415系電車の修繕02-塗装落とし後の作戦タイム2025年01月08日 19:44

塗装剥離のためIPAに浸けていた車体を引き上げ、塗装が落ち切っていないところをプラカラー溶剤で拭いて落とします。
写真は塗装を剥離した415系電車
そんなこんなで7両の塗装を落としました。

さてここからが作戦タイム。当時の鉄道模型業界では、交直流近郊型電車の車体は、直流近郊型電車の車体流用が当たり前でしたので、各所を見ると車体流用のためと思われる415系の実車と相違している箇所が多数あります。
例えば、目で見てわかる範囲でも、側面サボ受けの省略とか、種別サボ受けの位置・個数の相違とか、屋根昇降用のステップの残置とか、反対にパンタグラフ位置のハシゴ掛けの省略とかが挙げられます。
写真は車体加工前の415系車体と、加工済みの旧作415系車体
ちょうど3年前に同じことをしていた旧作のモハ414/415同様、これらのディティールを今後直していきます。

合わせて、ジャンク箱から415系のディティーリングに使えそうな金属パーツを出しておきます。
写真は415系のディティーリングに使う金属パーツ
不足があれば補充する必要があるところですが、パッと見不足はなさそうです。