サウスショア線電車の動力交換01-新幹線動力ユニットと加工2017年07月02日 08:26

2年前にKATOのギャラリーカー客車を改造して作ったサウスショア線2階建電車ですが、クモル用を改造して作った動力ユニットが不調で、あまり走らせなくなっていました。

どうしたものか考え込んだ結果、新幹線とアメリカ型車両とは実車の車体寸法がだいたい同じことに気がつき、ジャンクで新幹線の動力車を購入してきました。1000円で走りは好調。

早速分解。と・・・

何かダイキャストブロックのモーター部分だけが幅広になっている。
電車に新幹線の動力ユニットを当ててみた結果、ダイキャストブロックの幅広部を削る必要があることが発覚。。。
動力ユニットはポン付で交換できると思ってましたが、甘かった。

動力ユニットの金属ブロックを加工する経験がなく、ちょうど良い工作法が思いつきませんが、とりあえず分解します。
この幅広部はモーターを避けるために、モーターの寸法に合わせて作られたもので、幅広部を削ぎ落とせば何とかなりそうです。
幅広部を切除することで、動力ユニット自体が山型に反るリスクも考えられますが、車体の塗装の出来映え(色が回っていない箇所がある)も考えると、元となった新幹線200系自身が1990年代はじめ(トミックスが新動力ユニットを導入した初期)の製品と思われます。製造されてから20年近く時間も経った「枯れた」パーツですので、変形は大丈夫そうです。

幅広部を切除する方法が思いつきません。金属用のノコギリは持っていないですし、ヤスリで削っても歯がたたなさそうです。
とりあえず手元にあった切り継ぎ用のレザーソーを当ててみると・・・
思いの外金属がサクサクと削れます。これなら行けそう。
ちなみにレザーソーの刃がダメになっている可能性もあるため、刃は検証が必要です。

1時間ほどの工作で、幅広部の金属が思いの外簡単に切り落とせました。
満足・・・・・・
あとは追加削りや窓ガラス等の微調整で、動力ユニットは納まりそうです。