415系電車の修繕07-クハ411の車体長延長2025年02月16日 09:19

クハ401と比べ僅かに(スケール換算で1mm強)車体長が短いことが発覚したクハ411。差は僅かなので迷いましたが、おかしくならない範囲で車体長を直すことにしました。
まず運転台と客室の間をカッターナイフで切り離します。
写真は運転台と客室の間を切断している状況
レザーソーは切断幅が大き過ぎてディティールに影響が出るので使いません。
写真は運転台と客室との切断が終わった状況

運転台と客室とが切断できたら、切断面に0.5mmプラ板を噛ませて接着します。スケール通りの1.5mmの車体延長は、切り継ぎによる車体の「伸び」を考えるとやり過ぎのような気がします。
写真は切断面に0.5mmプラ板を噛ませて接着している状況
切り継いで車体長を伸ばした箇所に、パテ盛りで隙間を埋めて、乾いたら表面を削って仕上げます。
写真は切り継ぎ箇所にパテ盛りをした状況

こんな感じで車体長の延長完了。加工前(下)と比べてみますと、ほんのり車体長は長くなりました。仕上げ漏れがあるかどうかは後日サーフェーサーを吹いてチェックします。
写真は車体長延長の工作が完成したクハ411-200
この加工ですが、接着剤・パテが乾燥するのを待つ関係で1週間を要しました。もう1両のクハ411も今後同様の加工を行います。