京葉線201系試作車編成の工作01-モハ・サハの工作2011年06月28日 23:43

京葉線201系試作車・屋根の工作

この前行われたCKCモジュールオフでは、自由参加の企画として「テレビ顔の電車」の競作が企画されていました。「テレビ顔」の解釈は自由ですので、思いっきり捻って解釈した作品を造ろうかとも考えていましたが、結局はオーソドックスに「ブラックフェイスがありその中に細長のガラスがある」、テレビを連想させる前面を持つ201系、それも旬な京葉線、その中でも特徴的な試作車組み込み編成を作る事にしました。

種車は試作車が鉄道コレクションの201系試作車(ちょうどタイムリーに発売されました)、量産車がKATOの201系中央線(京葉線タイプも製品化されていますが、中古市場で多く流通している中央線タイプとしました)です。
工作に向けられる力と車両を揃える財力と相談し、まずは試作車組み込みの4両を作ることとしました。
ちなみにプロトタイプは、試作車を4両組み込んだ旧ケヨ72編成、パンタグラフを2個装着していた痕跡がクッキリ残るモハ201-902とサハ201-901が一番の注目点です。

まずは屋根の撤去痕が目立つモハ201・サハ201の工作です。屋根は写真のように旧配管を管部分のみ(押さえ金具は残すように)削ります。
またモハ201のユニット外側以外のパンタグラフ廻りは一旦全て削ってしまい、パンタグラフ取付孔を埋めます。
紙ヤスリを掛けて整形をしたら塗料を吹いて仕上がりを確認します。削り過ぎはランナー引伸線を接着剤で溶かして肉盛りします。面倒ですが、平滑になるまでこれを繰り返します。
大丈夫そうなら、旧パンタグラフ周辺の配管(削ってしまったところ)をPlastructの細プラ棒(0.3mm×0.3mm)で配管押さえ金具を復元します。あわせて、パンタグラフ台にφ0.8の孔を空け、富士川車両工業製のパンタグラフ台を設置します。

次に妻面。モハ201のユニット外側以外は配管が撤去されているので、写真下のように配管をカッター・ヤスリで削ります。屋根同様に表面を仕上げてから、もとあった配管の位置にをPlastructの細プラ棒(0.3mm×0.3mm)で配管押さえ金具を復元します。


実はこの4両の製作中に撮った写真はこれだけ・・・他の部分の工作説明は、残り6両を作りながら紹介していきます。結構先になりそうですので、しばらくお待ち頂けると嬉しいです。

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