シャコタン☆ブギ(漫画の話ではありません)2023年08月06日 00:15

某氏のブログ記事に、現在の完成品に比べ車高が高いグリーンマックスのキット(昔の、動力機構の都合から機関車の大きさが今より若干大きい時代はこれで丁度よかったのかもしれません)を組んだ車両の車高ダウンに、Bトレインショーティ用の車輪を使った例が載っていました。
なるほどと思い、早速自分も試してみました。
写真はBトレインショーティ用車輪

開封して見てみると、確かに写真左のBトレインショーティ用車輪は、右の通常車輪に比べて一回り小さいです(ノギスが無いので寸法は測れませんでした)。
写真左はBトレインショーティ用車輪、右は通常車輪
車軸ベースでは車輪径の半分だけ車高を下げられることから、あまり車高ダウン効果は得られなさそう(尤も車輪径が小さ過ぎると台車に嵌りませんしカプラー高さも揃わなくなってしまいますが)です。

しかしモノは試し、小径車輪を使ったシャコタン(今はローダウンと言うみたいですね)を試みます。試供に使ったのは、GMキットの中でも特に車高が高いと言われるマニ44。15年前の2007年の作で、当時から車両内側のリブを削ったり台車を削ったりと車高ダウンに苦労して組んでいました。
写真手前からKATOスニ41、GMマニ44、GMマニ60
車高テスト用に仕立てた編成は、マニ44と同じパレット積み荷物車のスニ41(KATO)、車輪を交換するマニ44(GM)、比較のためのマニ61(GM)の3両編成です。

で、加工前の写真が写真上で、マニ44の車輪を小径車輪に交換したのが写真下。比較のため極力大きさや位置関係を揃えました。
写真はGMキット組みの車輪交換状況
微妙ですね。
しかしながら、写真をよくみると写真左のシルバーのスニ41と雨樋の高さが揃ったようにも見え、一定の効果はありそうです。

カプラーの高さも大きく変わっておらず、連結・走行には支障は無さそうな感じから、コスト・調達面の課題(小径車輪だけで分売してくれないモノですかねぇ・・・)が解決すれば、これに統一するのも1つの方法かもしれません。

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