415系K521編成の工作08-クハ401車体の箱組その12021年12月18日 17:59

キットではオミットされているクハ・サハのトイレ反対側の客窓割(実車はここだけ柱が太い)。最初、0.5mmだけ窓を妻板側に移動させれば再現できると思っていましたが、α-modelのキットと比べると窓柱の太さがまだ足りないため、もう0.5mm強ほど窓を妻板側に移動させ、窓柱を太くしました。

運転席側の側面はパテ乾燥中ですが、助手席・トイレ側の側面を165系の車体に接着します。片側ずつやるのは、強度上の問題で、接着剤を十分に乾かしたいためです。
165系の側面を切り取り、切断面をヤスリで微調整します。
クハ111の側面を瞬間接着剤で止めてから流し込み接着剤で接着。
違和感なく切り継げたように見えます。切断面は、パテ盛りして乾かして削ってで仕上げます。

接着剤が十分に乾いたら、もう反対側の側板も接着。
こんな感じ、立派なクハ401になりました。
一旦塗料を落として、再度ピンクサーフェーサーを塗って仕上げ具合を確認しますが、塗料を落とした際、窓埋めに使ったプラパテも落ちてしまったため、再度のパテ盛り・削りが必要になります。

下館レイル倶楽部2021年12月定例会&小山駅きそば食べ納め2021年12月19日 22:00

今日は、下館レイル倶楽部定例会の日でした。今回は久しぶりにミニミニ路面レイアウトを持ち込むことにしましたので、車で茨城入りしました。
しかしどうしても寄りたいところが1箇所。1991年の小山駅構内受託開始以来東北線ホームで営業を続けてきたものの、契約満了に伴い来年1月で店を閉めることになった小山駅の「きそば」です。
力強い黒くて太い麺、甘いスープが特徴の、昔ながらの「駅の立ち食いそば」にはいろいろな思い入れがあり、閉店発表以降店が混む前に名残のそばを一杯いただきに、駅の駐車場にクルマを停めて小山駅東北線ホームに立ちました。
出された一杯。天玉そば450円です。氷点下のホームに立ち、美味しくいただきました。
お店は朝の8時だというのに、名残であろう蕎麦を啜る客で混んでいましたので、店舗全景の写真は断念。もう牧歌的な「きそば」は戻ってこないのかもしれません。

で、会場入りし定例会の準備。路面レイアウトを出して準備して、列車とバスを置いていざ走行。
バスが江ノ電バスでないのが残念ですが、腰越の併用軌道(実際には併用軌道区間にはバス路線はありません)の風景が蘇るようです。

路面を走る電車を上信電鉄デキに、従える列車を貨車に変えると、今度は一変して貨物専用の路面電車として有名だった若松市電(後の北九州市電)の雰囲気になります。
Bトレイン動力で組んだ上信電鉄デキは、狭いレイアウト内でも安定して走り感心しました。

さらに列車を変更。今度は名鉄600ボルト区間を走った「赤い電車」です。
レイアウトの裏側は稲刈りの田園地帯。江ノ電らしからぬ情景ではありますが、c何を走らせても似合う地方のローカル線、といった趣です。

一方のバスも電池を変えたおかげで快調に走ります。
柿の木が垂れ下がるかやぶき屋根の農家の軒下を、ゴトゴトと走っていきます。ちょうど飯能のあたりの里山の雰囲気でしょうか。。。

一方、長編成の本線を走る列車も用意してきました。今回は貨物列車を持ち寄るメンバーが多かったので、自分も貨物列車を持参。
久々にEF64の重連を出し、中央線の石油列車の雰囲気で遊びました。

これで今年のオフ会は終了です。
参加された皆様、良いお年をお迎えください。

415系K521編成の工作09-クハ401車体の箱組その22021年12月25日 21:33

車体にプラパテを盛り、乾燥するのを待ってから、220番のヤスリでパテを削っていきます。
今までは400番のヤスリを使ってきましたが、220番のヤスリの方がサクサクパテが削れて効率的に作業が進みます。

パテが削れたら、400番→800番→1000番→1500番と紙ヤスリの目を細かくしながら水研ぎします。

こんな感じで生地完成。
これから車体にディティールを貼っていきます。

ミニミニ路面レイアウトの整備その22021年12月26日 10:48

先の下館レイル倶楽部の会合に持っていったミニミニ路面レイアウト。破損防止のため、架線柱や標識類は取り外せるようにしていたのですが、運搬が終わりいざ架線柱を取り付けようとすると、取り付け孔が行方不明で、架線柱が付かない事案が発生しました。
そのため、架線柱や標識はレイアウトに固定することにしました。

固定方法は簡単で、ゴム系接着剤や瞬間接着剤を使って、レイアウトに取り付けていくだけ。
合わせて、破損が心配だった信号柱や踏切警報機も取り付けていきます。

レイアウト取り付け完了。全景としては変わったところはありませんが、設置や片付けの手間がだいぶ少なくなりそうです。

415系K521編成の工作10-クハ401車体のディティーリングその12021年12月27日 00:00

さて、車体の箱組が終わり、これからディティーリングに移ります。

その前に、側面扉が1箇所傷になっていましたので、補修をします。傷になった側面扉をを切り抜きます。
その後ストックパーツから側面扉を切り出して接着しました。

そして車体のディティーリングを開始。
まずは貫通幌が付かない偶数側クハの幌枠を削ります。
153系・401系〜415系は、この部分が165系・111〜115系に比べてフラットになっておりますので、その再現です。
幌枠は塗装後金属製パーツを付けて復元します。

次は削ってしまった雨樋の復元。車体前方、運転台上の雨樋は、0.3mm×0.5mmのプラ角棒を斜めに切って接着します。
車体後方も僅かに雨樋の高さが異なっている箇所がありますので、ここもプラ角棒を貼って高さを調整します。

その次、いよいよ近郊型・急行型の前面強化車の特徴であるアンチクライマーを取り付けます。車両更新工事時に前面強化されたと思われる当車はアンチクライマーは3本。
ボナファイデのパーツを取り付けます。アンチクライマーズのパーツは一体成形ではなく1枚1枚が別成形された悩ましい構造。パーツ付属の治具を使って孔明け後、瞬間接着剤でパーツを接着します。

多少の乱れはありますが、こんな感じに仕上がりました。
ちなみにクハ401奇数車の運転台下は、ジャンパ栓が付くため、アンチクライマーは省略しました。