415系電車の修繕21-アイボリーの再塗装2025年05月03日 09:38

「A君の作った小田急とB君の作った小田急は色が違っていて当たり前なのです」らしいですが、同一人物が作った小田急カラーの電車で、ロットによってアイボリーの色が全然違うのは流石に考えものだと思うのです。。。
悩んだ末、以前から使っていたもののクリーム味が強いと思い今回敬遠した、グリーンマックス#21のアイボリーA(クリーム10号の代用)を重ね塗りすることにしました。
写真はクリーム10号の比較

塗膜が厚くなるのは好ましくありませんが、サーフェーサーの上からディティールのパーツを接着しているため、塗装剥離をしての塗り直しだと手戻りが大きくなりすぎる恐れがあると判断し、重ね塗りとしました。
写真は帯の再マスキング状況
という訳で、帯を再度マスキングします。

色味の再確認で、グリーンマックス#21(旧製品)のアイボリーAを山スカのジャンク車体に試し塗り。
写真はアイボリーAの試し塗り状況
トミックス401系の色とは微妙に異なりますが、アイボリーに若干温かみが出てきたような気がします。

そんな訳でGMのアイボリーAを重ね塗りしました。
写真はアイボリーAの重ね塗り状況
合わせて、マスキングをし直して、塗料はみ出し箇所各所のタッチアップを行います。
写真は塗装完了状況
そんな訳で塗装が完了しました。

快楽園53-フィーダーの移設2025年05月04日 05:37

カーブ外回り線に電力を供給するフィーダーの位置がアレで、レイアウトモジュールから電線がピヨっと出ていて興醒めなのが気になってきました。
写真はレイアウトモジュールから伸びる電線

考えた結果、外回り線のフィーダーを移設することにしました。
移設箇所のバラストをカッターとマイナスドライバーとで削り落とし、フィーダーからの電線を通す孔を開けます。
写真はフィーダー移設箇所の工作状況

準備が終わったらフィーダーを移動。バラストを撒き、フィーダーを着色して目立たなくします。
写真はフィーダー移設状況
その後試運転をし、通電が問題ないことを確認します。

フィーダー移設後、もともとフィーダーがあった場所をバラストで埋めます。
写真はもともとフィーダーがあった場所の埋め戻し状況

最後、色挿しをして、こんな感じに仕上がりました。
写真はレイアウトモジュールの完成状況
バラストの色がまちまちなのが萌えポイントです。

快楽園54-完成記念写真の撮影2025年05月05日 14:38

関東鉄道バスと当時モノの自動車を出して、この度仕上がった快楽園モジュールの記念写真を撮ります。
写真は快楽園モジュールの写真撮影状況
背景は、試しに実物の偕楽園の写真をA4の紙にプリントして使いました。

で、まずは思いっきりズームして、普通モードで撮影。
写真は普通モードで撮った写真
やはりピントが合う位置の関係か、写真右下の気動車の顔がピンボケしております。

そこで、TG-6自慢の深度合成機能ですよ奥さん。。。
同じアングルで深度合成してもう1枚。
写真は深度合成モードで撮った写真
気動車にもピントが合っていい感じ・・・と思いましたが、背景の林にモザイクがかかったような、不自然な感じに仕上がっています。あとはボヤけていていい背景のE531系の側面も合成されてくっきり写っています。最初は気のせいかと思いましたが、上の写真と見比べてみてもおかしい感じに仕上がっています。
どうも深度合成のイタズラみたいです。。。

そこで、凝った背景を使うのは諦め、深度合成でピントを合わせる対象を少なくするべく、背景はシンプルな単色にすることとしました。
早速100均に赴き、文字通り空色の大きな模造紙を購入。これを背景に使います。
写真は背景用の模造紙
しばらく紙を広げて、曲げ癖を直します。

