500円でお釣りがくる堅いジオラマベース06〜続・ゲージ不問!田園風景モジュール2016年10月08日 21:48

昨日に引き続き、田園風景のジオラマを製作します。
田園風景でキモとなる水田や畑の表現ですが、100均一で使えるのがあるかねぇ?とつらつら見て回っていたところ、夏の穂が伸びつつある水田には、Seriaのリアル人工芝マットが、畝や刈り取り済の畑にはダイソーの床用吸着マット(緑・ベージュ)が使えそうです。

また、舗装道路には400番の紙やすりが使えそうですので、これを道路幅(6センチ)に帯状に切っていきます。

それらを所定寸法に切り出してから、スプレーボンドで貼り付けていきます。各スケールの自動車を置いて出来栄えの比較。
試しに各スケールの自動車を道路に置いてみます。ここまで都合数時間の簡単工作ながら、すごく実感的でです。
さすがにGゲージサイズの1/32は苦しいですが、それより小さいサイズのゲージでもHOゲージでも(もっと言うとOゲージでも)お座敷運転を盛り上げるのに使えそうです。
しまう時は重ねて収納できるので、収納の問題もあまりありません。

今回はこの田園風景ボードを3枚作ります。最後に、隙間や畦道部にパウダーを増し蒔きして、さらに緑色のスポンジを接着して緑の表現をします。

かくして3枚完成。早速横に並べてみて、バスを置いてみます。
電車がなくても自動車だけでも、見ていて楽しくなってきます。
工作も簡単ですので、もう数枚作ろうか?ついつい欲が出てしまいます。

500円でお釣りがくる堅いジオラマベース05〜ゲージ不問!田園風景モジュールの製作2016年10月07日 21:09

工作する時間が不意に増えてしまいましたので、もう少しいろいろと工作をしたいところです。
今月末の「下館駅なか・駅前フェスタ」に持ち込む用のジオラマベースを増備することにしました。

特に今回は、誰でも手間なく簡単に工作を楽しめるよう、材料はホームセンターや東急ハンズや100均で買える、簡単なものばかりを使用します。

今回使用するのは厚さ2.5mmのMDF板。合わせて、3mm厚の角材(幅6cm、幅8mm)を使用。いずれも1枚100円強で入手できるものです。

今回は、工作が面倒そうで今まであまり作ってこなかった、田畑が広がる田園風景を作ることにしました。
100均を眺めてみると、鉄道模型の田畑に使えそうな材料がいろいろ見つかったのもありますが、ストラクチャーさえ作らなければ下はNゲージから上はHOゲージまで、いろいろな寸法の鉄道模型に使用できるのではないか?という思いつきもあり、どこまで違和感ないものが作れるか、試してみたい、という気持ちもあります。
まずは大まかな道路の位置を罫書します。道路の幅は、既存の角材の寸法から6センチとしました。

そのあと、畦道になる細角材を切断し、ゴム系ボンドスプレーを使ってサクサクと組み立てていきます。畦道・道路とも3mm厚の角材を使用しますので、元のMDF板と合わせて計6mm弱の厚さとなり、今まで作ってきたジオラマベースと互換性があるものになります。

MDF合板の厚さは2.5mmとかなり薄く、そのままでは簡単に反ってしまいますが、一応台枠構造になることで反りに強くなりそうです。
組み立ててから、畦道の部分を茶色のスプレーで塗装し、塗料が乾く前にパウダーをまぶして木目感を消します。

500円でお釣りがくる堅いジオラマベース04〜建物を固定しました2016年09月25日 08:24

昨日は1日中雨でしたので、買い物に行って、塗装をしない工作をしました。
500円でお釣りが来る堅いジオラママベースの続きです。
ジオラマベースにあ、建物(建物コレクションの充実で種類が増えました)を一々箱から出し入れする手間を省くためベースに固定してしまう、という目的があります。
しかしながら、自分の場合は建物は今まで作ったモジュールレイアウトと共用するため、「固定」という訳にはいきません。
(使わないときはレイアウトモジュールから外して透明プラの箱にしまっています)

