鉄道模型工作で振り返る弊ブログの2024年2024年12月31日 06:40

今年も「今年の振り返り」の季節がやってきました。
写真は今年作った鉄道模型の集合写真
今年落成した鉄道模型は合計で19両+バス7台と、例年の竣工ペースを保ちました。
特に今年はX(旧TWitter)での競作企画に複数参加したりして、充実した模型工作ライフが送れたような気がします。

写真は西武新101系のキット組立品
長年遊んできたグリーンマックスの西武101系。その増結車が欲しいと思いキットを買い込んで積んでいたものを組み立てたものです。
今時の完成品に比べると窓がはめ込み式でなかったりディティールが甘かったりと懐かしさも漂うキットですが、自分にしては旧作と編成にして恥ずかしくない出来にはなったように思います。

写真はC58 36号機
今年発売になった、待望のトミックスC58型蒸気機関車。購入してすぐ改造し、昭和30〜40年代の水戸線で活躍し、そのあと山口県に転属して静態保存されている36号機に仕立てました。
普段蒸気機関車は扱い慣れないため、いろいろと手を焼きましたが、動態保存機から現役機へとコンバートした姿に思わず顔がほころびます。

写真は仙石線103系
X(旧TWitter)での競作企画第1弾。にかこつけて我が家で積みキット状態になっていた仙石線103系を完成させたものです。
競作参加の素晴らしい作品に囲まれると素朴さが目立ってしまいますが、仙石線103系の「タイプ」だった中間車をきっちり非ユニット窓の初期型に揃えられて満足の作品です。

写真は富山地方鉄道14710型と自由形20000型特急電車
こちらも構想と材料だけがあってしばらくストックになっていたものを組み上げて完成させたもの。
富山地鉄14710型の特急色は、自分が特急色好きということもあり是非欲しかった一品です。
一方の特急車。681/3系の余り車体を活用し、新幹線開業で一変した北陸の鉄道に君臨するエース的存在として活躍するであろう姿を、自由形模型で再現できたように思います。

写真は国鉄阪和線103系
X(旧TWitter)での競作企画第2弾。まさかの103系競作企画が被り、でも工作派鉄道模型ファンのハシクレとして、X上でのこういう企画は盛り上がってほしいとの思いから、「2正面作戦」で参加したものです。キット素組ですが、個人的に欲しかった103系1灯ライトの冷房改造車がこの競作を経て手に入れることができたのも嬉しいです。

写真は関東バスと東武バスと自由形バス5台
今年も我が家でストックになっていたバスコレを整備しました。
関東バスと東武バスは北関東で活躍していた車両をモデルにしたスケールモデル、自由形バス5台は全国のどこかには存在するであろうバス会社を想定して余剰バスコレを加工整備したものです。
特に切り継ぎ加工も含めて捏造した前扉車が素敵な存在です。

写真は鬼怒電の万博車とサステナ車両
最後は、こちらも毎年チマチマ増備している鬼怒電の電車。今年は「今どきの鬼怒電」をイメージして、1980年代前半に増備された新製車と東急9000系の中古車を作りました。ありそうで無さそうでやっぱり実在しそうな電車が好ましいです。

今年の工作・ブログ更新はこれで終わりです。
改めまして、今年1年、弊ブログをご覧いただきありがとうございました。 
よいお年をお迎えください。

貨車の車番とコンテナの並べ方2024年12月18日 04:50

物価高騰のご時世、鉄道模型の世界でも比較的リーズナブルに楽しめるのが貨物列車ですが、個人的に妥協できないのが、特に旧製品に見られる「番号被り」。一手間かけてこれを解消していきます。
写真は鉄道模型の貨車の車番を消去している状況
KATOの車両は、車番の要らないところをファレホのブラシクリーナーを綿棒に染み込ませて擦ることで車番だけが消えてくれます。
写真は車番の一部消去で番号が変わったタンク車
貨車の「日石三菱」が時代を感じさせます。。。

一方、トミックスの貨車はファレホが効かないので、調色した塗料で要らない部分を塗り潰す必要があります。
車体色に合わせて調色した塗料(コキ104の場合仙石線ブルー)を薄め、消したい車番の上に少量垂らした後爪楊枝で擦って車番を消し、さらに薄めた塗料を重ね塗りします。
写真はコンテナ車の車番変更の状況
これらの技法を応用することで、コンテナ車の「JR貨物」「JRFマーク」を消して、現代の姿に変化させることも出来そうです。

ここまで工作して思い出したのが30両近くいるコンテナ車。今までコンテナは適当に積んでいたのですが、毎朝の通勤でコンテナ貨物列車を見るたびに、「もうちょっと実感的にできないか」と思うようになりました。
写真はコンテナを適当に積んでいたコンテナ車

