飛行場ジオラマベースの工作-02 ハンガーの組み立て2017年04月01日 21:47

飛行機ジオラマベースの工作ですが、端っこにハンガー(格納庫)を建ててみたくなります。
そこで、ドーム屋根のバス車庫(GMキット)を使って、ハンガーに改造してみました。
このキット、バス車庫にしてはドーム屋根の大きさが過大な感じもし、今回の作例のようにドーム屋根のハンガーに改造されることを意図した作りになっているのでは?と勘ぐりたくなります。
まず、建物前面をプラ板から作ります。ドーム断面の形にプラ板を切り出し。

その後、窓と格納庫の開口部を切り抜きます。

自作の前面にコルゲート板を貼りました。
トタンまたは波板で軽量化した妻壁上部の表現です。

格納庫の扉の表現。プラ板を切り抜いた扉部を、扉のレールに見立てたH鋼(エバーグリーンのH鋼型プラ棒)に接着します。

屋根は連結用裏張材表面にプラ板を曲げて貼ってちょっと延長。合わせて側面もプラ角棒を貼って、わずかに延長します。
その状態で側面・後妻板と屋根とを接着。

前妻板と扉部は別途塗装してから接着しますが、生地状態ではこんな感じに仕上がりました。

飛行場ジオラマベースの工作-01 建物部分のベースの工作2017年03月26日 19:41

1985年発行の「GMマニュアル Vol.1」には、「1/144スケールノススメ」なる刺激的なタイトルで始まる記事があります。
とは言っても、16番というかHOというかあの辺で宗教戦争になっているゲージ論争をNゲージに持ち込むのではなく、スケールの近似するモデルとして、鉄道模型に飛行機を取り込もうというものです。
巻末には、それはそれはもう素晴らしい羽田空港をイメージしたレイアウトの写真が出ており、モデラーのモチベーションを激しく掻き立てたものでした。

爾来30年、プラモデル界隈も鉄道模型界隈も、製品から遊び方まで大きく変わった中、弊社でも冬のボーナスでボーイング787を導入し、実機よろしく工場にストックしました。

そんな中、家の整理で色々使い道の無い部品が出てきましたので、これで格納庫と石油タンクと言った飛行場のストラクチャーをでっち上げる事にしました。
NYCTA風高架路面モジュールを作った時のあまりのタンクとパイプライン、絶賛頓挫中の厨浜電鉄リバースレイアウトのドーム屋根に使ったバス車庫の余り(いずれもGM)を適当に組み合わせて、構想を練ります。

これらは、ベースの板(川モジュールに使うサブモジュール)に固定します。
サブモジュールのベースの板は3枚作りましたが、アパートとバス車庫との2枚で満足し、1枚余りますので、この余りを流用します。
立体的な建物部分だけは外して別の箱にしまい、建物の無い滑走路誘導路は重ねて収納出来るようにする魂胆です。

ベースの板は100均の箱にしまえるよう、長さ20センチに切断します。

試運転会&超激安ジオラマベースのお試し2016年10月22日 22:28

来週末の展示運転に備え、手持ち車両の試運転を行いました。
今回の試運転では、線路に車輪クリーナーを仕込み、事前に車輪の清掃も行います。
今まで作った、超激安ジオラマベースも設置してみました。内側直線延長840mmで、大2個・小2個でもちょうど納まります(写真で見たところ、もう少し直線寸法を伸ばせば、もっと沢山納まりそうです)。

今回のお座敷運転では、今まで色々作りためた関東鉄道の気動車を全部虫干ししました。
田園風景も相まって、さながら水海道の車庫のようです。

複線レイアウトですので、今回作った関東鉄道の気動車を出してみます。
これは・・・・すごくいい感じです。お座敷運転とはいえ、田園風景のボードを添えると俄然雰囲気が盛り上がってきます。


500円でお釣りがくる堅いジオラマベース08〜交差点を少し弄ってみました2016年10月14日 07:40

今回作った市街地用のジオラマベースは、道路の位置の設定が良くなくて、道路が手前に来すぎて建物を置けなくなり、その結果、手前には中途半端なスペースが余ってしまいました。
そのまま舗装の状態で完成させるか迷いましたが、やはり少し間が抜けますので、帰って来てからちょっと工作。

田畑の表現に使った「床用吸着シート(ベージュ)」を使って畑風に仕上げます。

実は、この作業中に水を垂らしてしまい、ベースはプリンタで印刷しただけなのでインクが滲んでしまい、補修をしなければならくなりなりました。
補修を兼ねて、気になった点をもう1つ補修。
今作ってる交差点ジオラマには、「バスが左折すると停止線と干渉する」お巡りさん激おこな不備があります。些細な事ですが本業にも関わる事でモヤモヤするのは厭なので、この機会に停止線も本来の位置に引き直しました。
あるべき停止線の位置をエクセル上で書き直し、改めて印刷。

そのあと所定寸法に切って貼り付けます。

たったこれだけですが、ちょっとリアルになりました。
本当は、こういう整備された道路の停止線は、右折部分のみ後退させた停止線は引かない(警察は基本的に全部所定位置に引くよう指導します)けど、この方が見た目が面白いからいいか。。。。(適当警察の出番)

500円でお釣りがくる堅いジオラマベース07〜舗装用・カーブ用2016年10月12日 07:22

1枚、MDF合板が余った(サイズと反りの検討のため、450×300mmの合板を仕入れ、表面にサーフェーサを吹いたものの使わなくなった)ので、道路を印刷した紙を貼り付けて園長用ジオラマベースを作ります。

ただ作ってみて薄々思ったのですが、これもHOにも転用できるのですが、これをHOに転用する場合、区画線(道路上の点線)がスケールになっておらず、少し悩ましいです(Nゲージサイズで道路構造令に合うように作っています)。

引き続きカーブ用ジオラマベース。
こちらは、設置するレール寸法がよく分からない(ユニトラックのカント付きレールですが生憎うちはトミー派)ため、カーブは現地現物合わせで切ることにします。
そのため、去年まで使っていた「貼れるボード」と呼ばれる粘着式スチレンボードを使用。
建物を固定しなければ、そこそこの強度は確保できそうです。

「レール寸法はよく分からない」と言っても、何も目印無しでは、設営作業時の負担が大きくなりますので、とりあえずユニトラックカント付きカーブ線路(R381+415)に合わせて罫書き、内側と外側とで舗装印刷の目地を90度転回させてグレーを印刷します。
また、カーブ内側にはダイソーのカーペットを敷きました。最初100均のフェルトを貼ろうとしていましたが、やはりカーペットの方が実感的です。

そんな訳で、今回工作した3枚を並べてみます。
さすがにここまで作れば、作った建物は十分に収まるでしょう。