JNMAで学んだ塗り屋根の再現03-溶きパテ工法の目処が付きました2017年07月29日 21:52

Nゲージでの「塗り屋根」の表現について、今日いろいろ試してみました。

まず、溶きパテを使う技法では、溶きパテに薄め液を少々混ぜて少し固めに溶いて、さらにリターダーを混ぜてすぐ乾かないようにします。(写真上)
その後薄めに筆塗りしてブラシで均一になるように叩き伸ばす、ちょうど良さげな凸凹屋根になります。塗料の乗せ方・叩き方によっては、目を粗くしたり細くしたりも出来そうです・(写真中)
しかし、その後、エナメル系の黒を塗ってそのあとに表面を拭き取ることで凹凸2色とする技法。
いろいろ試してみましたが、結論から言うと、自分にはうまく行かなさそうです。写真下の右側のように、配管等屋根モールドがあると均一に拭き取れないですし、自分の腕では凹凸2色表現を再現できる状態では、塗装面の凹凸がオーバースケールになってしまいます。(凹凸が少なすぎて均一に拭き取れてしまう)

結局、屋根は拭き取りではなく従来通り濃いめのグレー(Mr.カラージャーマングレー)の単色吹きで表現することにしました。
今までの技法(シッカロールとジャーマングレーを何度か重ね塗り)とあまり変わりませんが、それでも厚塗りになりがちな従来技法よりは、より薄く確実に塗り屋根表現が出来そうです。

ちなみに表面がザラザラになるストーン調塗料も試して身ましたが、Nゲージにはオーバースケール気味で、今ひとつです。。