東武のカステラ電車(2)2008年12月14日 22:41

クロスポイント東武7820屋根

忘年会も無事終わり、新年会に向けた工作を再開しました。まずは東武のカステラ電車。まずは屋根まわりを仕上げます。

このキットは車体と屋根が別バーツになっており、パーツの分割点に添って塗分線も分かれています。そのため、車体は一括成型であり強度もあることから、屋根の接着を塗装後にしても支障ないと考えました。そのため、工作は屋根にランボードを付ける程度しか進みません。

しかし鼻歌交じりに工作をすすめるうちに考え込んでしまいました。実車は屋根作業時に屋根を伝って移動できるよう、屋根肩部にステップがあるのですが、連結面はモハ・クハとも部品がある(部品番号5)のに対し、前面はクハしかこのパーツ(部品番号4)がありません。

もはや実車は1両しか(東武動物公園のモハ7329)残っていないところ、いろいろ考えた揚げ句、モハはパンタ廻りのランボードが「ステップの機能」を受け持っていると考え、写真のようにクハのステップの位置に合わせるようにしました。屋根パーツに成型されているランボードの脚に対し、ふつうなら前後均等の位置にランボードを接着するところ、できる限り前に突き出して接着し、ステップ位置を合わせました(実車がそうなっているか分かりません)。

かように、キットは部品1つとっても油断を赦さな。いろいろ考えさせられる、実に厄介な代物のようだ。
だが、それがいい。

コメント

_ gino-1 ― 2008年12月16日 12:26

こんにちは。

保育社のカラーブックスに載っている、前パン車の写真もステップがありませんので正解のようですよ。

_ クロポ415@泥酔鉄道 ― 2008年12月17日 00:06

gino-1さんコメントありがとうございます。
当時の写真をしらべてみましたら、やはりそのようになっていました。

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