415系電車の修繕11-中間車の下塗りとエアブラシ塗装の留意点 ― 2025年03月08日 12:37
写真は再掲ですが、先頭車のピンクサーフェーサーを吹いたところがザラザラになってしまいました。
切り継ぎ部の仕上げを行った後、ザラザラ面を1500番の紙ヤスリで削り、平滑な側面になるようにしました。
そもそもエアブラシ塗装でのザラザラを防ぐためにはどうしたら良いのでしょうか。インターネットで調べたところ、ザラザラの原因は「塗料が対象に到達するまでに乾いてしまい、ほぼ粉状になった塗料が付着する」ためとされており、これを防ぐには⚫︎塗料の稀釈度を上げる⚫︎ニードルを広げる⚫︎エアブラシを近接させて塗装する等の対策が挙げられています。
どうしても缶スプレーでの塗装の癖から、塗料が垂れないように塗装物とエアブラシの距離を取ってしまいがちでしたが、上記留意事項を心がけて塗装しました。塗料が薄くなることから、塗料のノリが悪く長時間吹き付けがちになりますが、これは垂れのもと。そうでなくても塗料を薄く溶いており垂れがちなので、垂れそうな時は塗装を中断し、一旦乾燥させてから複数回塗料を重ね吹きします。
以上の心がけをし、先頭車修復部と中間車の下塗りを行いました。使ったのはいつものピンクサーフェーサーです。
車体表面には洗浄後の拭き取り繊維が残ってしまいましたが、これは乾燥してから削ればよく、少なくともエアブラシ起因のザラザラは回避できたように思えます。
色が薄いですが、これは重ね塗りの回数を増やすことでしっかりとした着色ができそうです。
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