富山タイプ特急電車の工作06-屋根の接着と車体の研ぎ出し ― 2024年06月12日 19:58
車体大削り出し大会に備え、屋根板を接着しておきます。
昔はマスキングの手間を嫌って屋根板は塗装後に接着する派でしたが、最近はすっかり塗装前接着派になってしまいました。
接着剤が乾いたら、目の粗いヤスリ(木工用のサンダーを使用)で大まかに車体の削り出しをします。
車体断面の形が合っていなかった前面の形が出てきました。見方によっては、秩父鉄道7800みたいにも見えます。
車体の形が出来たら、一旦傷確認のため車体全体にシルバーを塗ります。
案の定ヤスリ傷やら仕上げ漏らしやらが多数出てくるため、それらにパテを塗って、目の細かい紙ヤスリやタイラーで水研ぎしていきます。
1500番の紙ヤスリで水研ぎして、綿棒に染み込ませたうすめ液で車体を拭いてシルバーを落として、車体の仕上げ完了。
ここからディティーリングに移ります。
快楽園24-好文亭もどきを作る(屋根) ― 2024年06月15日 05:36
妻と義母との山口旅行1日目 ― 2024年06月16日 23:14
突然ですが、妻が「山口名産の瓦そばを食べたい」と言い出したため、義母を連れて1泊2日で山口旅行に行くことになりました。
最初ツアーで行こう、という話でしたが、2月の旅行の時同様ツアーが催されるかどうか怪しかったため、飛行機と宿のダイナミックパッケージを手配。一人3万円強、ということでまぁまぁな値段となりました。旅費はゴールデンウィークは家に閉じこもることで捻出。
で旅行当日、まさかの寝坊してしまいちょっと肝を冷やしましたが、なんとか巻き返しをして、結果的には予定の電車に乗れて羽田空港到着。
国内線の飛行機に乗るときは、万が一の電車トラブルに巻き込まれても飛行機に乗りはぐれないよう、出発1時間以上前に空港に着いているようにしております。保安検査も予想以上に空いており、結果的に1時間も飛行場で時間潰しをすることになりました。
今回の飛行機はバスラウンジのため、地上を行き交うランプバスや作業車を見ながらの搭乗待ちです。
なお、バスラウンジの売店は思いの外ショボく、欲しいと思っていたノンアルコールビール(午後は運転が控えているため)は買えませんでした。
そんなこんなで飛行機(ANA693便山口宇部空港行き)に搭乗。
途中羽田空港では離陸待ちの時間が長く、飛行機がドアを閉じてから離陸するまで30分近くかかってしまいました。
それでも離陸すれば揺れもあまりなく、快適な空の旅となりました。
飛行機は名古屋、大阪、岡山、広島と新幹線沿いを飛んで山口へ。途中名古屋港を跨ぐ高速道路「名港トリトン」も機内から見渡すことができました。
1時間のフライトを終えて山口宇部空港に着陸しましたが、どうも妻の具合が乗り物酔いで芳しくない状況。あまり無理はさせられないと思い、予定していた秋芳洞訪問はカットして、借りておいたレンタカーで一路下関に向かうことにしました。
そんな中でもちょっと立ち寄り。
今回の山口旅行で個人的一番の目当てが美祢市役所で保存されているC58 36。
この機関車、昭和42年の水戸線電化まで小山・水戸を根城にして水戸線の列車を牽いており、電化の後も解体を逃れて山口の地に転籍して最後の奉公をした実績があります。
水戸線を識る者として一度は目にしておきたいカマでしたので、こうして会えて大満足です。持参したNゲージ模型と並べて記念撮影。
美祢市はセメントの工業都市で、昔はセメントを貨物列車で搬出していた歴史もありましたが、昭和50年代に貨物は専用道路経由の輸送に切り替えられ、美祢線は大雨災害でも復旧されない路線として休止状態に置かれています。
引き続き高速道路に乗ってレンタカーで下関へ。予定より早く宿に着いたので、晩酌の酒の買い出しついでに下関駅へ。
小学生時代の憧れだった115系3000番台がホームで待機しておりました。
ホームは昔からの優等列車を受け入れる長いホームに立派な屋根がかかっているものでしたが、4両分しか段差を無くするための嵩上げがなされておらず、それがかえって侘しく見えてしまいます。
夕食は、義母のリクエストで下関市内でふぐをいただきました。まずはひれ酒で乾杯です。
