常磐線103系の工作27-基本編成5両の窓周りディティールアップ ― 2025年09月15日 05:31
2014年に完成させた常磐線103系マト7基本編成5両。
いろいろ細かいところまで作り込みましたが、窓のインレタは貼られていません(当時はそこまで作り込むこともないと思っていました)。
しかし先日完成させた基本編成の残り5両(こちらは窓にインレタを貼っています)と編成を組んでみると、やはり物足りないです。
そこで、旧作にも窓インレタを貼ることにしました。まずは車体の分解です。
GMキット組のサハ103-259は、車体上下を木工ボンドで止めていたので、分解は簡単です。
そのサハ103からインレタ貼り。まずは戸袋窓の緑の広告シールから。
窓ガラスは接着してしまいましたので、窓ガラスを外さずインレタシートの使用済部分をハサミで切ってインレタを転写していきます。
次にドア窓表面に駆け込み乗車注意のインレタを貼ります。
残る4両はKATO完成品ベースで、分解できるので簡単・・・と思いきや、戸袋窓が律儀に凹モールドされており、広告シールのインレタ転写がうまく行きません。だいぶ苦戦しました。
合わせて、カプラーも走行安定性向上のため、KATOカプラー密連用に交換します。自分のNゲージ歴も40年になりますが、色々比べてみて、弱い力で連結もしっかりし途中解放もなく、コスパ的には一番優れたカプラーだと思っています。
そんな訳で基本編成5両の整備が完成しました。やはり窓周りにインレタが入ると表情が豊かになります。
改めてブックケースに格納し、10両を俯瞰します。
今までの苦労が報われた形で、ウットリしてきます。。。
常磐線103系マト7補完計画15-完成しました ― 2025年09月13日 07:30
ちょうど20年前に現役を引退した常磐線103系、その最後の基本編成「マト7」の模型が完成しました。
方向幕の表現です。
方向幕シールを内側に貼って、最後に方向幕ガラスパーツで蓋をする構成となっております。方向幕シールは手持ちの鳳車両製造製を使用、国鉄時代に使用されており、最後に常磐線103系に乗った時に当時のリバイバルで表示されていた「上野ー取手」を使用しました。
ガラスパーツの取付の際は、接着剤が流れすぎないように接着するのに苦労しました。
最後、上回りと下回りとを合体します。KATOサハ103の余り下回りパーツを流用したサハ103は簡単に取付できるのですが、その他4両は接着する必要があります。将来の分解が可能なように、接着には木工用接着剤を使用しました。
そんな訳でマト7編成の中間車5両が完成。
全車金属押さえ式のドア窓に交換したのがポイントですが、この工作は苦労しました。その割には仕上げが甘いところが散見されます。今回の中間車5両の一番のキモであるドア窓交換作業は、もう二度とやりたくありません。
それでも、ドア越しのシール表現まで再現されたドア周りを見るとちょっとニンマリしてきます。
最後、10年以上前に完成させたマト7編成基本5両と一緒に記念撮影。これで常磐線103系最後の15両編成が、いつでも手元で爆走させられます。
【常磐線103系マト7補完計画 まとめ(2025.6-9)】
常磐線103系マト7補完計画14-客室窓の黒ゴム化・インレタ貼りと接着 ― 2025年09月07日 08:53
ドア窓が全車付いたところで、ドア窓以外の客室窓を取り付けます。
まずは戸袋窓。今回作る5両はいずれも更新車なので黒ゴム。安易に黒マジックでグレーのHゴムを塗り重ねます。
その後に、くろま屋の戸袋広告裏張りインレタを戸袋上半分に転写します。裏張りインレタですので、客室側から転写すると、いい感じに奥まった位置に黄緑色の広告ステッカーが表現されます。
さらに、トレジャータウンの優先席インレタを、報告幕直下の窓に転写して優先席を表現します。
ここまでやったら、客室窓を車体に嵌め込んで流し込み接着剤で固定します。
こんな感じで客室窓全てが固定されました。客室窓固定後、屋根板を嵌め込んで接着します。
いよいよ次回、完成です。
常磐線103系マト7補完計画13-ドア窓のインレタ貼りと接着 ― 2025年09月03日 21:00
金属パーツに交換した客用ドアに窓ガラスを取り付けていきます。窓ガラスはGM窓セルを切って使います。
接着する前に、接着前に、窓セルにくろま屋の「駆け込み注意」ステッカーのインレタを貼ります。本当は両開きドアの両方に貼るのですが、インレタをケチるためと両側だと難易度が爆上がりのため、片側のみに貼ります(実車でも片側にしか貼っていない、ということがたまにありました)。
インレタを貼った窓セルを、GMキットのときと同じくゴム系接着剤で貼っていきます。まずは窓上の車体に接着剤を塗り、窓セルを車体に貼り付けてから、窓下に接着剤を塗って固定します。
窓セルを貼った状況はこんな感じです。交換したパーツが金属製の薄いパーツなので、嵌め込み式ではなくても違和感はありません。
それにしても、元のドアの切り抜き時の直し切れていないところがあり恥ずかしいです。
この窓セル貼り付けを5両40箇所に実施。
難航すると思われたドア窓の接着が無事に終わって、こんな感じに仕上がりました。
常磐線103系マト7補完計画12-車体への色入れ・インレタ貼り ― 2025年08月27日 07:05
車体への色入れを進めます。とはいっても色入れ箇所は戸当たりゴムのみ。
今回作る5両はいずれも更新車で戸当たりゴムは黒色のため、色が濃い2Bのシャープペンシルで戸当たりゴムをなぞって色入れしていきます。
今まで戸当たりゴムを綺麗に色入れする技法に悩んできましたが、これならバッチリです。
戸当たりゴムへの色入れが終わったら、次はインレタの転写。
旧作では靴ズリはマスキングをして塗り分けをしていたましたが、現在はインレタを使って塗り分けています。しかし靴ズリインレタの在庫が尽きてしまったため、代用品として大量に在庫のあるドアレールインレタを代用しました。
車番・表記のインレタ転写。使ったのはそのものズバリのレボリューションファクトリー常磐線マト7編成用インレタ(いい時代になりました)。これをチマチマ転写します。
戸当たりゴムへの色入れ・インレタの転写が終わった状況はこんな感じです。
最後に、表面保護のため半艶クリアーをエアブラシで塗装します。
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