとは予約とは発売までの金策。。。