今回のジオラマベースでも、建物は共用するため固定はせず(本末転倒ですが)、両面テープで仮止めすることにしました。
底面のベースが平板状になっている建物は、不使用時に外せるように仮止め用弱粘着テープを使用、写真のように底面のベースが無いか線状になっている建物通常の両面テープを使用して固定していきます。

また、テープは建物に対してわざと大きめに切り、固定後にシーナリーパウダーを撒くと、建物の周りに草が生えた様子も再現できます。

隠して出来上がったジオラマボード2枚。
道路の位置の設計が甘く、建物手前が狭くて建物を並べられないこと、奥も縦に2軒並べる場所が無く窮屈になっている点が悔やまれます。
また、写真上の作例では建物が入らず、思ったよりもゆったりというよりスカスカになってしまいました。
今回作った4枚のボードのうち、2枚は写真のように建物を固定。
残り2枚は建物を固定せず、ビル等を並べる予定です。


新カテゴリ追加「激安可搬式ジオラマベース」2016年09月24日 23:59

「より楽しいお座敷運転」の実現と「下館駅なか・駅前フェスティバル」展示用に、ここ数年できるだけ安価に(100均で材料が手に入るレベルで)作れるジオラマベースを作っています。
作例1作例2
現在工作中で、今後も何回か連載が続きそうですし、いろいろ試行錯誤をしそうですので、一連で記事が見れるよう、新カテゴリ「激安可搬式ジオラマベース」をを追加しました。

500円でお釣りがくる堅いジオラマベース03〜市街地の道路を作ってみました。2016年09月19日 05:54

お座敷運転でストラクチャーを固定してそのまま線路際に置けてしまえる、ジオラマベースを工作中です。
来月末に使う予定ですが、あまり時間がなく、考え始めて手が動かなくならないよう、チャッチャと工作を進めました。


まずベースボード。
通販の箱いっぱいの寸法になるよう、ホームセンターでベニアを切ってもらいました。約225×330mm、450×900の定尺から5枚作れます。
お値段は、板代とカット代で5枚800円。地方の、道路沿いにあるようなホームセンターで作ってもらった方が安く上がります。
ただし歪んでいる合板もまじっているので注意。今回は、1枚歪みが酷い材料があり、処分してしまいました。

続いて道路。旧作同様、手前に道路・奥に建物が来るように、道路中心が手前から7センチの位置に来るようにします。
道路は車道と歩道を紙に印刷し、ベースに貼るようにしました。
マス1個が1/150で30センチ四方になるよう、エクセルで寸法を合わせて作図します。
今回、歩道はレンガ風ブロック敷歩道に見せるように、茶色とオレンジ色との四角を互い違いに並べ、黄色い点字ブロックも合わせて印刷しました。

道路の寸法ですが、仕事でよく見る「道路構造令」に忠実に合わせたいところですが、実物に比べて長さ・曲線半径関係が大幅にデフォルメされた鉄道模型の世界に、構造令に忠実な道路を作ったら、すごい間延びする代物になりそうです。
考えた結果、幅だけは道路構造令に倣うようエクセルで作図。車線幅3mの4種道路(市街地街路)とし、右折レーンやバス停車帯をあらかじめ見込んだ均一幅になるように、車道と路肩と歩道の寸法を割り当てました(写真上)。

交差点ですが、バスが通過する際の隅切りの寸法を決めますが、大型車の軌跡の三心円描くのが('A`) なので、日野のサイトから軌跡図を拝借して軌跡書き。

道路を印刷した紙の接着は、液体やペーストですと、乾燥する際の収縮で変形するのが心配ですので、テープ糊で行います。

道路柄を印刷した紙を貼りました。
ベニヤ板に紙を貼っただけですが、車両を置くと少し実感的になってきます。
交差点はこんな感じです。あとは建物を固定すれば完成です。