いよいよ撮影日。室内撮影ですが、天候も高曇りでまずまず。
LEDスタンドを2個用意し、2方向から光を当てます。三脚でカメラを固定し、絞りを開け気味にし、シャッター時に手ブレがしないようオートタイマーでシャッターを切っていきます。今まで撮ったことのない写真のため大変緊張します。
写真はレイアウトモジュールの記念写真の撮影状況
現場からは以上です。

レイアウトモジュール運転会(2025-5)2025年05月06日 17:29

連休最終日の午後、部屋に出来立ての快楽園モジュールを含むレイアウトモジュールを敷き詰めて運転会をしました。
写真は部屋にレイアウトモジュールを敷き詰めた状況
レイアウトモジュールだけでエンドレスが組めるようになりました。
ケルンメッセ駅モジュールと快楽園モジュールの間、若干モジュール間隔が広くなるところにはポニートラス橋を設置し、違和感がなくなるようにしました。

そんな訳で、かんぱ〜い♪
写真はC58とツートンカラーの気動車で運転会始めをしている状況
最初は、昭和40年前後の風景を再現したく、C58蒸気機関車と茶色い客車、あとはツートンカラーのディーゼルカーを走らせます。
バス車庫にいる国鉄バスも旧塗装です。

1時間ほど運転を楽しんで、動力車が温まってきたところで車両交換。
今度はEF80が牽きスユニ60がシンガリを務める水戸線客車列車とEF81300の牽く安中貨物列車を1時間ほど走らせます。
写真はEF81300が牽く安中貨物と客車列車最後のスユニとのすれ違いシーン

さらに車両を入れ替え、455系急行と583系寝台特急が梅満開の偕楽園を走る状況で1枚パチリ。
写真は455系と583系が偕楽園を走るところ
もう最高です。
今日はこの合計6列車の運転にとどめ、まったりじっくり走行を楽しみました。

415系電車の修繕22-戸当たりゴムの色入れとインレタの転写2025年05月07日 19:52

白車体に目立つグレーの戸当たりゴム。今まではエナメル系塗料やポスカで再現していましたが、もっと楽な表現方法はないものかと思案していたところ、シャープペンシルで戸当たりゴム部分をなぞる方法を見つけました。
試してみたところ、精度と施工性は抜群です。
写真はシャープペンシルによる戸当たりゴムの色入れ試験状況

試験施工の結果が良好だったので、早速415系の7両にシャープペンシルで戸当たりゴムの色入れを施工。
ちょっとグレーが濃いですが、いい感じに色入れができました。
黒ゴムの時は、シャープペンシルの芯の硬さをB寄りにすればOKそうです。
写真はシャープペンシルで色入れした415系の戸当たりゴム

引続き靴ズリの色入れ。いつもは靴ズリインレタを使って表現していますが、模型屋さんの在庫がメタルインレタしか無かったので、やむなくそれを使用します。
メタルインレタは115系電車の模型化で使用しようとしてうまくいかなかった苦い思い出があります。とどのつまり転写性が悪くなかなか車体に貼り付きません。
そこで色々試行錯誤し、まずは車体に普通にインレタを擦り付けます。
写真はメタルインレタを車体に擦り付けている状況
次にインレタの転写したい部分を台紙の上から押さえて、台紙を曲げて台紙から剥離します。
写真はメタルインレタの台紙からの剥離状況
このようにして、7両すべての転写を行いました。

転写系作業の最後に、ナンバー他車両表記のインレタを転写しました。
インレタは妻面の検査表記はくろま屋、側面の各種表記と100番台の車番はレボリューションファクトリー、700番台の車番はスローハンド、JRマークはトミックス旧製品を使用しました。
写真はナンバーの転写状況
車番は100番台の4両は元のK515編成、700番台の3両は今後の工作の展開を見越してK903編成(700番台トップナンバー)としました。ズバリの車番がありましたので、1個1個の数字拾いはしなくても大丈夫でした。
写真はナンバーの転写完了状況