実車を観察していると、あずき色のコンテナの中にも背が高い20D・20G型コンテナ(コンテナ上部に白線が引いてある)が適度に混ざっています。最近増備されているこれらのコンテナがコンテナ車列に適度に混ざることで、2020年代を走る現在の貨物列車っぽく見えます。
つまり「ある時代を代表するコンテナだけを積んだコンテナ車と、その時代と前の時代、次の時代のコンテナを混載したコンテナ車とで編成を統一すれば、特定時代のコンテナ列車を再現できるんじゃね?」ということ。当たり前のことかもしれませんが、これを意識してコンテナ車に積んであるコンテナを積み替えてみます。


写真はコキ50000系列
こちらは、とび色のコキ50000系列とコキ5500。その中でも、黒色台車の国鉄時代車には緑色の国鉄コンテナ(C30・C31系列)を、台車枠交換後のグレー台車の車両には水色のJRコンテナ(C35・18系列)だけを積んだコンテナ車を1〜2両ずつ作り、それらを混載したコンテナ車をさらに1〜2両作ります。
余ったグレー台車のコキ50000で、スローガンが書かれていないあずき色のJRコンテナ(19B系列)だけを積んだコンテナ車と、水色とあずき色のコンテナを混載したコンテナ車とを作ります。こちらはJR化後の1990年代〜2000年代のイメージです。


写真はコキ100系列
一方で現代的なコキ100系列。こちらはあずき色のJRコンテナ(19系列)だけを積んだコンテナ車と、各種コンテナを混載したコンテナ車、さらにJRFマークが消去されたコンテナ車を中心に背高コンテナ(20系列)を混載したコンテナ車とをを作ります。前者は2000〜2010年代、後者が混じると2020年代のイメージになります。

なお、編成にバラエティを与える海上コンテナですが、これは現在積載区間が限定(東京〜盛岡のみ?)されている模様ですので、闇雲にコンテナ列車に組み込まれないよう、コンテナ車の車列から外して、オプションで必要なときに別途フレームのみのコンテナ車に搭載できるようにしておきます。

車両のメンテナンス2024年07月24日 06:27

パソコンが壊れましたorz。まぁ9年間ノーストレスで動いたので大往生と言ったところでしょうか。
そんなわけで初めて(久しぶり?)に携帯からブログアップです。

写真は模型車両のメンテナンス状況
下館レイルフェスタで酷使し、あちこち汚損した車両のメンテナンスです。
車輪は黒い汚れが付着しライト類チラつきの原因となってしまっていたため、車輪をレールクリーナーと綿棒とで清掃します。
清掃後の綿棒を見ると、まぁこんなにも汚れていたのかと思うくらい真っ黒でした。。。
あとは破損部品の再接着や台車ピンの増し締めを行いました。

モジュールオフの準備2024年06月19日 20:04

旅行から帰ってきて夫婦共にヘロヘロで仕事をこなすのがやっとです(もう若くないですから・・・)
ですが、今週末に控えたモジュールオフに向けて車両の整備を進めます。
写真は車両整備後の試走の様子
今回のテーマは「特急」と「東武電車」。スポーツバッグ一杯に詰めた車両を出して試走させます。
調子が悪い車両は分解整備を行いましたが、いまいちご機嫌が悪いようです。。。
写真は分解整備の様子

モジュールも箱から出して整備。接着が切れて吹っ飛んでしまった人形を回収し再接着します。
写真はモジュールの整備の様子
合わせてモジュールに積もったホコリの除去を行いました。結構積もるものです。
写真はモジュールに積もったホコリの除去の様子

で、持ち込む荷物はこんな感じ。
衣装ケース4箱にスポーツバッグと手提げ袋が1個ずつ、あと箱に入らなかったアクセサリー類とクーラーボックス。
写真はモジュールオフに持ち込む荷物
近年稀に見る大荷物です。。。

車両のメンテナンス2024年01月31日 20:22

新年会で破損したり気になった車両のメンテナンスをしました。

まずは車両をしまう時に慌てて連結を外したため、TNカプラーが破損したクハ115の修理です。
TNカプラーが破損したクハ115の補修
幸い、はめ込み直しで治りました。
何度か同じ破損をしてて、はめ込みの爪が甘くなっている可能性があるので、恒久対策を検討した方が良さそうです。

次に、新年会での走行中にゴムタイヤが外れてしまった211系の台車の補修。
写真は211系車輪ゴムのはめ直し状況
一旦台車を分解して車輪を取り出し、分売パーツのゴムタイヤを嵌めます。

さらに、好調だったものの車高が高いのが気になったクモユ141。
車体と床下を分解し、車体の加工をして車高を下げました。
写真は車高を下げたクモユ141

最後に、不調気味だったE231系の動力車の整備。
写真はE231系の動力ユニットのメンテナンス状況
車輪を磨いても不調は治らず、台車を全バラシして清掃・注油をしてようやく少し機嫌を直してくれました。