お店で出てきたふぐ料理の中でも特に印象的だったのは焼ふぐ。牛タンみたいにふぐの切身を焼いて食べるのですが、肉厚でとても美味しかったです。
ふぐだけでお腹が一杯になりました。ひれ酒のおかげでベロベロになりつつもホテルまで生還しました。
妻と義母との山口旅行2日目 ― 2024年06月17日 23:00
今日は山口旅行の2日目、世は月曜日ですが夫婦で有給休暇を取って物見遊山です。
起きて朝食をいただいてからはまず、下関の唐戸市場に寄ってお土産の調達です。唐戸市場は下関でも有数の魚市場で、競りを行う広場のほか、小売をする店や食堂がいっぱい入っています。
市場内にあるフグの置物が可愛らしいです。ここで自宅用のふぐを始めとする海産品をいろいろ購入しました。
40分くらい唐戸市場を冷やかしてから、レンタカーで山陰本線沿いに北上します。
山陰本線は昨年の大雨の影響で、長門市〜小串間が現在運休しており、代行バスかレンタカーかでの移動とせざるを得ません。
1時間半近く車を転がして、角島大橋に到着。ここは本土と角島とを結ぶ橋で2000年に開業したものです。この橋の魅力といえば、海上を渡る風光明媚なこと。2022年に渡った宮古島の伊良部大橋を彷彿とさせる、海の上を往く爽快感が味わえます。
角島大橋を渡り満足したところで、もう1ヶ所立ち寄ります。寄ったのは現在運休中の山陰本線阿川駅。ここは作家の阿川佐和子とその父阿川弘之が著書で「阿川家ゆかりの地」と謳ったところです。「南蛮阿房列車(アガワ渓谷紅葉列車)」によれば、どこまでが本当のことか分かりませんが、原始蒙古族が朝鮮半島から日本に渡り阿川の地に辿り着いた、可能性もある、と記されています。
今は駅舎もコンパクトなものに建て替えられ、昔を偲ぶものはあまりありません。
そのまま車を東進させ、長門市の西端にある元乃隅神社に寄ります。ここは京都の伏見神社のように鳥居が立ち並ぶ風景が大変フォトジェニックなスポットです。妻がここに行きたいと思っていたことから立ち寄りましたが、確かに海の上の半島に立ち並ぶ鳥居は壮観でした。はるばる来てよかったです。
元乃隅神社で面白かったのが「鳥居の上にある賽銭箱」。ここまでお金を投げて入れば願いが叶うという言い伝えの賽銭箱です。球技はからっきし駄目な自分でしたが、鳥居上への賽銭の投げ銭にチャレンジしたところなんと2回でIN。半分終わろうとしておりますが、今年はいい事がありそうです。
時間もおしてきましたので長門市の長門湯本温泉にある老舗の蕎麦屋で、山口名物の「瓦そば」をいただきます。これは熱した黒瓦に茶そばと具を載せて供されるもので、焼きそばのような食感が味わえます。
東京ではほとんど見ない山口名物で、美味しかったです。
こちらも運休中の美祢線沿いに南下し、帰りの飛行機が出るちょうど1時間前に山口宇部空港に到着。無事レンタカーを返して旅行は御開きとなりました。
最後は羽田空港で、旅行の無事執行を祝って3人で乾杯しました。
この時期に旅行をするのは珍しいですが、天気にも恵まれ(ちょうど今日山口県が梅雨入りしましたが、雨には降られずに済みました)、大変いい旅行になりました。
モジュールオフの準備 ― 2024年06月19日 20:04
旅行から帰ってきて夫婦共にヘロヘロで仕事をこなすのがやっとです(もう若くないですから・・・)
ですが、今週末に控えたモジュールオフに向けて車両の整備を進めます。
今回のテーマは「特急」と「東武電車」。スポーツバッグ一杯に詰めた車両を出して試走させます。
調子が悪い車両は分解整備を行いましたが、いまいちご機嫌が悪いようです。。。
モジュールも箱から出して整備。接着が切れて吹っ飛んでしまった人形を回収し再接着します。
合わせてモジュールに積もったホコリの除去を行いました。結構積もるものです。
で、持ち込む荷物はこんな感じ。
衣装ケース4箱にスポーツバッグと手提げ袋が1個ずつ、あと箱に入らなかったアクセサリー類とクーラーボックス。
近年稀に見る大荷物です。。。
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