2016国電の旅03-自分の趣味で大阪巡り(8/14PM)2016年08月15日 02:41

今回の関西旅行では、15日はお互い自由行動とさせてもらい、14日は家族で一緒に大阪の街巡りをしました。
いや、正確には独身時代は大阪はあまり行ったことがない妻を、何度か大阪に行ったことがある自分が自分の趣味で連れ回すように独断で案内。。。

まず大阪に着いたらお昼のいい時間でしたので、昼食。
大阪らしいものを食べよう、との事でしたので、阪急梅田駅近くのお好み焼き屋に行きました。
昼間から地下街の食堂街、いや小洒落れた飲み屋街といった店が多く、そのどれもが繁盛しています。
何だろう、駅前とか地下街にある、朝からやっている一杯飲み屋をそのまま洗練させたような気の置けない雰囲気というのでしょうか。同じ地下街の飲食店というのでしょうか。「食ったらそれで終わりで出て行く」東京のそれとは異なり、自分にとってだいぶ居心地が良さそうです。
お好み焼きはミックス焼きとスジネギ焼きを半々。自分たちで焼くミックス焼は、店員のおじさんおばさんが焼き方を教えてくれます。

昼食の後、大阪の目抜き通りである御堂筋を地下鉄と電車で降り、アメリカ村のお店に数軒付き合います。

そのままアメリカ村からミナミの道頓堀と食い倒れ横丁のある「ミナミ」へ。どこか済ましたようなスマートなところがある「キタ」のそれとも異なる、アジア的というかぶっちゃけているというか、大阪の超コテコテな文化に圧倒されます。

そのまま道頓堀を下って歩くと、汐見橋に行きます。
高速道路の高架下に広がるひっそりとした佇まい、関東で言えば川崎や鶴見の産業道路沿い、といった雰囲気ですが、難波から地下鉄でたった1駅隣とは思えず、そのギャップに驚きます。
そこから時間が止まったまま枯れつつある南海電鉄の汐見橋駅に。
本来、南海高野線のターミナル駅は難波ではなくここ汐見橋でしたが、昔あった沿線案内の壁画も消され、素寒品とした構内はターミナル駅の面影しかありません。
駅構内は1面2線のホームしかなく、2両編成の電車が行ったり来たりしているだけですが、カー用品店になっています隣の敷地まで昔は構内が広がっていたのでしょうか。
汐見橋から岸里玉出まで走る南海「高野線」の沿線も、大阪の街中の割には人が住んでる感じがあまりせず、大変不思議な感じがしました。

南海と地下鉄を乗り継いで日本橋に出ます。
ここは電気街で、東京の秋葉原のそれのように、電気街から萌える産業へと進化している一体ですが、秋葉原のそれとは雰囲気が異なります。
通りと筋とが碁盤の目のように整理されている大阪の街並みのせいでしょうか、通りが広いせいでしょうか、はたまた時期的に「一番濃ゆい」部分が東京へ「買い出し」に行っているせいでしょうか。
秋葉原のそれよりもだいぶ風通しが良く、よく言えば熱気、悪く言えば部室のような体臭がだいぶソフトに感じられます。
そのまま日本橋にある黄色い店に立ち寄りました。
大阪のGMストアは実は初めて。覗くだけのつもりでしたが、東京の黄色い店では品切れだったものがいろいろ手に入り、想定外の散財。。。(幸い、買ったものは10月家計簿で精算することで家族の合意を得られました)

日本橋に隣接する黒門市場まで、そのまま歩きます。(写真上)
ここは大阪でも有名な市場街ですが、日曜のせいか閉まっている店も多いです。
空いている店はどこも活気があり大繁盛。市場のお客さんも、地元の人というよりも観光客が多いです。最近の需要を反映し、外国人観光客に対応したお店も多く見られました。
日本橋から近鉄で鶴橋に向かい(写真下)、ガード下のコリアンタウンにも足を伸ばしました。
日曜の夕暮れということで、薄暗い古びたアーケード外の中に、極彩色をしたいろんな色のキムチが並んでおり、静と動いうべきか、独特の華やかさがあり、個人的に大阪でも好きな場所です。
その中の1軒の店に立ち寄り、イカのキムチを買ってホテルで食べましたが、とても美味しかったです。猛烈にお酒に合う。

最後、日暮れどきを待って京橋駅の串カツ屋で夕食。大学の時に大阪に行った時も京橋の串カツ屋に何回か行ったので、とても懐かしかったです。
しかも当時はあまり意識していませんでしたが、串カツの1個1個が大きい。
夫婦して飲んで食べて、大満足でした。