房総半島一周大回りの旅2024年05月03日 18:36

ゴールデンウィーク後半戦が始まりました。
今日も家族は仕事につき1日暇、かつ財布もバスコレの買い過ぎで金欠気味なので、兼ねてからやってみたいと思っていた「大回り旅行」を敢行しました。
この「大回り」とは、JRの大都市近郊区間では、乗車ルートが重ならない限りどのようなルートを通っても最短距離の普通乗車券で乗車できる制度を逆手に取って、敢えて遠回りのルートで電車に乗り続ける、というものです。
もちろん途中下車は出来ないので、通常の観光目的では使えません。

早速朝早起きして京浜東北線南浦和駅に向かい、隣の蕨駅までの乗車券を買い、明後日の方向に向かう武蔵野線の電車に乗ります。
大回り特例で使った切符
「大回り」に選んだルートは風光明媚な房総半島一周です。

まずは武蔵野線→総武線に乗り、千葉に向かいます。
途中の駅には改札内に売店が無さそうだったので、ここで昼食と燃料(笑)を補給。
千葉で食料と燃料を補給
引き続き総武本線に乗ります。
房総半島を目指すのに内房線でも外房線でもなく総武本線というのが今回の「大回り」のミソで、総武本線の途中にある成東という駅で東金線・外房線と乗り継いで行くことにより、途中(千葉〜蘇我)乗車ルートが重複することなく房総半島を一周できる、というわけです。
成東経由:ちゃんと乗車区間が重複しないように大回りしました
ちゃんと成東で乗り換え、証拠写真も撮っておきます。

車内ではする事がないので、ボックス席に陣取り、仕入れたお酒を飲みながらつらつらと車窓を眺めています。
車内では多くの時間を呑み鉄に費やしました
東金線の終点の大網に到着。ここで房総半島一周ルートの外房線に乗り換えます。
千葉の主役209系電車
ちょっと電車の色褪せが酷いような。。。

途中の上総一ノ宮で房総半島を1周するワンマン電車に乗り換え。車内は思いの外乗客が多く流石大型連休初日です。
飲みかけていた酒を鞄にしまって、他の乗客と一緒にしばらく立って外房線を移動します。
房総半島一周の鈍行列車に使用されるE131系電車
外房線・内房線の終点である安房鴨川で後続の特急を待ち合わせ。入ってきたのは引退したはずの初代房総ビュー特急255系でした。
房総特急の255系電車も駆り出されていました
安房鴨川からはボックス席にありつき、途中太平洋を見ながら呑み鉄再開です。
途中ところどころ海が見えます
勝浦から東京湾を見つつ北上しますが、お昼に食べた駅弁でお腹いっぱいになり、ポカポカと陽気にも恵まれたことから、内房線の大部分は居眠りして過ごしてしましました。

千葉市内の蘇我駅で、終点の千葉まで行かないよう京葉線に乗り換えて東京に出、京浜東北線で蕨まで出ました。
南浦和のとなり蕨駅まで大回り乗車を敢行し、記念に切符を持ち帰ってきました
朝6時に買った切符で午後3時に出場なので何か怪しまれるかと思って恐る恐る駅員に切符を出しましたが、何も訊かれずに乗車記念印を押してくれました。

「大回り」ですが、どうしても乗ってばかりで観光要素がないことから万人にお薦めはしにくいのですが、好きな人には格好の暇つぶしになるのでおすすめです。

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